11
19
京都 Day1

朝からスタバ。
何処にでもあって、確実に全席禁煙なのがありがたい。
「分煙です」と書いてあるのに煙ダダ漏れのカフェの何と多いことか。

会議続きの1日でしたが、スケジュールをよく見ると午後に3時間ほど空きがありました。
せっかくなので散策にGo。
北大路からバスに乗って四条河原町まで。
京都のバスルートは便利だけど、検索の難易度が高すぎると思う。
いまどきスマホ未対応なのも良くない。

会場→(バス)→六波羅蜜寺→(バス)→哲学の道→(徒歩)→北大路→(バス)→会場と、3時間でソツなく見て回りました。
紅葉は終わった感じなのが残念。

本日の宿は大徳寺の近くにあるゲストハウス。大部屋で寝て食事は台所で自炊という、民宿+ユースホステルのような感じです。
このゲストハウスは朝食付き1泊2000円と格安なのですが、いわゆるアメニティの類は一切なし。部屋は散らかり放題だし、家主の私物らしきものがあちこちに見えている。
ネットでは賛否両論の場所でした。

恐る恐る敷居をまたぐと、どうみても4人家族向けぐらいの玄関に20人分ぐらいの靴が溢れています。
チェックインしようと思ったら、お勝手のような場所でアジア系の観光客数名が何やら揉めている様子。
どうやら客の方が予約を1日間違えたらしく、部屋の用意がないとの事でした。
彼らのトラブルが収まるまでチェックインしてもらえず、延々と待たされる羽目に。
彼らは大部屋に無理矢理詰め込まれるということで何とか泊まれたようです。

僕が案内されたのは6畳に2段ベッド3つの6人部屋。私物と設備の区別が曖昧で、もう完全に「友人宅に来ました」状態です。
ネットの評判をちゃんと読んでいた人は「覚悟」が出来ているでしょうけれど、「京都の古民家に泊まる」というイメージで来た人は戸惑うでしょうね。

同室は海外の人ばかりで、カナダ・メキシコ・フランス・韓国・中国と多種多様。
何となく話が盛り上がって一緒に夕食に行くことになりました。
向かった先は「Coco壱番屋」。メニューに英語が併記されていて、全て写真付きなのでお気に入りとのこと。なるほど、国際化には地味な努力が大事ですね。

皆さん「日本の文化」に興味があるとのことで、日本文化について質問攻め。
曰く「日本の仏教徒として特徴的な活動は何か」とか「年末年始のハツモーデというのは一体何か?」などなど、日本語でも回答に困ることを散々聞かれてしまいました。

日本に住んで日本語を話していると、何となく「日本のことを分かっている」気分になりますが、いざ他者に「日本とは何か」を説明すると難しいものですね。
アイデンティティの根幹を揺さぶられる一夜でした。

11
18
京都 Day0

所用で京都へ。
水曜日は早退して木金を休むというスチャラカぶりを発揮してしまいました。

北海道はすっかり冬ですが、京都は今が紅葉のトップシーズン。宿が全く取れません…
楽天トラベルを毎日のようにアクセスして、ようやくキャンセルが出た物件を確保できました。
あまりの取れなさに「民泊」を使おうかと思ってしまったほど。ニュースであれこれ言われていますが、観光地ではものすごく需要があると思います。
法改正でなんとか棲み分けられるようにならないでしょうか。

そんなことを考えながら21時に関空着。
JR特急はるかに乗って22:42京都着でした。

IMG_8874.jpg本日の宿は京都駅の目の前ですが…なんか部屋が変。
ドアを開けると上り框もなくいきなり畳。脱いだ靴を置くスペースがありません。
更に、室内にドアが2つあって1つはトイレなのですが、もう1つは南京錠がかかっています。
京都だけに何か出るの? と思ってしまいました。

かなり古びたホテルですが、各部屋に有線のネットが来ていました。時代ですね〜
手持ちの無線ルーターを指してiPhoneとiPadを接続。
部屋がどんなでも、ネットさえあれば快適ですね。

