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トマス・モア

映画ドラえもん「のび太と空の理想郷」を見た。
裏山で昼寝をしていたのび太は、空の上に「三日月型の島」が浮いているのを発見する。それが噂話で聞いた「ユートピア」ではないかと考えたのび太は、ドラえもんの道具でユートピアを探す旅に出る。
ドラえもん曰く世界には「不思議な三日月型を見た」という伝承があるらしい。タイムマシンでそれらの目撃談を一つ一つ検証すれば、いつかはユートピアに出会えるかもしれない。
果たして、その伝承の一つは本当に「空に浮かぶユートピア」だった・・・というのが導入部。

ここ数年の映画ドラえもんは、藤子F先生による原作モノ(恐竜・大魔境・鉄人兵団)と、映画オリジナル(宝島・南極カチコチ)が交互に作られていて、今回は「映画オリジナルストーリー」です。
まあ、ぶっちゃけると5段階評価で2ぐらいの作品。「思わせぶりな登場人物」「感動的なセリフ」などがツギハギで、いかにも商業芸術でございますという感じ。

たとえば導入部。せっかく「空に浮かぶ三日月の島を発見した」のに「じゃあ、タイムマシンで過去の目撃情報を検証しよう」という発想がよくわからない。目の前に不思議現象が起きているんだから、なぜそれを探索しないのか?
ようやく辿り着いたユートピアでは、ジャイアンやスネ夫が「良い子」になるという不思議現象が起こり、のび太が違和感を覚えるのですが、それを肯定したり否定したりと、いま一つ視点が定まらない。
そして、ゲストヒロインであるはずのハンナちゃんが、本当に何もしません。ただ居るだけ。
さらに「謎のキャラクター」であるマリンバは、「ルパン三世」の峰不二子みたいな言動で、藤子テイストからは完全に浮いている。
ラスボスの三賢人も、キャラが立たないまま「実は**でした」と言われても「誰それ?」という感じ。

藤子F先生の原作も当たり外れは大きいのですが、それを差し引いても今回の脚本の散漫さは酷いと思う。

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ディズニープラス

ディズニー社のネット配信サービス「ディズニープラス」に加入しました。
コロナの影響で新作映画の上映が難しくなっています。CG映画のピクサーも昨年から劇場作品を最初からネット配信するようになってしまいました。
最初は「ピクサー新作を見るためにしかたなく」だったのですが、いざ入ってみるとラインナップがとても充実している。
ピクサーは米国のTV向けにも短編をたくさん作っているのですが、日本ではあまり見る機会がありませんでした。「トイ・ストーリー」のスピンオフである「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」「レックスはお風呂の王様」「謎の恐竜ワールド」などなど、存在は知っていたけど未見の作品があるのはありがたい。
コロナ禍で外出を控えて、夏休みはピクサー三昧です。

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夏至祭

IMG_4744.jpg自転車でスウェーデンヒルズの夏至祭へ。
スウェーデンヒルズは札幌北部に作られた住宅街で、本場スウェーデン様式の家が並んでいます。
どう見てもスウェーデンな街並みに「日本人の本気すげー」と本国で話題になったとか。
実際、スウェーデン国王が来訪したこともあるようです。

夏至祭では町民たちが民族衣装に身を包み、演奏会や結婚式などか催されます。もちろん屋台も。
マイストングというポールを人力で立てるのがハイライト、なのですが今回はパス。

オッさんライダー4人組で50kmのユルい集りでした。

最近は朝晩しか自転車に乗ってなかったので、昼の日差しを舐めてました。
帰宅したら腕が真っ赤っか(u_u)

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シーズンイン2017

261941840_unknown.jpg自転車を出しました。
先週ぐらいから路面が見えてきてソワソワしていたところ、週末は晴れ予報が出ていました。
金曜夜に自転車メンテ、ライトなどを充電して準備バッチリ。

とりあえず北へ向かうかと走りだしてから、パンク修理キットを忘れたことに気づきました。
万一のことを考えて自転車屋さんの多い札幌中心街を抜けるコースに変更。
目的地を「旭山記念公園」に定めました。

例年ならシーズン最初のライドは息が上がってしまうのですが、今年はペースが落ちません。比高110mの旭山記念公園を一気に駆け上ることができました。Fitbitのおかげで冬の間も1日一万歩をキープしていた効果でしょうか。
雪がないのは駐車場まで、展望台までの50mほどは自転車を担いで徒歩です。
雪の斜面の向こうに見える札幌中心街が美しい。

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廃線の夏

Route_001.jpgこのところJR北海道は廃線・廃駅ラッシュです。事情は色々あるのでしょうけれど、基本的には賛成。
幾つかのローカル線を見てきましたが、単純にビジネスとして考えたら、廃駅が議論されるような路線を「維持しろ」とはとても言えません。
沿線住民の利便性ですが、自家用車かバスで十分なのではと思います。
北海道の鉄道は冬場の維持管理が大変なので、レールを維持することにこだわるよりは、あっさりとバス輸送に切り替えたほうが逆に柔軟な対応が期待できそうです。
休止中のJR日高本線、どうなるんでしょうね・・・・

そんなわけで、夏休みの自転車旅行は廃線予定のJR増毛駅に行ってきました。
距離的には十分に日帰り圏なのですが、バスも電車も微妙に接続が悪い。
あれこれ考えた末、留萌までJRで行って、留萌〜増毛を自走するルートを選びました。

詳しくはギャラリーから。