11
1
iPhoneを「探す」

タクシーにiPhoneを忘れてしまいました。
これまで電車やタクシーで「落とし物にご注意ください」のアナウンスを聞いても「自分は大丈夫」と思い込んでいましたが、やるときはやるものですね・・・
iPhoneを回収するまでは約3時間。せっかくなので顛末を書いておいます。

その日は道外からのゲストを会場から駅まで送り届けるというミッションでした。
徒歩15分の距離なので景色を見ながら徒歩移動という予定でしたが、あいにくの大雨でタクシー移動に切り替え。
iPhoneアプリでタクシーを呼び、後部座席の右側に私が座りました。
タクシーを降りる前には座席と床の忘れ物チェック。その後いわゆる膝送りで後部右座席から左側ドアに移動して下車した、という状態です。

振り返ってみれば、膝送りで体を傾けた時に左ポケットに入れていたiPhoneが床に落ちた、という事になります。
忘れ物チェックはドアを出た後にやらないと意味がなかったですね・・・
ゲストを駅に送り届けて一段落。次の予定時刻を確認しようとしてiPhoneがないことに気づいた、という次第です。

普段から身につけているスマートウォッチには「iPhoneのアラームを鳴らす」という機能があるのですが、そのアイコンが「検索できない」表示に変わっていました。
カバンの奥にしまい込んだわけではなく、ブルートゥースの届かない距離にあることが確定です。
幸いiPadも持参していたので「探す」機能でiPhoneの位置情報がつかめました。
地図上では駅近くの道路上が現在位置になっていたので、タクシーを降りた後の紛失ではなく、タクシー内にありそうな感じです。

下車時にもらっていたレシートを頼りにタクシー会社に電話。
車体番号から運転手に連絡してもらい、待つこと10分。
タクシー会社からは「社内では見つからなかった。本当にタクシー内で落としたのか?」という回答でした。
再度「探す」機能を確認しましたが、まだ位置情報が更新されておらず、先ほど見た「道路上」のままです。これだけだと、まだ「タクシーと共に移動」とは断言できません。
位置情報が再度取れたら連絡すると伝えて通話を終えたのでした。

念の為「地図上のiPhone位置」まで行こうかとも思ったのですが、2kmほど離れていて、最寄り駅からも遠い場所なので徒歩では難しい。タクシーで行こうかとも思いましたが大雨の影響で乗り場が長蛇の列になっていて2〜30分は待たされそうです。

どうしたものかと考えていると、「探す」機能のiPhone位置が移動しています。
先ほどタクシー会社から聞いた「タクシーの現在位置」に近い場所です。
これはやはりタクシー内だろうと再度電話してみると、窓口から「見つかりました」という回答でした。
ドライバーによると、運転席の下の狭いスペースに入り込んでいたようで、再度探して見つかったとの事でした。

iPhoneの受け取りは「明日以降にタクシー会社まで取りに行く」と「タクシーですぐ届けてもらう」の2択。
今日のスケジュール管理でiPhone必須なので「届けてもらう」ことにしました。
なお、この場合「タクシー会社に依頼して指定位置まで来てもらう」事になるので、料金が発生します。
幸いなことにタクシーはまだ市内にいたので、千円強で済みました。

そんなわけで、紛失から回収までハラハラドキドキの3時間でした。
教訓:

  1. タクシーの領収書は常にもらっておこう
  2. アプリ配車なら不要かと思っていましたが、iPhone自体を紛失したら配車履歴が取れないのでタクシー会社の連絡先がわかりません。紙のレシートは非常に役立ちました。
  3. 「探す」機能をiPhone以外から辿れるようにしておこう
  4. 今回はiPadを持っていたので早い段階で位置情報が取れて「タクシーの中にある」と確信できました。
    しかし、iPhoneが手元にない状態で「探す」機能を使うのは結構大変なのです。
    もしPCを借りられたとしても、iCloudへのログイン時に2段階認証があるので、結局「iPhoneを探すためには無くしたiPhoneが必要」と堂々巡りになってしまいます。
    普段から「iPhone以外の機器で”探す”機能を使える手段」を確認しておくことが大事でしょう。
  5. 公衆電話を見つけておこう
  6. 携帯電話の普及で公衆電話は驚くほど減っています。JR札幌駅でも改札付近に全く見当たらないのは驚きました。
    無駄に歩き回らないために、公衆電話の場所は普段から気にかけておくと良さそうです。