11
15
ケータイ2台持ち

仕事の都合で2台目の携帯を持つことになりそうです。
自腹なので何とか安く済ませる方法はないかと検討してみたメモ。

(1)使ってないiPhone4sを再利用する
3年以上放置していましたが電源も動作状態も問題無し。

(2)SIMゲタを買う
ソフバンiPhone4sはSIM解除に対応していないので、電子的に解除するトレイ(通称SIM下駄)が必要です。
数年前のSIM下駄は、まるで非合法品を扱うような雰囲気でしたが、いまはアマゾンで1000円ほどで売っています

(3)格安SIMを買う
DMM mobileが「月額590円」という驚きの格安SIMを出しています。電話番号は付与されずデータ通信のみ、上限1GBですが、待ち受けに使うだけならこれで十分。

(4)050 plusを使う
「待ち受けに使う」のに「電話番号が付与されないSIMを買う」というのも変な話ですが、IP電話の「050 plus」を使えば可能なはずです。
050 plusは4年前から使っていて、通話品質やアプリは満足のいく出来栄え。これを契約すれば「データ通信のみ」のSIMでも電話機として使えるようになります

(5)050 plus1契約を2台で使う
2台目の携帯でも050 plusを契約しようかと思ったのですが、よく考えたら1契約で2台にインストールしても問題ないようです。
2台とも起動している場合は「どちらに着信するか不明」という仕様ですが、僕の使い方だと2台とも持ち歩くか、1台は電源オフなので問題無し

というわけで、長々と語りましたが、初期投資1500円、月額590円でスマートフォンが使えるかもしれません。

11
12
答え合せ

iPhone6sの請求書が届きました。月額2067円という、まるでガラケーのような低料金に抑えられました。
せっかくなので購入時の試算が正しかったか付き合わせてみます。

(1)試算と(2)実際に支払った額の対比です。まあまあ合ってますね。
iphone6s_purchase.png

計算違いがあったのは「月々割」と「スマート値引き」の税金です。
月々割は「非課税で月額2835円値引きしますよ」だと思っていたら、「2625円の値引きですが。税を加えると2835円です」という話でした。ここで210円の差。
スマート値引きも同じく112円の差で、約300円の見積もり違いでした。
一時期は7000円近く払っていた事もあるので、この低価格はありがたい。ソフトバンク様々です。

10
30
りんごてれび4

IMG_6328.jpg米アップル社のセットトップボックス、AppleTV(第4世代)を買いました。
第3世代を持っているので新製品を買うメリットは少ないのですが、盛りだくさんの機能に「未来」を感じてしまったのです。

AppleTV(ATV)とは、ネット上で配信されているコンテンツを見るための機械です。
ここ数年、映画やテレビのネット配信が急速に進んでいて、メジャーなアニメはほとんどネットで見られるのではという勢い。
いわゆるテレビジョンの「無料で流してCMで元を取る」というスタイルは、あと10年ぐらいで大きく舵を切ることになるのではないかと感じてしまうほどの大きな波が来ています。

第4世代のATVは基本的な機能は同じなのですが、リモコンが音声入力に対応しました。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」の様にテレビに向かって話しかければ、天気や気温、野球の結果まで教えてくれます。

またATVリモコンは赤外線でなくブルートゥースで動作します。
ソファに寝転がって操作するとき、リモコンがテレビから見えない位置にあっても反応してくれます。
細かい違いですが、操作性の向上は大きい。

あまり話題になっていませんが、iPhone以後久々に「未来だ!」と感じさせてくれるガジェットでした。

10
22
時に、西暦2015年

MyWatch.jpg西暦2015年10月21日、午後4時29分。
映画ファンなら誰もが知ってる「その日」がやってきました。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」(BTTF2)で主人公がタイムマシンで訪れる未来の世界が今日なのです。

去年の暮れから「来年はBTTFの年だ」と話題になり、映画と現実の違いを考察するサイトが作られるという盛り上がり。

・空飛ぶ車→ベンチャー起業が作ったが流通せず
・ホバーボード→実現せず。セグウェイは近いか?
・ネクタイ2本締め→流行らなかった
・ポケット裏返し→流行らなかった(マーティJrはポッケを外に出していたわけではなく、ズボン自体を裏返しに履いている。ドクの勘違い?)
・ジョーズ19→映画サイトでジョーク予告編だけ作られた
・自動乾燥服→ファン付き作業服を採用した工場はある
・自動ヒモ結びシューズ→限定販売
・ペプシ・パーフェクト→限定販売
・音声操作テレビ→アップルTV(2015)

