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言語切り替え

JP-EN.pngMacの日本語入力の設定を変えました。
そもそもMacの英語/日本語切り替えには「cmd+スペース」が割り当てられていました。
しかし、キーボードに「かな」「英数」キーが搭載されるようになって、そちらが主流になっていました。
2015年に発売されたMac OS X “El Capitan“では「cmd+スペース」が「Spotlight」という検索機能に割り当てられるようになってしまい、日本語を打とうとすると検索が立ち上がるという悲しい状況になってしまいました。
20年以上も指が馴染んだ方式を変えるのには抵抗があり、キー配置をカスタマイズして「cmd+スペース」を使い続けていたのです。

しかし、エミュレータの普及で、Mac上から別のマシンで作業できるようになると、アプリ毎にキーが異なるのは煩雑です。
同じテキストエディタを使っていても、「今はMacだからcmd+スペース」「この画面はWindowsだから変換キー」など、頭の中で余計な判断が一つ増えてしまいます。
仕方なく、すべてのマシンの言語切り替えを「かな」「英数」キーに統一することにしたのでした。

最初の1週間はうっかり「cmd+スペース」を押して「検索」が立ち上がってしまうことが多発し、なかなかのストレス。
1ヶ月ほど経過してようやく指が覚えてきた気がします。
そんなわけで、誤字脱字があっても温かい目で見守ってください。

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円安の影響

IMG_0704.jpgApple社のMagic Trackpad3を購入しました。
Magic Trackpadはノートパソコンのタッチパッドを独立させたような製品で、デスクトップPCをさまざまなジェスチャで操作できるものです。
初代Trackpadを10年以上使っていますが何のトラブルも発生しない、実に優秀なハードです。
しかし、動作が単三電池2本というのが少し苦しくて、仕事で終日使っていると2週間ほどで再充電が必要になってしまいます。充電のたびにバッテリーを取り外し、充電器に挿入するというのが面倒になってきました。
2015年に発売された第2世代からは内蔵バッテリーにUSB充電する方式に変わっています。これならケーブルを挿したままなのでストレス少なそう。
あとは、初代パッドはクリックが「物理ボタン」でしたが、2代目からはTapic Engineを使った仮想クリックになっています。こちらもクリックが軽くて良さそう。

そんなわけで、初代は壊れてもいないのに買い替えるという贅沢なことをしてしまったのでした。
また、定価13800円だったものが、円安の影響で7月1日から16800円と一気に値上げされてしまいました。円安はまだまだ続きそうな感じなので、クリスマスを待たずに買ってしまったという次第。
円安が収まって値下げされる日は来るんでしょうかねえ・・・

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ログインできない

Mac上でターミナルのシェルを変更しようとしたらハマった話。
問題発生

  • OSX時代にtcshを設定していた
  • いまどきtcshはないだろうと、ターミナルをbashに設定した
  • bashを設定したのに、新規シェルが常にtcshになる
  • macOSでは.plistにログインシェルが書かれているらしい
  • plistを編集したらユーザーごと存在しないことにされた(ターミナル起動しない、sshで入れない)

トラブルシュート(失敗)
編集してしまったのは
“/private/var/db/dslocal/nodes/Default/users/.plist” です。
ユーザ編集不可なのですが、tcshをbashに変えるぐらいはいいよね?と安易に編集してしまいました。
編集直後は「新しいターミナルを起動してもプロンプトが帰ってこない」という状態になってしまいました。
そこで再起動をして見たのですが、なんと、ユーザ一覧に自分の名前が出てこない!
どうやら再起動時にplistの中身をチェックされるらしく、「plistが壊れている=ユーザーとして認めない」ということになってしまったようです。
仕方なく別のアカウントで入りなおして見たのですが、そちらはsu権限を付与してなかったので何もできず(そりゃそうだ)。
トラブル原因のファイルを修正どころか閲覧もできなくなってしまったのです。困った。

リカバリーモードでターミナル(操作はできる)
数年ぶりにリカバリーモードで起動してみました
(command”⌘”+”R”)。
リカバリーモードはあまりメンテナンスされていないのか、昔懐かしい「Aqua」なインターフェースです。
ここから「ターミナル」を起動。どうやらwheelグループ権限を付与されているようで、上記ファイルは編集できそう。
しかし、”/private/var/”以下に”db/dslocal”フォルダが見つからない。何故?

どうやらリカバリー時にはマウント状況が変わるらしく、探しているファイルは”/private”ではなく”/Volumes/Macintosh HD/private”に格納されていました。ふぅ。

再編集して再起動(失敗)
vimで.plistを開き、”/bin/bash”となっている箇所を”/bin/tcsh”に戻して保存。
しかし再起動してもログイン画面にユーザーアイコンが現れません。失敗です。

vimに助けられる(成功)
plistファイルはバイナリなので、テキストだけを変更したつもりで他のところを壊してしまったのでしょう。
リカバリーモードではplistエディタも使えず手詰まりです。
しかし僕は、vimでバックアップファイルを作成するように設定しています。念のために”.vim”を見に行くと、オリジナルの”.plist”が残されていました。
再びリカバリーモードに入り、バックアップのplistを”/private/var/db/dslocal/nodes/Default/users/”にコピー。
再起動するとユーザーアイコンが現れてくれたのでした。助かった・・・

結論:
実はこれまでもvimのバックアップに助けられたことが何回かあります。
ターミナルで間違えてrmしてしまった時にバックアップから掘り出すのは、割とよくあります。
また、保存場所を忘れてしまった時にswapファイルのフルパスを参照したりします。
万が一に備えて、vimのバックアップとスワップ設定しておくことをお勧めします。

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無線給電

iPhone用の無線給電装置を買ってしまいました。

ケーブルの抜差しは確かに面倒だけど、朝と晩に一回ずつだから我慢するかというスタンスでした。

しかし、某所で使っているところを見せてもらったら素直にカッコいい。

バッテリーで有名なAnkerからスタンド式が出ていたので迷わずポチ。

「置くだけ」は快適です。

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D3を使う

ブラウザにグラフを表示するライブラリD3.jsを使ってみました。
データを放り込めばグラフが出来るというお手軽なものではなく、グレフのレイアウトやアクションは一つ一つ手でコードを書く必要があるという硬派なライブラリです。
あまりの難しさに投げ出しそうでしたが、要はSVGの要素を追加していくだけと気づいてからはスイスイ。
ようやく構想通りのデザインを仕上げることができたのでした。

しかし、一難去ってまた一難。
このブログで使っている「ワードプレス」は内部構造が独特で、追加ライブラリや自作Javascriptを埋め込むことは基本的にできません。
せっかく作ったのにどうしようと思っていたら、ワードプレスでD3を使うためのプラグインがありました。
こちらも独特な記述が必要ですが、何とかクリア。

出来上がったものがこちらです。起動時のアニメーションとか、マウスオーバーで値を表示してくれます。