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スカイツリー 2

スカイツリーの入場は30分ごとに区切られていて、一日に25回設定されています。
一日の入場者は一万人ぐらいなので一回当たり400人ってところでしょうか、上手い具合に割り振ってますね。

受付でクレジットカードを渡して入場チケットをもらった後はベルトコンベヤー式にエレベーターへ誘導されます。
グループの場合は最初から揃ってた方がいいですね。

エレベーターはわずか1分で350m展望台へ。急な気圧変化で耳がキーンとなります。

エレベーターを降りると目の前に広がる大パノラマ。頭がクラクラして窓際に近づくのも一苦労。
ていうかコレ、揺れてるよね。気にしない人は気にならないと思いますが、僕はフツーに歩いてても揺れを感じました。足を踏み出すたびに脳内で位置補正が必要なので、最初は歩くだけでもビクビク。

しかし、第1展望台は後回しにして第2展望台(450m)のチケットの列に並びます。上の展望台は当日券しかないので、先に並んでおくのがベター。

10分ほど並んでチケットに入手すると、またもやベルトコンベヤー式にエレベーターに誘導されます。選択肢無しかい!
ちなみに、下のエレベータは東芝製、上のエレベーターは日立製という事です。詳しい人だと乗り心地の違いが分かるんでしょうかね。

上のエレベーターはカーゴの上と横がガラス張りになっています。この構造を見ただけでドキドキ。

40秒ほどでいよいよ450m展望台です。
展望台は円形回廊になっていて、まるでスタートレックのエンタープライズ号の様。
グーグルマップを見ながら川や建物を確認、いやホント、すごい眺めですね。
遠方に東京タワーを確認。今いる場所が450mという事はタワーの天辺よりも高いですね。ふぅ(汗)

回廊を半周すると正真正銘の最高地点「ソラカラポイント」に到達です。人混みの合間を縫ってエイリアンを撮影。
ソラカラポイントは451.2m。因みに世界一高いところにある展望台はブルジュ・ハリファの452mだそうです。惜しい!

20分ほどウロウロして再び第1展望台へ。ショップやカフェもあるんだけど、ものすごい行列で断念。
フロア340のガラス床を目指します。ここは文字通り床面がガラスになっていて、340m下まで見通せます。
このガラスに乗るのは勇気が要りますね・・・おマタがヒュンってなります・・

計1時間ほど楽しんだあとはエレベータで地上へ。なんというか地に足がついた感じがホッとしますね。
タワー付近のソラマチタウンも面白そうだけど、飛行機の時間が迫っていたのでパス。

ちなみに、タワーのある京成押上駅から京急羽田空港までは直通便のエアポート快特があります。約40分で640円。
駆け足の東京見学でしたが、天気に恵まれました。
それにしてもスカイツリーは面白い。次は富士山が見える時間帯に行きたいものです。

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スカイツリー1

東京スカイツリーに登りました。

押上駅到着は14:30。月曜日なのにすごい混雑、土日はどうなってるんだろう?
入場まで時間があるのでツリーをぐるっと半周します。

スカイツリーの南側に旧商店街があり、ツリー景気を見越してか沢山の店が出ています。
しかし・・・いま一つ人通りが少ない。
観光客はスカイツリータウンに集中してしまい、わざわざ川を越えて旧市街には来ないみたいです。
ツリー完成前はものすごい混雑だったんですけどね。

気を取り直して川沿いを西に進むと、道路のカーブミラーを抱えた人がいます。
近寄ってみると、観光客向けの自分撮りサービスのようです。
普通のカメラでは画角が狭すぎてツリー全景を1枚に収めるのはまったく無理。
カーブミラーは魚眼レンズのように写るので、ツリー全景を収めつつ自分たちが写ることができるのです。
ミラー重そうだったけど、こういうアナログなサービスはすごく楽しい。いいアイディアです。
待ち行列ができていたので撮影はパス。

更に歩いて業平橋へ。
沢山の人が立ち止まって記念撮影しています。ニュースで見た景色そのまま。
橋にはカーブミラーを持ったオジサンがいるけど、こちらはスタッフではなく地元の一般市民のようです。
観光客の写真を撮ってあげたり道案内をしたり、親切ですね。

しかし・・・どうも雰囲気が近寄りにくい。
撮影スポットを勝手に仕切って「次は君」とか、「こっちの角度のほうがいい」とか、ちょっと口を出しすぎじゃないかなあ。
こういう「自主オジサン」が何人かいて、お互いビミョーにけん制し合ってるのもチョット怖い。
善意がもとでトラブルにならないように御注意願いたいところ。

押上駅から業平橋駅まで500m程なのに盛りだくさんで疲れてしまいました。
一旦マクドで休憩。
他店舗がそれなりのお値段なのに、マクドは全国どこでも同じ値段で座れるから助かります。
20分ほど休んで、いざ入場口へ!