10
11
時計台のある街

もはやライフワークとなっている「札幌レプリカ時計台」の記事を更新しました。
札幌の観光名所といえば時計台ですが、札幌市内にはこれを模倣した建物がいくつかあります。
現存する「レプリカ時計台」を網羅したものが欲しいと思って2014年にサイトを作りました

サイト作成後も追加情報が寄せられています。
今回は、「白石時計台」「清田時計台」「札幌駅時計台」を追加してみたものです。

収録数が増えたので「札幌市内」「札幌市外」「期間限定」などカテゴリに分けて、ページトップに一覧表も追加してみました。
まだ取材していない「時計台」が道内や本州にいくつかあるので、そのうち巡ってみたいものです。

10
10
タッチ決済

タッチ決済」を試してみました。
ICチップ内蔵のクレジットカードを使うと、カードを読み取り機に入れなくても決済できるものです。
交通系ICカードの「タッチで乗れる」利便性が、クレジットの買い物に拡張された感じでしょうか。
とはいえ、普段から電車はSUICA、買い物はiDと非接触決済を使っているので「クレジットカードのタッチ決済」の魅力があまりありません。
強いていえば、チャージ残高を気にせずに電車に乗れること、量販店の支払いでポイント還元率が高いことがメリットでしょうか。
常用するつもりはありませんが、せっかく機能が備わっているので一度試してみようと思い立ったものです。

まずはコンビニ。
普段は支払い時に「iDで」と申し出ているのを「タッチ決済で」と言うだけでした。
数日後にカード決済を見ると、iDではなくタッチ扱いになっています。

次に地下鉄。
今年の4月から、札幌市営地下鉄ではタッチ決済の実証実験が始まっています。
専用の改札機を通る必要があるのですが、すべての駅に最低1台ずつ配置したとのこと。
交通系ICカードとはタッチする場所が違うのですが、特に問題なく改札通過。

初めての利用でしたが、買い物も地下鉄も難なくクリアです。
次にいつ使うかわかりませんが、備えあればということで。

9
10
セルフレジに戸惑う

スーパーでコーラを2本買ってセルフレジで会計しようとしたら、1本目のコーラが2回スキャンされてしまいました。
同じものを2本買うのでそのまま会計すれば良いのですが、外から見たら「1本しかスキャンしていないのに2本カゴに入れた人」になってしまいます。
かといって「2回目スキャンをキャンセルして、2本目を改めてスキャン」というのも回りくどい。
たまたまレジ係の人が様子を見ていて、レジの「同じものが2回スキャンされました」も聞こえていたらしいので、「そのまま会計していただいて大丈夫です」と言われて事なきを得ました。

セルフレジに慣れたつもりだったけど、イレギュラーが起きると戸惑うものですね・・・

6
26
証明書交付サービス

マイナンバーがiPhoneに対応したと言うので早速インストールしてみました。

マイナポータルアプリとカード実券を用意して、あとは手順通りで5分ほどで使えるようになりました。
マイナポータル自体は診察や予防接種の履歴が見られて便利です。しかし、ログインするたびにカード実券をスキャンするのが面倒でした。
iPhoneとマイナンバーカードを一体化したら、Face IDだけでログインできるのは楽です。

ついでに、iPhoneを使ってコンビニで住民票を取ってみました。
セブンイレブンのマルチコピー機の「証明書交付サービス」に新しく「iPhone」のボタンが追加されています。
こちらも難なく住民票が発行。戸籍謄本も取り寄せられるらしいです。

ちなみに、iPhoneを認証させて自分の名前が表示されたあとで「キャンセル」を押せば、お金を払わなくてもiPhoneが機能していることが確かめられます。

3
14
電波時計

電波時計を強制的に同期させることに成功しました。
現代のクォーツ時計は機械式に比べて非常に正確ですが、それでも月に15秒ほどの誤差は出てしまいます。これに対し電波時計は標準電波を受信して自分で時刻を合わせるというもので、電波さえ受信できれば原理上はいつまでも誤差±0秒にできる優れもの。

