6月7日(日)Day 0 「Now or Never」

旅立ちの歌

wwdc2009.jpg 米アップルコンピューターが主催するWWDC2009に出席することになりました。憧れのシリコンバレー。花のサンフランシスコ!

WWDCは米アップル社が主催している開発者向けの会議。Mac, iPhone のソフトウェア開発している人が世界中から集まって、新技術の報告会を開いたり、プログラムについて議論したりというお勉強会のようなもの。
僕が最初にWWDCの事を知ったのは10年以上前になるでしょうか。アップル社をめぐる動きが非常に激しかった時代です。ちょっと思い出すだけでもスティーブ・ジョブズのアップル復帰、マイクロソフトとの協力体制、新OS「ラプソディー」開発(そして頓挫)、iMac の発表などなど。インターネット時代に突入する寸前の熱い時代でした。

当時は(院生のくせに)英語なんてサッパリ聞き取れないし、海外に行く金もないし、そもそも申込書の英文すら読めなかった・・・
相変わらず英会話はサッパリですが、ニュースのように発音がはっきりしていれば、なんとか聞き取れるようになりました(iPod のおかげです)。
今年はジョブズの基調講演がないと分かっていたのですが、来年出てくるとは限らないし、そもそも自分の時間が取れるかどうかも不明。
言いたくないけど、この年になると「1年後に今の自分はない」という言葉が身にしみます。そんなわけで「Now or Never」の精神で参加することにしたのでした(って、大げさだな)。

先立つものは

先ずは参加申し込み。ADC(Apple Developers Connection)のページからチケットを購入です。早期割引を使っても12万円。小遣い何カ月分だよ? とかは考えない。
チケット購入後は、自宅に何かが送られてくるわけではありません。Web上に購入履歴が記録され、10桁ぐらいのIDが与えられるだけ。実態を持った「モノ」は当日WWDCの受付に行くまで何もありません。
さすがはインターネット時代、進んでますね。

続けて近畿日本ツーリスト主催のWWDCツアーに申し込み。個人予約しても良かったんですが、ツアーにしておけば同行の日本人と知り合いも作りやすいかな、という打算がありました。
こちらのツアーは日本人らしく紙の書類のオンパレード。ESTA(電子渡航認証)番号やパスポートのコピーをFAXで送ったり、振込案内やツアー日程が紙で送られてきたり。
ツアー日程に至っては参加者用と家族用に同じものが2通。日本人の気配りには頭が下がります。

旅立

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エイリアン人形も旅立ちの準備

そしていよいよ6月7日。成田の出発ロビーは「いかにも」な人たちであふれています。ここだけ妙に iPhone 率が高い(笑)。
残念ながら曇っていたので日付変更線は見えませんでした。晴れていれば海上にうっすらと白い線が見えるらしいのですが・・・ちなみに赤道はちゃんと赤いらしいですね。(嘘ですよ)
約9時間の搭乗を経て、サンフランシスコ国際空港に到着。時差は16時間なので、出発したより前の時間に戻ってます。成田発6月7日16時で、SF(San Francisco)着が6月7日11時。長い1日になりそうです。

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時差と機内食

JL002,成田(6月7日18:05)ーサンフランシスコ(6月7日11:30)