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ログインできない

Mac上でターミナルのシェルを変更しようとしたらハマった話。
問題発生

  • OSX時代にtcshを設定していた
  • いまどきtcshはないだろうと、ターミナルをbashに設定した
  • bashを設定したのに、新規シェルが常にtcshになる
  • macOSでは.plistにログインシェルが書かれているらしい
  • plistを編集したらユーザーごと存在しないことにされた(ターミナル起動しない、sshで入れない)

トラブルシュート(失敗)
編集してしまったのは
“/private/var/db/dslocal/nodes/Default/users/.plist” です。
ユーザ編集不可なのですが、tcshをbashに変えるぐらいはいいよね?と安易に編集してしまいました。
編集直後は「新しいターミナルを起動してもプロンプトが帰ってこない」という状態になってしまいました。
そこで再起動をして見たのですが、なんと、ユーザ一覧に自分の名前が出てこない!
どうやら再起動時にplistの中身をチェックされるらしく、「plistが壊れている=ユーザーとして認めない」ということになってしまったようです。
仕方なく別のアカウントで入りなおして見たのですが、そちらはsu権限を付与してなかったので何もできず(そりゃそうだ)。
トラブル原因のファイルを修正どころか閲覧もできなくなってしまったのです。困った。

リカバリーモードでターミナル(操作はできる)
数年ぶりにリカバリーモードで起動してみました
(command”⌘”+”R”)。
リカバリーモードはあまりメンテナンスされていないのか、昔懐かしい「Aqua」なインターフェースです。
ここから「ターミナル」を起動。どうやらwheelグループ権限を付与されているようで、上記ファイルは編集できそう。
しかし、”/private/var/”以下に”db/dslocal”フォルダが見つからない。何故?

どうやらリカバリー時にはマウント状況が変わるらしく、探しているファイルは”/private”ではなく”/Volumes/Macintosh HD/private”に格納されていました。ふぅ。

再編集して再起動(失敗)
vimで.plistを開き、”/bin/bash”となっている箇所を”/bin/tcsh”に戻して保存。
しかし再起動してもログイン画面にユーザーアイコンが現れません。失敗です。

vimに助けられる(成功)
plistファイルはバイナリなので、テキストだけを変更したつもりで他のところを壊してしまったのでしょう。
リカバリーモードではplistエディタも使えず手詰まりです。
しかし僕は、vimでバックアップファイルを作成するように設定しています。念のために”.vim”を見に行くと、オリジナルの”.plist”が残されていました。
再びリカバリーモードに入り、バックアップのplistを”/private/var/db/dslocal/nodes/Default/users/”にコピー。
再起動するとユーザーアイコンが現れてくれたのでした。助かった・・・

結論:
実はこれまでもvimのバックアップに助けられたことが何回かあります。
ターミナルで間違えてrmしてしまった時にバックアップから掘り出すのは、割とよくあります。
また、保存場所を忘れてしまった時にswapファイルのフルパスを参照したりします。
万が一に備えて、vimのバックアップとスワップ設定しておくことをお勧めします。

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無線給電

iPhone用の無線給電装置を買ってしまいました。

ケーブルの抜差しは確かに面倒だけど、朝と晩に一回ずつだから我慢するかというスタンスでした。

しかし、某所で使っているところを見せてもらったら素直にカッコいい。

バッテリーで有名なAnkerからスタンド式が出ていたので迷わずポチ。

「置くだけ」は快適です。

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災震情報

今年の夏は豪雨や地震や猛暑と、日本列島は大変でしたね。

北海道は冷夏ぐらいだったのですが、9月になって台風と地震に見舞われてしまいました。
今回の揺れは道内では観測史上最大だとか。実際、揺れている最中に「これは3.11クラスの揺れだな」と思いました。
まあ、揺れた後に地震警報が来るというタイムラグから、震源地が近いので大きく揺れたと分かりましたが。

