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ゴーストバスターズ?

IMG_3021日本ハムの優勝パレードを見る。
前回は歩道から見ていたのですが、今回は某ビルの窓から見られる事になりました。

IMG_1480前日の大雪からうって変わって快晴のパレード日和。
午前9時に観覧場所に着くと、すでにバリケードが敷かれ、かなりの人が最前列に陣取っていました。

バリケードを尻目にビルの中へ。窓から札幌駅まで一直線に見通せます。これは絶景。
周囲のビルを見渡すと、屋上のカメラマンが長いレンズを通りに向けていました、ゴルゴ13か!

選手を乗せたバスが近づくと、人の波もワラワラと移動してきます。札幌の広い歩道が足の踏み場もない程の混雑。怪我しないでね。

IMG_1499今回注目していたのは、パレードの「撤収作業」です。

人通りが途切れると清掃の人がやってきます。背中に携帯掃除機を携え、ホースをライフル銃の様に構える姿はまるで映画「ゴースト・バスターズ」のよう。
道に散らばった紙吹雪は清掃車では取れないので、人力に頼るしかないのでしょう。

RIMG05811続けて黄色い清掃車が大挙してきました。
同じ型の特殊車両が一箇所に集まってるのは壮観。
撤収作業は一時間ほどで終了。交通規制が解かれて、町はいつもの姿へと戻って行ったのです。

誰が仕切ったのか知りませんが、10万人が参加する大規模イベントを滞りなく遂行した手腕に感心しました。

他の写真はギャラリー内に置きました。
また次は、あるよね?

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オーンズ・オープン

小樽市のスキー場「オーンズ」のオープンイベントに行ってきました。
「オーンズ」はフランス語で「11」の意味。これにちなんでオーンズは毎年11月11日11時11分にオープンします。(さすがに人工雪ですが)

しかしそのオーンズは昨シーズン終了直後の2012年5月になって、閉鎖する事を発表してしまいました。
スキー場自体はコアなファンが付いて黒字だったという話ですが、道外から観光客を誘致できるような規模や立地になっていないなど、先行きは不透明だったのかもしれません。
「まさかオーンズが」とスキーファンが落胆していた中、8月になって運営に名乗りをあげる会社が現れました。例年通り11月11日オープンを目指すという事で、ほっと胸を撫で下ろしていた所です。
しかし、僕たちの戦いはこれから。ちゃんとスキー場に通ってお金を落とさないと、いつまた経営危機に見舞われるかも分かりません。

というわけで、オープニングイベントを見に行く事にしたのでした。
とはいってもスキーを滑りに行った訳ではなく、札幌ライダー倶楽部の面々とサイクリングです。
スキー場に自転車という一種異様な集団。お騒がせしました。

お目当ての花火大会も見られてご満悦。
走行中に今年の走行3000Kmを達成してお祝いしてもらいました。

札幌は明日からまた雨模様。そしてついに雪マークが点灯です。
たぶんこれが今年のラストラン。冬が始まります。

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太陽のサーカス

映画「シルク・ドゥ・ソレイユ IMAX 3D」を見た。
世界最大の規模を誇るサーカス団をモチーフにしたファンタジー。
「アバター」のジェームズ・キャメロンがプロデュースしています。

シルクは複数の劇場を持っており、それぞれ異なる演目が上映されているそうです。
映画はこれをパラレルワールドに見たて、一人の少女が異世界を彷徨うストーリーになっています。
しかしこの辺は「味付け」でしかありません。本編はセリフが殆ど無く、ひたすら演目を見せてくれます。

カメラワークが凝ってるので本物を見た人でも「別の角度だとこう見えるのか」という驚きがあるのではないでしょうか。
回転シーソー(Wheel of death)だけは木下サーカスで見た事があるのですが、カメラが寄った状態だとさらに迫力がありました。

空中からロープで吊られたアクターが、垂直の壁を水平に見立ててアクションするなどまさに四次元アクション。
こういう舞台装置をよくぞ思いつくものです。

エンドロールでは物凄く大勢のアクターが挨拶してました。やっぱり世界市場が相手だと金持ってるなあ。
様々な仮装で濃いキャラが並んでいるのは少年漫画の表紙のよう。
トンでもない事を思いつく発想力と、それを実現してしまう実行力。見習いたいですね。

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FESの法則

ジングルベルサッポロファクトリーでクリスマスツリー点灯式を見学。今年で20年目になるんだとか。
これを見ると年の瀬を感じます。

今日の札幌は昼過ぎから大雨。せっかくのイベントなのに入場者数が伸びないかな、と思っていたら例年通りの超満員。
まあ、観客の殆どがカップルか親子連れですから、「パパ頑張っちゃうぞ〜」的に、数少ない見せ場で張り切ってしまったんでしょう。

昔のツリーは「電球何万個」などと数だけを誇っていましたが、最近は音楽とシンクロして明滅するなど仕掛けが凝っています。
今年のツリーは高さごとに7つの帯で光るようになっていて「♪ジングルベル」の音階に合わせて異なる高さの帯が光るなど、心憎い演出です。

それにしても、仏教国であるはずの我が国で、異教徒の教祖様の誕生日を祝うってのも変な風習ですね。
おそらくイベントという奴は「食べ物」「イベント性」「物語性」の3つが組み合わさらないと定着しないのだと思います。これを「FES(Food/ Event / Story)の法則」と呼びます(嘘です、いま勝手に作りました)。

バレンタインデーは「チョコ」「女子から告白」「聖バレンタインが云々」ですし、クリスマスは「クリスマスケーキ」「サンタさんがプレゼント」「ジーザスが馬小屋でベツレヘムの火が云々」など。
最近猛プッシュされているハロウィンは「食べ物=クッキー」「イベント性=仮装」と揃ってるのですが「物語性」がイマイチ不明。
御釈迦様の誕生日に至っては食べ物もイベント性もありません。物語性=「森じゅうの動物が祝って」は抜群なんですけど、まあ定着しないわけですよね。

そんな訳で、新しいイベントをでっち上げて庶民から搾り取ろうとしているお菓子・おもちゃ業界の皆様。
上記「FESの法則」を参考に知恵を絞ってみてください。顧問料は不要ですよ(w