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スカイツリー1

東京スカイツリーに登りました。

押上駅到着は14:30。月曜日なのにすごい混雑、土日はどうなってるんだろう?
入場まで時間があるのでツリーをぐるっと半周します。

スカイツリーの南側に旧商店街があり、ツリー景気を見越してか沢山の店が出ています。
しかし・・・いま一つ人通りが少ない。
観光客はスカイツリータウンに集中してしまい、わざわざ川を越えて旧市街には来ないみたいです。
ツリー完成前はものすごい混雑だったんですけどね。

気を取り直して川沿いを西に進むと、道路のカーブミラーを抱えた人がいます。
近寄ってみると、観光客向けの自分撮りサービスのようです。
普通のカメラでは画角が狭すぎてツリー全景を1枚に収めるのはまったく無理。
カーブミラーは魚眼レンズのように写るので、ツリー全景を収めつつ自分たちが写ることができるのです。
ミラー重そうだったけど、こういうアナログなサービスはすごく楽しい。いいアイディアです。
待ち行列ができていたので撮影はパス。

更に歩いて業平橋へ。
沢山の人が立ち止まって記念撮影しています。ニュースで見た景色そのまま。
橋にはカーブミラーを持ったオジサンがいるけど、こちらはスタッフではなく地元の一般市民のようです。
観光客の写真を撮ってあげたり道案内をしたり、親切ですね。

しかし・・・どうも雰囲気が近寄りにくい。
撮影スポットを勝手に仕切って「次は君」とか、「こっちの角度のほうがいい」とか、ちょっと口を出しすぎじゃないかなあ。
こういう「自主オジサン」が何人かいて、お互いビミョーにけん制し合ってるのもチョット怖い。
善意がもとでトラブルにならないように御注意願いたいところ。

押上駅から業平橋駅まで500m程なのに盛りだくさんで疲れてしまいました。
一旦マクドで休憩。
他店舗がそれなりのお値段なのに、マクドは全国どこでも同じ値段で座れるから助かります。
20分ほど休んで、いざ入場口へ!

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スカイツリーの謎

スカイツリーの入場券が取れました。
かなり混雑しているという話を聞いていたので「半年先まで売切れ、みたいな感じかな?」と思っていたら、東京に行く日にちょうど空きがありました。
さて、いざ取ろうとしたら、む、難しすぎる・・・

スカイツリーのウェブサイトから「ネット予約についてはこちら」をクリックすると、そこは条件分岐の嵐。
「入場日は7月10日以前か?」「個人か団体か?」という分岐がダラダラと1ページに書かれていて、「自分が何に該当するのか、全部読まないとわからない」という素敵仕様です。これ考えたヒトは、「自販機のボタンを100回連打しないと購入できない刑」でいいと思うよ。

苦労して全文を理解し、「Webチケット」をクリックすると、今度はチケットぴあが管理する別のページに飛ばされます。そこでも微妙に異なる文言の条件分岐が・・・。まあ、内容は同じなんでしょうけど「同じ」かどうかは全文読まないと分からないよね。
これ作ったヒトは「新明解国語辞典の第3版と第4版の違いを手で書き出す刑」にしてほしい。

更に、チケット購入にはスカイツリー用のアカウントを作る必要があります。殆どの人は一生に一回しか行かないだろうに、なんでわざわざアカウント作る必要があるんだろう・・・

文句を言っても仕方ないので、アカウントを作成してクレジットで決済。すぐに予約完了メールが送られてきました。この辺の素早さは、さすがネットという感じですね。
ちなみに紙のチケットは当日まで発券できません。指定された時間内(猶予はたったの30分間)に券売機に並び、購入時に使ったクレカを差し込むとチケットが発券されるという仕組みです。

面倒くさいのは確かですが、転売防止で仕方なかったんだろうなと同情はします。
発券にはクレカが必要としたことで、ネットでの転売は殆ど防止できます。逆にオークションでスカイツリー入場券が売っていたら、まず間違いなく詐欺ですのでお気を付けください。
また、発券をわずか30分に絞っているので、現地で大量発券して転売というのも難しいでしょう。
過去の転売の手口をよく調べて対策してあるなと思います。

予約完了して一息ついたあとに最大の謎が待っていました。スカイツリーのページを見ると「発券にはクレカと購入時メールの2点が必要」という不思議な文言が書かれています。
チケット発行で「クレカ、または購入時メール」という話は聞きますが、「クレカ、かつ購入時メール」というのは聞いたことがありません。
クレジットカードの持参者が購入者であることを疑う理由はないのですから、カード以外が必要というのは不思議です。しかも、要求するものが「メールを印刷したもの、またはメール」と非常に緩い(いくらでも偽装できる)ものになっています。
一体なぜ、こんなアンバランスなルールになっているのでしょうか?