さて、その時間に僕が何をしていたかと言うと、
日本時間の10/21,16:29は職場にいたので腕時計とiPhoneで記念撮影。
米西海岸時間のその時(日本時間10/22.08:29)は自宅でBTTF2のビデオを見ながら「2015年だって? 未来に来た!」というマーティのセリフを感慨深げに聞いていました。

ネクタイ2本締めで出勤するわけにいかないので普通の格好。
帰宅してからは普通のペプシを飲みながらBTTF3を鑑賞するのでした。

これにて儀式は終わり…と思っていたら西海岸からサプライズ。

トークショーにマイケル・J・フォックスとクリストファー・ロイドが、ドクとマーティとして出演したとのこと。しかもデロリアンに乗ってやってきたという小芝居付きです。
10分弱の短い出演でしたが、間違いなく彼らを迎え入れることができたのですね。

カテゴリー: Web

9
26
深夜の攻防戦

我が家には4年ほど前から毎月のように迷惑電話がかかってきます。
日付は23〜25日の何れか。時間は深夜2時頃。
受話器を取ると発信音もなく、すでに回線が切れているという状態です。

初めのうちは嫌がらせ電話の可能性も考えましたが、それにしては毎月毎月律儀に掛かりすぎる。
どこかの店の自動送信システムがエラーを起こしている可能性が高そうです。

あまりに続くのでナンバーディスプレイを契約しました。
非通知で掛かってくるので相手の番号は分かりませんが、電話機の設定で「非通知なら着信音を鳴らさない」としたので、とりあえす夜中に叩き起こされる事は無くなりました。

今月25日のこと。午前3時にベルが鳴りました。今回は何故か発信者が見えています。
「犯人の電話番号遂にゲット!」と、意気揚々と相手に掛けました…が、犯人ではなかった様子。

相手はススキノの居酒屋さん。酒の発注先が我が家の番号と一番違いだったようです。
相手の発信履歴も調べてもらいましたが、我が家に掛けたのは今回一度だけという事でした。

4年越しの怨みを晴らせるかと思ったのに肩透かし。実に残念。
真犯人は「酒問屋」の発注者の一人なのか、それとも全く関係ない誰かなのか。
深夜の攻防戦はまだまだ続きそうです。

9
26
2年縛り

IMG_8543.jpgiPhone6sの値段は10万円を超えてしまいました。
ガラケーが数千円で買える時代にこんな高価なものが売れるとは、消費者心理というのはよく分からないものです。

アップルファンの僕ですら毎年の買い替えは流石に負担です。
これまでも4sと6は見送りました。
6シリーズの大画面と丸いエッジがどうも好きになれないので、手持ちの5sで良いのではないかと、見送り体制に入っていました。

ところが、機種変更の試算をしてみると意外なことに「5sを使い続けた方が高くつく」という結果になったのです。
その理由の大半は「月々割」と「下取割」が2年で消滅してしまうことにあります。

月々割とは、毎月の料金から2000円近くが引かれるという仕組み。
携帯を分割で購入していると、割賦代金から月々割が引かれるので「実質ゼロ円」になるというよく分からない料金体系の事です。
下取割は読んで字の如し、以前使っていた機種を下取に出すと、毎月の料金から1000円引かれるというものです。

これら2つは2年間限定なので、僕の割引は今月で切れてしまいます。
つまり、来月からは毎月の料金が3000円も増えてしまうのです。
これは結構痛い。

一方で、iPhoneを6sに買い換え、手持ちの5sを下取に出すと3000円の割引が復活し、月々の負担額は同程度です。

悩んでいたところに別の割引情報が入ってきました。
自宅のインターネット回線をフレッツからソフトバンクに変更すると、スマートフォン料金が引かれるというもの。
これが毎月1500円。2年経過すると少し減りますが、それでも1000円引かれます。

