昭和と西暦
気づいたらＳＦ滞在５日目。今日は朝から晩までセッションが詰まっています。しかも、北大の特別講義のレポート提出の締め切りが迫っているという罠。昼休みも休む間もなくレポート書きです。
長い一日が終わると、アップル主催のガーデンパーティが待っています。明日はもう最終日なので、参加者の大半は今日が最後の夜になってしまうのです。
ＩＤカードがあれば参加無料ということですが、アルコールを飲む人は年齢チェックが必要だそうです。ＷＷＤＣに未成年が来てるのか？ とも思いましたが、さすがにアメリカはそのへん厳しいんですね。
１Ｆの受付に行き、「ガーデンパーティに参加」というと「年齢を確認するものを見せてくれ」との事。パスポートをホテルの金庫に入れてしまったので身分証がない。これはピンチ。
あわてて財布を探すと、北大の学生証が出てきました。それを見せると「ＯＫ」と言われ、手首に紙製のバンドを捲かれました。取り外すと元に戻らない構造で、これが「アルコール認証を通ったよ」という印のようです。
しかし、後から学生証を見ると、生年月日が「昭和」で書かれています。よくこれで通ったなあ（笑
氏名や大学名はローマ字表記があるのに、生年月日が昭和だと海外で使えないじゃないですか。改善要求できる立場じゃないけど、これは何とかしてほしいなあ。（追記、このあと北大も西暦表記になりました）
パーティ
日本人グループと連れ立って出かけると、会場前の歩道に気が遠くなるほどの行列が出来ています。道行く人も「何これ？」みたいに怪訝な表情。まさかこの列じゃないよなあ、と思って顔ぶれをみると、どうみてもＷＷＤＣ参加者。
入口のＩＤチェックは簡単なので列はスイスイ進み、10分ほどで入場できました。
それにしてもすごい人の数。５０００人全員が居る訳じゃないだろうけど、２〜３０００人は来ているんじゃないだろうか？ 近場で適当に食べ物を貰って、他の日本人参加者と歓談です。
殆どの日本人参加者が小規模なソフトハウスの人で、あまり大手の人はいませんでした。やっぱこういうのは丸投げなのかと、ちょっと悲しくなったりして。
東京ではＷＷＤＣの１週間前に親睦会があったので、大半の人はそこで知り合いになっていたようです。
コンサートが始まって会話しにくくなったので、終わりまで見ずにホテルに戻ります。夜は寒すぎて半袖だとちょっと辛い。
