電動アシスト自転車で激坂チャレンジ

ドコモのレンタサイクルが便利です。
全国のサービスエリアで電動アシスト自転車が借りられて、30分110円なので地下鉄よりずっと安い。
ふと「電動アシストで坂道も楽に登れるのではないだろうか?」と思い立ったので実験してみました。

map2つの激坂チャレンジ

1つ目は札幌の「盤渓峠」。
円山公園駅から盤渓スキー場へのバス路線です。距離2.3kmで180m登坂、平均勾配8%とかなりの激坂。
公園裏のセイコーマートから出発すると、壁のような激坂が始まります。
普段なら立ち漕ぎになってしまうところが、電動バイクだとサドルに乗ったままでグイグイ登れます。いかにも「モーターがサポートしてくれています」という感じ。
自転車本体と人間の重さで90kg以上はあるのに、今時のモーターのトルクはすごいですね。
普段はロードバイクで約12分かかるところを8分10秒で登坂。3分の2に時間短縮という驚きの成果。

IMG_3129盤渓の坂。円山公園の裏手のセコマからスタート

IMG_3132盤渓の坂のピーク

最初は盤渓だけで終わろうと思っていたのですが、これだけ快適だともうちょっとチャレンジしたくなります。
続けて「旭山記念公園」に向かってみました。
界川の十字路から公園入り口まで、距離800mで70m登坂、平均勾配8.8%と、盤渓より短いものの勾配はこちらの方が厳しい。
こちらも立ち漕ぎせずに座ったままスイスイ。路面状態が良いので、むしろ盤渓より楽なぐらいでした。
普段は5分かかるところを3分で登坂。こちらも3分の2に時間短縮です。

IMG_3137旭山記念公園

2つの坂を登り終えると、バッテリー残量60%ほどになっていました。平地だと1時間乗っても残量80%ぐらいなのでかなりの負荷だったのでしょう。
電動バイクはあくまでも「サポート」なので、足が疲れることには変わりありません。
しかし「サドルを踏んでいる」体感的な重さに比べると「進んでいる感」が大きいので爽快感があります。
普段なら100の労力で登るところをアシスト付きだと60の労力で済んで、爽快感は3割り増しという感じでしょうか。
「楽をする手段」というよりも「面倒なことを楽しく済ませるツール」という印象でした。

consoleバッテリ残量

2023年6月18日