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太陽のサーカス

映画「シルク・ドゥ・ソレイユ IMAX 3D」を見た。
世界最大の規模を誇るサーカス団をモチーフにしたファンタジー。
「アバター」のジェームズ・キャメロンがプロデュースしています。

シルクは複数の劇場を持っており、それぞれ異なる演目が上映されているそうです。
映画はこれをパラレルワールドに見たて、一人の少女が異世界を彷徨うストーリーになっています。
しかしこの辺は「味付け」でしかありません。本編はセリフが殆ど無く、ひたすら演目を見せてくれます。

カメラワークが凝ってるので本物を見た人でも「別の角度だとこう見えるのか」という驚きがあるのではないでしょうか。
回転シーソー(Wheel of death)だけは木下サーカスで見た事があるのですが、カメラが寄った状態だとさらに迫力がありました。

空中からロープで吊られたアクターが、垂直の壁を水平に見立ててアクションするなどまさに四次元アクション。
こういう舞台装置をよくぞ思いつくものです。

エンドロールでは物凄く大勢のアクターが挨拶してました。やっぱり世界市場が相手だと金持ってるなあ。
様々な仮装で濃いキャラが並んでいるのは少年漫画の表紙のよう。
トンでもない事を思いつく発想力と、それを実現してしまう実行力。見習いたいですね。