8月16日(土) Day 1「成田・チューリッヒ・ルツェルン」

成田にて

01 スイスエアラインのマークは赤地に白の十字。スイス国旗がデザインされた機体を目の前にして、ようやく海外へ行く実感がわいてきます。出発ロビーからネットに繋がったので機体を撮影してアルバムへアップ。
飛行機は直行便で成田10:25発、チューリッヒ着15:55。サマータイム中なので時差はマイナス7時間。

機上にて

02 最近の国際線はエコノミーでも座席毎に液晶モニタが付いていて、映画や機外カメラの映像が見られるようになっています。映画は新しいのが多くて、上映済みだと「ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛」「ラスベガスをぶっつぶせ!」なんかがありました。未公開では「アイアンマン」「ベガスの恋に勝つルール」など。特にアイアンマンは封切りまで1か月以上あるのでお得な感じです。

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今回は iPhone の他に iPod touch も持って行きました。iPhone は通信用、Touch は映画用という使い分け。


成田ーチューリッヒ
LX161, 10:25(8月16日)-15:55(8月16日)
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チューリッヒ(Zurich)

02 12時間のフライトを終え、ようやく機外へ。入国手続きはどこだろうと探していると、皆さん地下鉄に乗っています。
「入管フリー・・・な訳はないよな」と思ってよく見ると、敷地が広いので空港内の移動に専用地下鉄が走っているようです。さすがは観光の国と感心。

入国手続きは実にあっさりしていて、目的地を聞かれることもなく、パスポートの「表紙」だけで通してくれました。入管の判子すら押してくれなかったのは残念。
こうして、拍子抜けするほど簡単にスイス入国を果たしたのでした。

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通信手段を確保する

swisscom 入国してまず最初に寄ったのが「Swisscom(スイスコム)」のショップ。スイスコムは日本のNTTのようなものでスイス国内の通信事業最大手です。
手持ちの iPhone は国際ローミングに対応しているので、手続きをしなくても国際電話やネットができるんですが、データ通信は1MB2000円という超高額。油断していると、帰国してからとんでもない金額を請求されてしまうのです(いわゆるパケ死)。

そこで、スイスコムの Value Card の登場です。このカードに書いてあるパスワードを使えば、国内各所にあるWi-Fiアクセスポイントに接続可能。複数回ログイン対応なので、2時間を上限として使った時間だけ引かれる仕組み。
2時間分で50Fr.(約5000円)の値段はどうかと思うけど、パケット料に怯えることを考えれば許容範囲。旅行中に写真をアップできたのはこのValue Cardのおかげなのでした。

Money.JPG ショップの場所は調べていなかったのですが、駅構内であっさり発見。「Value Card はありますか?」と尋ねると、机の中をごそごそ探して出してくれました。
これがスイス国内で現金を使う最初の機会。財布からスイスフランを出すと店員さんがしげしげと眺めて一言「新品のお札だね、こっちへ来てすぐ銀行に寄ったのかい?」。いきなり難易度の高い会話です。
「日本で手に入れたんだよ」とだけ話すと「日本の銀行はすごいね」みたいな会話で終了。まあ、初日だしこんなものか。
ちなみに、スイスの通貨はスイス・フランで、1Fr.=約100円なので計算し易いです。

移動手段を確保する

swisspass 続けてスイス国営鉄道の窓口へ。今回は国鉄が8日間乗り放題になる「スイスパス」を日本で購入していったのでした。これは使用開始日を記入する"Validate"という手続きが必要なのですが、窓口でスイスパスとパスポートを見せると"From today?"と聞かれただけであっさり手続き終了。
ちなみにスイスは数字の書き方が独特で、「1」が「7」に、「0」が「C」に見えます。
"First Day"の箇所を見ると「76 C8 C8」の様ですが、これは「16 08 08」で「2008年8月16日」の意味。

03

こうして、通信と移動手段を確保。
思いのほか時間がかかり、ふと時計を見ると列車の発車2分前。スイス国鉄は改札が無いので何とか間に合い、予定どおりにルツェルンへ到着したのでした。

16:47-17:50、チューリッヒ国際空港駅→ルツェルン駅/IR2357/スイスパス
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"IR"や"IC"は列車種別

ルツェルン(Luzern)

swisspass スイス建国の舞台・ルツェルン。スイス国内のほぼ中心にあり、古くから交通の要になっている街です。
ルツェルン到着は現地時間の午後6時。この時期の日没は午後8時半なので空はまだ明るく、街並みを楽しむ余裕があります。

1泊目に選んだのは "Hotel Lowengraben Jail"。竣工は1860年という歴史のある建物ですが、1998年まで刑務所だった設備をホテルに改装したという変わり種。良く見るとホテル外壁に脱走する囚人の絵が書いてあったりしてお茶目です。
丈夫そうな鉄格子を抜けて宿泊棟へ。室内は窓に鉄格子、ドアに除き穴と物々しい設備ですが、刑務所時代の備品がガラスケースに展示してあったりして、あくまでも「雰囲気作りの備品」という感じです。個人旅行で1泊だけならアリでしょう(安いし)。

とにかく眠かったので夕食はCOOPのパンとジュースで済ませてしまいました。まあ、それだけでは勿体ないので、川沿いにあるオープンテラスでビールを一杯飲んでからホテルへ帰還。
一眠りしたら夜の街にでも・・・と思いつつ、朝までぐっすり寝てしまったのでした。

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ルツェルンを散歩