ここから先は想像ですが、「券売機のシステム上は指定時間外でもチケットが受け取れてしまう」のではないでしょうか。
「メールまたはメールのコピーを持参」などとアバウトな条件判定は人間の係員がいないと対応できないので、券売機の前では「人の目でメールを確認して、指定時間内の人だけに券売機を操作させる」というチェック体制が取られているのだろうと想像します。
もし仮に「指定時間以外の発券は一切不可能」というシステムにしてしまったら、天候などのトラブルで入場時間が乱れた時に対応ができなくなってしまいますからね。

そんなわけで、「メールで入場時間を確認」という緩いチェックをすり抜ければ、指定された時間外に券を受け取ることも可能なのかもしれません。
転売ヤーの狡猾さは目を見張るものがありますから、抜け穴ができないように頑張ってほしいものです。

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遠き山に日は落ちて

アップル社のMobileMeが終了してしまいました。

ネットでは特に話題になる事もなく、消えるような最期です。有料で使っていた人は最後の支払いが1年以上前だし、コンテンツの移行も終っているでしょうから、言われないと気づかない人が多いのかも。

終了のお知らせまで各国語を用意しているあたり、さすがはアップル。



今日は人知れず感慨に耽る事にします。

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終わる世界

アップル社のWebサーバーサービス「MobileMe」が6月30日を以て終了します。
これに伴い10年間運営していた僕の旧ページ(下記URL)はアクセスできなくなります。長らくのご愛顧ありがとうございました。
今ご覧になっているのが移転後のページですので、この文章が読めているのであれば特に何もしていただく必要はありません。

http://homepage.mac.com/kurino/


思えばアップルのウェブサービスとは長い付き合いでした。
アップル社が”.Mac”(どっとまっく)というサービスを開始したのが2002年7月17日。”mac.com”というメールアドレスが発行され、ホームページも作れるという事で、発表があった日の午前中には契約しました。おかげで「名前@mac.com」という便利なアカウントを取れました。年間一万円というのは微妙でしたが、お布施だと思って払い続けていました。まあ10年で10万だからいい娯楽ですよね。

2008年の7月9日には”.Mac”は”MobileMe”(もばいるみー)と名前を変えました。
これはクラウド機能を強化するもので、アドレス帳やカレンダーが自動的にiPhoneと同期されます。
「マック以外でも使える」という事をアピールするためには、サービス名から”Mac”を外したかったのでしょう。
ただ残念な事に、サービス開始直後のMobileMeは同期に不具合が多く、一部のコアなファン以外には悪印象を植え付けてしまいました。

心機一転”iCloud”という名前に変更したのが2011年10月12日。スティーブ・ジョブズの逝去の翌週です。
iCloudはiPhoneユーザーに無償で提供ということで、有料のMobileMeとどう折り合いを付けるのかと思ったら、「MobileMeは終了する」という残念なアナウンスでした。
MobileMeのストレージやアルバム、ウェブサービスはiCloudに受け継がれないため、データを全て引き上げる必要が有ります。
仕方なく外部のウェブサービスを探し、たどり着いたのが「さくらインターネット」。こちらで “kurino.xii.jp“というドメインを取得して現在の僕のページは運営されています。

十年一昔といいますが、初期のデザインは顔から火が出るほど拙いですね・・・
ということは、現在のデザインも10年後と言わず5年後ぐらいには古くさくなっているかもしれません。
それでもいいんです。あと50年もすれば僕自身が新技術を取り入れようと足掻いた記録として、胸を張って見せられる自分史になっているでしょう。

いや、それ以前に50年後も「WWW」が存在して「個人ホームページ」があるのかという疑問も有りますが。
ちなみに僕は次のハレー彗星が来るまでは何が何でもこの世に居座る予定です。

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世界は綿毛でいっぱい

札幌市内が真っ白です。原因はポプラ。
毎年6月には札幌市内のポプラが一斉に綿毛を飛ばして、まるで雪のように宙を舞います。例年は「ああ、飛んでるな〜」ぐらいで済んでいたのですが、今年はどういう訳か凄い量です。
赤レンガ道庁が吹きだまりになっているらしく、緑の芝生が真っ白。これは面白い。「珍百景」で「真夏に降る雪」として取り上げられないでしょうかね?

写真は積もった様子のクローズアップ。アリが捕まっているようにも見えますが、意外と平気に歩き回っていました。

綿毛に埋もれたクローバー。なんだかメルヘンな感じ。人形を置いて「痛写」を撮りたい所ですが、さすがに人の目が多くて厳しい(^^;)