停電は午前3時半から午後10時までの約20時間。
こんなに長時間の停電は初めての経験でした。
震災から一週間が経過して、生活はほぼ元どおりです。

ご心配をおかけしました。

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D3を使う

ブラウザにグラフを表示するライブラリD3.jsを使ってみました。
データを放り込めばグラフが出来るというお手軽なものではなく、グレフのレイアウトやアクションは一つ一つ手でコードを書く必要があるという硬派なライブラリです。
あまりの難しさに投げ出しそうでしたが、要はSVGの要素を追加していくだけと気づいてからはスイスイ。
ようやく構想通りのデザインを仕上げることができたのでした。

しかし、一難去ってまた一難。
このブログで使っている「ワードプレス」は内部構造が独特で、追加ライブラリや自作Javascriptを埋め込むことは基本的にできません。
せっかく作ったのにどうしようと思っていたら、ワードプレスでD3を使うためのプラグインがありました。
こちらも独特な記述が必要ですが、何とかクリア。

出来上がったものがこちらです。起動時のアニメーションとか、マウスオーバーで値を表示してくれます。

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連携プレー

仕事用の携帯をiPhoneからアンドロイドに変えました。
使わなくなった古いiPhoneを職場用に仕立て上げたのが2年前の話

しかし、発売から6年が経過した機種なので、さすがに電池がヘタって来ました。
ネットで調べ物をするとすぐに電池が消耗し、午後にはシャットダウンしてしまう始末。
さすがに限界かと思い、新しいケータイの検討を始めました。

選択肢は2つ。
(1)新型iPhoneを購入して、今の機種を職場用に格下げ
(2)今の機種はそのままで、新しく職場用携帯を買う
 a.中古のiPhoneを買う
 b.新品のアンドロイドを買う
悩んだ末にアンドロイド携帯を買うことにしました。お値段18000円(税抜)。

最大の理由は、FitBitとの連携です。
FitBitは腕時計型の心拍計で、時計や心拍表示の他に、電話やSMSの着信を知らせてくれます。
しかし、iPhoneではメールやLINEの通知を受け取ることができません。
せっかくスマートフォンとの連携があるのに、メールが受け取れないというのは残念。

アンドロイドにはこれを回避するアプリケーションが配布されており、FitBitでメールを見ることができるのです。
実際に試して見ると、確かにメールやLINEがFitBitに表示されます。
これまではメール着信のたびにスマートフォンを取り出して中身を確認していましたが、腕時計を眺めるだけで差出人が分かるのは、まさにSF映画の世界です。

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エクソダス

iPhoneの回線をソフトバンクからOCNに変えました。
ソフバンの回線や契約に不満はないのですが、キャリア独特の「2年縛り」がいい加減に鬱陶しくなってきました。
「2年縛り」とは、毎月の料金から「値引き」が行われて「実質0円」になるという不思議な制度です。
その正体は、スマホの定価を著しく高額に設定しておいて、差額をユーザーに返還しているだけです。
計算方法のトリックで「0円」に見えますが、ユーザーはトータルで月5000円ほど負担している計算になります。
まあ、iPhone発表直後は「3G通信なんて月額1万超えに決まっている」というのが定説でしたから、5000円程度でLTEが使えるというのはソフバン様の努力には感謝するしかありません。

しかし、これも購入から2年までの話。
購入から2年以上経過すると「実質0円」にするための値引きが消滅し、月額7000円程度に跳ね上がってしまいます。
ユーザーは2年毎に、月額料金が高くなるか、新機種を購入して割引を復活するかという選択を迫られてしまうのです。

スマートフォンもそろそろ円熟期に入ってきて、2年経っても最新機種との差はそれほどありません。
もはや「2年縛り」という制度は実態に合わなくなっている気がします。

そんなわけで、10年間慣れ親しんだソフバンを離れてOCNのMobile ONEに乗り換えることにしました。
こちらの料金体系は実にシンプルで、何年使っても月額1800円(税抜)です。
通信料が3GBまで、キャリアメールは使えないなどの制約はありますが、普通に使っている分には特に困りません。
しかも、OCNの提供するIP電話「050 Plus」の基本料が無料になるので、ユーザーは300円(税抜)分だけお得感があります。

実際に使ってみると、回線の速度や容量制限が気になることは全くありません。
キャリアにもそれなりの良さはあるのだと思いますが、料金に悩んでいる人は「脱出」を強くお勧めします。