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スカイツリーの謎

スカイツリーの入場券が取れました。
かなり混雑しているという話を聞いていたので「半年先まで売切れ、みたいな感じかな?」と思っていたら、東京に行く日にちょうど空きがありました。
さて、いざ取ろうとしたら、む、難しすぎる・・・

スカイツリーのウェブサイトから「ネット予約についてはこちら」をクリックすると、そこは条件分岐の嵐。
「入場日は7月10日以前か?」「個人か団体か?」という分岐がダラダラと1ページに書かれていて、「自分が何に該当するのか、全部読まないとわからない」という素敵仕様です。これ考えたヒトは、「自販機のボタンを100回連打しないと購入できない刑」でいいと思うよ。

苦労して全文を理解し、「Webチケット」をクリックすると、今度はチケットぴあが管理する別のページに飛ばされます。そこでも微妙に異なる文言の条件分岐が・・・。まあ、内容は同じなんでしょうけど「同じ」かどうかは全文読まないと分からないよね。
これ作ったヒトは「新明解国語辞典の第3版と第4版の違いを手で書き出す刑」にしてほしい。

更に、チケット購入にはスカイツリー用のアカウントを作る必要があります。殆どの人は一生に一回しか行かないだろうに、なんでわざわざアカウント作る必要があるんだろう・・・

文句を言っても仕方ないので、アカウントを作成してクレジットで決済。すぐに予約完了メールが送られてきました。この辺の素早さは、さすがネットという感じですね。
ちなみに紙のチケットは当日まで発券できません。指定された時間内(猶予はたったの30分間)に券売機に並び、購入時に使ったクレカを差し込むとチケットが発券されるという仕組みです。

面倒くさいのは確かですが、転売防止で仕方なかったんだろうなと同情はします。
発券にはクレカが必要としたことで、ネットでの転売は殆ど防止できます。逆にオークションでスカイツリー入場券が売っていたら、まず間違いなく詐欺ですのでお気を付けください。
また、発券をわずか30分に絞っているので、現地で大量発券して転売というのも難しいでしょう。
過去の転売の手口をよく調べて対策してあるなと思います。

予約完了して一息ついたあとに最大の謎が待っていました。スカイツリーのページを見ると「発券にはクレカと購入時メールの2点が必要」という不思議な文言が書かれています。
チケット発行で「クレカ、または購入時メール」という話は聞きますが、「クレカ、かつ購入時メール」というのは聞いたことがありません。
クレジットカードの持参者が購入者であることを疑う理由はないのですから、カード以外が必要というのは不思議です。しかも、要求するものが「メールを印刷したもの、またはメール」と非常に緩い(いくらでも偽装できる)ものになっています。
一体なぜ、こんなアンバランスなルールになっているのでしょうか?

ここから先は想像ですが、「券売機のシステム上は指定時間外でもチケットが受け取れてしまう」のではないでしょうか。
「メールまたはメールのコピーを持参」などとアバウトな条件判定は人間の係員がいないと対応できないので、券売機の前では「人の目でメールを確認して、指定時間内の人だけに券売機を操作させる」というチェック体制が取られているのだろうと想像します。
もし仮に「指定時間以外の発券は一切不可能」というシステムにしてしまったら、天候などのトラブルで入場時間が乱れた時に対応ができなくなってしまいますからね。

そんなわけで、「メールで入場時間を確認」という緩いチェックをすり抜ければ、指定された時間外に券を受け取ることも可能なのかもしれません。
転売ヤーの狡猾さは目を見張るものがありますから、抜け穴ができないように頑張ってほしいものです。

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遠き山に日は落ちて

アップル社のMobileMeが終了してしまいました。

ネットでは特に話題になる事もなく、消えるような最期です。有料で使っていた人は最後の支払いが1年以上前だし、コンテンツの移行も終っているでしょうから、言われないと気づかない人が多いのかも。

終了のお知らせまで各国語を用意しているあたり、さすがはアップル。



今日は人知れず感慨に耽る事にします。