これらを考慮して、「5sで割引なしの場合」と「6sの新規購入代+割引あり」の支払いを比較したのが下記です。
iPhone6sを購入するといきなり10万円の負担ですが、徐々に差は縮まって19ヶ月目には「新規購入したほうが安い」という計算になりました。
numbers_graph.png

試算表は次の通り。
5sのために支払っている月額は(1)4260円。これが来月から(2)7490円になってしまいます。
しかし割引を駆使すると6sの月額が(3)1842円になるという計算。2年経過して割引額が減ると(4)6482円なので、何か手を打った方がいいですね。
読み違えが多少あるかもしれませんが、大きく外してはいないはずです。
numbers_amount.png

このことはもちろんキャリア側も承知していて「2年経つと買い換えないと損ですよ〜」という結論ありきで、いかに「買い換えたほうがわずかに得」な設定にするか知恵を絞っているのでしょうね。
「モノを大事に使い続けること」の美徳はどこへ行ったのかという気がしますが、アナログ家電と違って電子製品の寿命は短い。経済を回したほうがグローバルに見ればみんな幸せ、だと思うことにしましょう。

5sを解約して格安SIMでの運用も考えていたのですが、それはまた別の機会に。

9
26
消えた行列

IMG_8533.jpgアップル社のiPhone6sを買いました。
例年なら徹夜行列が話題になるのですが、今年は少し様子が違います。

そもそも何故行列ができていたかというと、アップル製品は家電量販店への入荷数がわからないことが多いのです。

ユーザーが予約をしても、初日に入手できるかどうかは当日にならないと分かりません。
一方でアップルストアや一部のキャリア旗艦店では十分な入荷数を用意しているので、並びさえすれば初日に入手できる可能性が高いのです。
あとは、世界中の人が行列に並んでいるので、ネットを通じで情報交換する一体感というかお祭り感でしょうかね。

IMG_0165.jpg事情が変わってきたのは昨年のiPhone 6発売時。
「並びさえすれば買える」を逆手にとって、某国の外国人団体が大挙した店があるようです。
しかも徹夜するのは数人で、開店直前に何十人も割り込むというマナーの悪さ。かなりのクレームが出ていたようです。

このため、6sは完全予約制にすることで、当日の飛び込み客は購入できないというシステムに変えてしまいました。
量販店で入荷数が確定すると、予約者には「何日の何時頃店に来られるか?」と連絡がきます。
これでは行列の出来ようがありません。

お祭り騒ぎがなくなったのは寂しいですが、iPhone人気が高まりすぎたので仕方ないですね。

8
22
サロマ湖へ行く

IMG_8291.jpgここ数年JR北海道の経営合理化が進んでいます。
直接の原因としては2011年に発生した列車火災事故や、2013年に発生した脱線事故(それに続くレール幅異常放置の発覚)などでしょうか。
組合内の対立など社内の問題が表面化し、安全運行に対する要求と経営合理化の声が上がった模様。

しかし「安心・安全」をタダで実現できる訳もなく、一般乗客からすると「?」な状況が起きています。
「安全」に過敏になった結果、5〜10分程度の遅れが頻発。
車内販売が2014年4月から縮小され、ほとんどの特急の車内で何も買えなくなってしまいました。
そして、道内赤字路線の廃線や廃駅の噂が聞こえるようになり、いくつかは廃止が確定してしまいました。

今回訪れるのは、平成28年3月末に廃駅が確定した石北線の「白滝3駅」。
この路線の駅名は「上白滝/白滝/旧白滝/下白滝」と同じ名前が続くことから鉄道ファンの間では「白滝シリーズ」や「白滝4駅」として親しまれているようです。
今回廃止になるのはこのうち3つ「上白滝/旧白滝/下白滝」。いずれも通過本数が少なく、電車で訪れるのは至難の技。
今回は特急が停車する「白滝」まで行き、そこから自転車で白滝シリーズを見て、ついでにサロマ湖まで足を延ばすランです。これなら札幌圏から日帰りが可能。

夏休みの予定を立てた直後に豪雨で線路が流されてしまい、石北線はしばらく運行停止となっていました。
お盆中にはなんとか復活したのですが、急な運休や遅延が発生したらどうしようと、ドキドキしながらの輪行です。

旅行記はリンク先。石北線、白滝4駅