6月13日(土) Day7 「また会う日まで」

勝てば官軍

IMG_2176 IMG_2175 WWDCが終わってしまったので会場の朝食がありません。散歩がてらユニオン・スクエアまで行ってみました。100m四方ぐらいの小さな公園ですが、観光パンフレットには必ず載っている有名どころ。南北戦争の開戦時に北軍が決起集会を開いたそうです。日本で言うと関ヶ原みたいなものか?
スクエア内に喫茶店があったので寄ってみることに。コーヒー$2と激安。サンドイッチとか無かったのでコーヒーのみ。朝食は近くのコンビニみたいなところで購入して、部屋で食べたのでした。

世界制覇

IMG_2187 同じホテルに7日も泊まったのは初めて。距離感がつかめて馴染んできたところなので、よけいに名残惜しい。
9:30チェックアウト、9:55バス乗車でSFを離れます。空港は近いので10:30到着。
免税店でお土産を物色していると、「ご当地キティ サンフランシスコ版」が置いてありました。ここ数年サンリオは日本中の観光地で「ご当地キティ」を売っていますが、まさか海外進出しているとは。
空港内は特にイベントもなく、13:00飛行機に搭乗です。

6月14日(日) Day8 「故郷への長い道」

刻を超えて

機内では映画を見たり本を読んだり。12時間も乗っているとハードカバー1冊読み終わってしまいますね。日付変更線を越えるから、時計を16時間進めます。さっきまで土曜の朝だったのに、一瞬で日曜の夕方に。ちょっと損した気分。
初日が長くて最終日が短いのは下の図で理解してください。

Jet lag

行きて帰りし物語

成田着は17:15.気流の関係で11時間の予定が12時間、さすがに尻が痛い。札幌へ戻る便を遅めに設定しておいてよかった。
成田→羽田はバスで1時間半、3000円。羽田発20:55、千歳着22:30。家に帰ったら23:50でした。8日間の長い旅はこれにて終了。

感想戦

安い
今回のツアー228000円(飛行機・ホテル6泊分含。食事無)。もっと安い177000円というパックもあったのですが、迷っているうちに売り切れてしまいました。
この料金で2名1室(相部屋)食事無し。ホテルのランクと立地を考えたらかなりお得。
食事する場所にも困らないし、スーパーの値段は日本とほとんど同じ。バスや電車も割と安い。円が強いおかげもあるけど、ヨーロッパに行くことを考えたらこの安さは魅力ですね。
治安が良い
正直、初めての渡米でクビクしていました。気づいたら路地裏に紛れ込んでいて、大勢の男が一人を取り囲んでいるところにバッタリ。「ヤバイ、見られた」「追いかけろ!」・・・みたいな事が起きたらどうしようかと心配していたけど大丈夫でした(映画の見過ぎだって)。どちらかというと夜の渋谷を歩く方がよっぽど怖い。
SFの歴史はよく知らないけど、市民の努力で治安を良くした感じ。一部の店では自前で警備員を雇っているようです。終夜営業のファーストフードでは屈強な若者が「Guardian」のTシャツを着て客を監視?してました。最初はちょっと怖かったけど、よく考えるとガーディアンが居た方が安心です。
ヨーロッパではアジア人が目立ってしまうので、地下鉄の中などでジロジロ見られることもありましたが、SF市内は人種の坩堝というか、近くに中華街があるので、日本人が独り歩きをしても全く目立ちません。この「浮いてない」感じも安心でした。
海外に自動販売機が少ないのは「窃盗を防ぐため」という話を聞きますが、その割には銀行ATMがあちこちにあります。しかも日本のような小部屋になっていません。暗証番号を押す時も現金を数える時も、人通りの多い往来です。自販機よりよっぽど危ないんじゃないかという気がしますが、アメリカ人の危機感覚は分かりません。
景色が雄大
SF市内にいる分には日本の都会とあまり変わりませんが、ちょっと郊外に出ると「さすが西海岸」という景色が広がっています。
WWDC
10年近く憧れていたWWDC。期待以上でした。とにかくプレゼンが良く出来ているし、質疑応答も活発。ラボのジーニアスも親切で知識が豊富。世界の頂点ってこんなになってるんだなあと、圧倒されてしまいました。
ちゃんと英語力を身に付けて、またここに来たいものです。
WWDC2009 おわり