しかし、日本には標準電波の送信局は2つしかありません。札幌から最寄りの福島県の送信局までは直線で625Km離れており、電波は相当弱くなっています。
北海道では室内での受信はかなり難しく、窓際に置くなど工夫してようやく時刻を合わせられます。新品の時は時刻合わせできても、経年変化で受信性能が落ちると全く受信できないなども発生します。

そこで、この標準電波を「偽装」してみることにしました(出力が非常に小さいので電波法には抵触しません、念の為)。
用意するものはiPhone、”AMループアンテナ“、iPhoneアプリの”JJYSimulator“の3つです。
ループアンテナをiPhoneのイヤホンジャックに差し、”JJY Simulator”を起動すると標準電波と同じ電波が出力されるという仕組みになっています。

ループアンテナでなく、只のイヤホンでも同じことができるという報告例もありますが、自宅で試したところ効果なし。
そこで念の為、ループアンテナを購入(980円)したという次第です。

ループアンテナを近づけると、電波時計の受信強度を示すアイコンが「最大」を表してくれました(5段階中の5)。ほんの2分で時刻合わせは終了し「同期済み」のアイコンが点灯してくれました。
誤差なし生活は快適。

9
6
30年

僕の北海道初上陸から今日で30年です。
このブログ中で「20年目」「1万日目」と書いてきたので追加情報はなし。
上陸40年(2033年9月6日)には、札幌には新幹線が通ってオリンピック開催後でしょうかね。
さらにその先の記念日は上陸2万日(2048年6月9日)の予定です。乞うご期待(?)

1
22
1万日目

北海道初上陸から今日で1万日目になりました。
受験のためにフェリーで小樽港に降り立ったのが1993年9月6日(月)でした。
受験なのに下見もしない初訪問で、遅延の可能性のあるフェリーを使うという、今から考えれば冷や汗モノの計画ですね。
実際、出港当日になって「台風のためフェリー出航が12時間遅れる」という連絡が来ていました。このため、受験前日の朝に到着する予定が、受験前夜の午後5時に札幌入りというギリギリの日程でした。
小樽市から札幌へはバスでの移動でした。周りにビルが増えてきて札幌市内にいることは分かるのですが、北も南もわかりません。そこへ札幌時計台が見えてきて「こんな賑やかなところにあるのか」と驚いたことを覚えています。
来道前は卒業したら戻ろうかと思っていましたが、北海道のあまりの広さに「これは回りきれない」と観念し、卒業してからも居座っている次第。
上陸二万日は2048年6月9日です。そのときもこのブログに記載できると良いのですが。
(追記:上陸20年目の2013年9月にも「次は1万日目を祝う」と書いてました。律儀だ)

12
15
裁断

電動シュレッダーを買いました。
手回し式はハンドルを回すのが面倒で使わなくなっていたのです。
家電量販店に行くたびに製品を眺めていたのですが、良さそうな物の型番をネットで調べると「連続稼働で止まる」「挿入口が小さい」「歯が詰まる」「音がうるさい」など、思いもよらなかったネガティブコメントの山で選びあぐねていました。

今回も「これ」と決めた機種があったのですが、いざ店頭で触ると動作音が大きくて断念。
しかたなく片っ端からスイッチを入れて、一番静かそうなのを選んでみました。

今回選んだのはGBCのA25Mです。
実稼働はまだ5回ぐらいですが、連続稼働も音も問題なし。ハガキ1枚でも気楽に裁断できるので溜め込まずに済みそうです。

  • 挿入口がA4サイズ対応
  • 連続稼働5分以上
  • くず入れが横から引き出せること(裁断部は重いので)
  • 静音(店頭で比較)

9
12
災震情報

今年の夏は豪雨や地震や猛暑と、日本列島は大変でしたね。

北海道は冷夏ぐらいだったのですが、9月になって台風と地震に見舞われてしまいました。
今回の揺れは道内では観測史上最大だとか。実際、揺れている最中に「これは3.11クラスの揺れだな」と思いました。
まあ、揺れた後に地震警報が来るというタイムラグから、震源地が近いので大きく揺れたと分かりましたが。

停電は午前3時半から午後10時までの約20時間。
こんなに長時間の停電は初めての経験でした。
震災から一週間が経過して、生活はほぼ元どおりです。

ご心配をおかけしました。