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夏至祭

IMG_4744.jpg自転車でスウェーデンヒルズの夏至祭へ。
スウェーデンヒルズは札幌北部に作られた住宅街で、本場スウェーデン様式の家が並んでいます。
どう見てもスウェーデンな街並みに「日本人の本気すげー」と本国で話題になったとか。
実際、スウェーデン国王が来訪したこともあるようです。

夏至祭では町民たちが民族衣装に身を包み、演奏会や結婚式などか催されます。もちろん屋台も。
マイストングというポールを人力で立てるのがハイライト、なのですが今回はパス。

オッさんライダー4人組で50kmのユルい集りでした。

最近は朝晩しか自転車に乗ってなかったので、昼の日差しを舐めてました。
帰宅したら腕が真っ赤っか(u_u)

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シーズンイン2017

261941840_unknown.jpg自転車を出しました。
先週ぐらいから路面が見えてきてソワソワしていたところ、週末は晴れ予報が出ていました。
金曜夜に自転車メンテ、ライトなどを充電して準備バッチリ。

とりあえず北へ向かうかと走りだしてから、パンク修理キットを忘れたことに気づきました。
万一のことを考えて自転車屋さんの多い札幌中心街を抜けるコースに変更。
目的地を「旭山記念公園」に定めました。

例年ならシーズン最初のライドは息が上がってしまうのですが、今年はペースが落ちません。比高110mの旭山記念公園を一気に駆け上ることができました。Fitbitのおかげで冬の間も1日一万歩をキープしていた効果でしょうか。
雪がないのは駐車場まで、展望台までの50mほどは自転車を担いで徒歩です。
雪の斜面の向こうに見える札幌中心街が美しい。

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ハートレート

15420828_1287029024703045_666748802567644794_n.jpg「アクティブトラッカー」のFitbit Charge2を買ってしまいました。
オバマ大統領が装着していた事で一部で話題になった身体測定の機械です。
歩数計&心拍計と言ったところでしょうか。

装着して3日ほどですが、これは楽しい。
1日一万歩、1時間250歩という目標が可視化されていて、なんとなく「体を動かさなくては」という気分になります。
就寝中の寝返りが記録されていて「眠りが深かった/浅かった」が見えるのも良い。
これを大量に配布したら、日本の平均寿命が3歳ぐらい上がりそうな気がします。

【機能】
・サイレントアラーム(設定した時間に振動で知らせる)
・運動促進通知(1時間に250歩)
・自動睡眠記録(入眠〜寝返り〜起床を自動で記録)
・心拍計
・歩数計
・iPhoneとGPS連携(平均速度を音声通知)

普段使っている機能はこれぐらい。ブルートゥース接続なので慣れない人にはハードル高いですが、スマホ世代なら問題ないでしょう。

「通知機能」をiPhoneで試した結果は次の通り。
【通知あり】
カレンダー、SMS、標準の電話、LINE通話
【通知なし】
リマインダー、メール、LINEトーク、050 plus(電話)、Twitter, Facebook

メールやLINEトークを通知してくれないのはビミョー。アップデートに期待です。

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パンデミック

2016_Flu.pngインフルエンザの予防接種を受けました。

とあるミーティングに出席した翌日「参加者の一人がインフル発症した」という連絡が回ってきました。
発症者と2時間近く同じ部屋で過ごしたので「濃厚接触者」確定です。
出勤しても構わないようですが、体調の記録とマスク着用を言い渡されてしまいました。

職場は狭いフロアに大勢の人が詰め込まれているので、誰かが感染するとあっというまに蔓延してしまいます。
労働環境的になんとかしてほしいところです。
理想的には「濃厚接触」の段階で出社禁止を言い渡すのが良いのでしょうが、日本のサラリーマンは「感染の可能性で休むのはケシカランけど、発症して休むのは仕方ない」という謎の価値観で動いているので、今後もパンデミックしちゃうんでしょうね。
厚労省に頑張っていただいて、あと一歩踏み込んだ通達を出していただきたいものです。