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悪戦苦闘

1十勝岳に登ってきました。もう5回目ぐらい?
登山計画を立てていた7月上旬、「十勝岳で発光現象を観測」という物騒なニュースが飛び込んできました。
定点カメラの映像だと大正火口付近が赤く光っているのが分かります。十勝岳が最後に噴火したのは1989年とつい最近ですし、未だに火山性微動で入山禁止に事もあります。まさに生きている山なのです。

しかし、今回の発光現象は噴火ではなく、火口にたまった火山性ガスがに引火したらしいというのが気象台の発表です。
2日ほどで入山規制も解け、晴れて登れる事になりました。ふぅ。

さて、ふだん十勝岳に登るときは前泊をしていました。
駅から登山口までのバスは1日3便しかなく、始発9:22の次は13:19という遅い時間。札幌から始発で行っても、駅に着くのは10:30になってしまうためです。
しかし今回は後輩君が一緒なので贅沢にもタクシーを使ってしまいました。
JR上富良野駅から十勝岳登山口までは約18Km。タクシーで約6000円です。一人3000円なので宿泊するよりは安くつきますね。

登山口からは安政火口→富良野岳→上ホロ避難小屋といういつものルート。初日は曇り空ながら景色もまあまあ。8月とは思えない涼しい登山でした。
しかし2日目、夜中から激しい雨が振り出し、避難小屋の屋根が轟々と音を立てています。
外に出ると視界は30mほど、うーん、ツマラン。
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晴れていたら美瑛岳も回ろうかと考えていたのですが、あっさり却下して最短ルートで下りてきました。
山小屋から白銀荘まで約7Kmの道のりを5:30発8:50着の3時間20分、心持ちペースが早いのは・・・立ち止まって景色を見る余裕が全くなかったからでしょう・・・(泣)

こんな日もありますよね。改めて昨年の天候の良さはラッキーでした。