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セルフレジに戸惑う

スーパーでコーラを2本買ってセルフレジで会計しようとしたら、1本目のコーラが2回スキャンされてしまいました。
同じものを2本買うのでそのまま会計すれば良いのですが、外から見たら「1本しかスキャンしていないのに2本カゴに入れた人」になってしまいます。
かといって「2回目スキャンをキャンセルして、2本目を改めてスキャン」というのも回りくどい。
たまたまレジ係の人が様子を見ていて、レジの「同じものが2回スキャンされました」も聞こえていたらしいので、「そのまま会計していただいて大丈夫です」と言われて事なきを得ました。

セルフレジに慣れたつもりだったけど、イレギュラーが起きると戸惑うものですね・・・

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直線道路日本一

北海道にある日本一の長さの直線道路を走ってきました
今年の夏はあまりに暑くロングライドをしていませんでした。9月に入って少し涼しくなったので出かけようと思い立ったものです。
総延長29.2kmなのでロングと言うには少し短いですが、往復輪行なのでロングライド扱いにします。

JR滝川駅から直線道路の北端までは10分ほど。ここから直線30kmの雄大な眺めが見られるのかと思ったのですが、目の前の橋のアーチしか見えません。
橋を越えると少し遠くまで見えますが、郊外の住宅街が延々と続く普通の街並みでした。信号も多くて500mも進まないうちに赤信号で止められます。
細かいアップダウンも多くて「直線」を感じられない。結局、北海道らしい雄大な景色を味わえるのは2箇所ほどでした。
ある程度覚悟していましたがなかなかのストレス。
2時間弱で南端に到着しました。

流石に29kmでは物足りないので、美唄の達布山展望台へ向かいます。
観光名所というわけではなさそうですが、山頂展望台が面白い形をしていたので行ってみました。
国道12号線を離れるといきなりの登り。そして展望台までのラスト500mほどは激坂で、最後は歩いてしまいました・・・

展望台は期待通りの面白い造形。石狩平野を一望できるので景色も大満足です。
帰りは岩見沢から輪行し、苗穂駅の温泉に入って帰宅したのでした。

イージーなルートだったので体力消耗も少ないかと思ったのですが、帰宅して体重を測ると2kgの減少。
しっかりと水分補給したつもりでしたが、それ以上に汗をかいていたのでしょう。熱中症にならなくてよかった。

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証明書交付サービス

マイナンバーがiPhoneに対応したと言うので早速インストールしてみました。

マイナポータルアプリとカード実券を用意して、あとは手順通りで5分ほどで使えるようになりました。
マイナポータル自体は診察や予防接種の履歴が見られて便利です。しかし、ログインするたびにカード実券をスキャンするのが面倒でした。
iPhoneとマイナンバーカードを一体化したら、Face IDだけでログインできるのは楽です。

ついでに、iPhoneを使ってコンビニで住民票を取ってみました。
セブンイレブンのマルチコピー機の「証明書交付サービス」に新しく「iPhone」のボタンが追加されています。
こちらも難なく住民票が発行。戸籍謄本も取り寄せられるらしいです。

ちなみに、iPhoneを認証させて自分の名前が表示されたあとで「キャンセル」を押せば、お金を払わなくてもiPhoneが機能していることが確かめられます。

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ワイヤレスイヤホン

ワイヤレスイヤホンを買いました。
左右分離でアクティブノイズキャンセル機能付きのAnker Soundcore P40iです。

これまでも左右分離は使っていましたが、今回のP40iは「マルチポイント接続」と「アクティブノイズキャンセル」が目玉です。

マルチポイント接続」とは、1台のイヤホンが複数のスマートフォンに同時に接続できるというもの(P40iは2台まで)。
スマホAで音楽を聴いている状態でスマホBでも音楽を再生すると、Aが自動停止になり自動的にBの音楽がイヤホンから流れます。
ここで再度Aで音楽を再生すると今度はBが停止します。
これまで2台のスマホで1つのワイヤレスイヤホンを使うときは「AでBluetoothを切ってから、Bで接続操作して、AのBluetoothをオンに戻す」という手間がかかっていたので、自動で切り替えてくれるのはありがたい。

アクティブノイズキャンセル」とは、マイクで拾った周囲の音に対して、逆位相の音をスピーカーから流すことでノイズを聞こえなくする技術です。
購入後は喫茶店に入って早速ノイズキャンセルを試してみました。
P40iはスマホアプリでノイズキャンセルの強度を変更できて、「低=1」でも室内の囁き声はかなり減ります。そして「最強=5」にすると、車の走行音や空調ファンの音まで低減されます。これはすごい。
なお、お皿を運ぶときのカチャカチャ音や、クシャミの音などは聞こえてきました。
アプリ側でキャンセル強度を変更すると、1秒ぐらいかけてゆっくりと周囲の音が聞こえなくなります。もしキャンセル強度がパッと切り替わったら耳が聞こえなくなったのかと驚いてしまうので、こういう仕様にしたのでしょう。

一通り実験を終えてイヤホンを外すと、喫茶店の喧騒が再び耳に入ってくるようになります。この瞬間は音の立体感が消失して、まるで全員に耳元で囁かれているような不思議な感覚がありました。

子供時代に生まれて初めてヘッドフォンで音楽を聴いたときは「頭の中で音が鳴っている!」と驚いた記憶があります。
「聴覚」は起きている間ずっと使っている人体の機能ですが、この歳になってもまだ新しい聴覚体験があるのだなと感心しました。

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ぐうたら感謝の日

6月2日は「ぐうたら感謝の日」です。漫画「ドラえもん」で「6月には祝日が1日もないから祝日を作ろう」とした「ぐうたらの日」というエピソードが元になっています。
この話が発表された1975年のカレンダーは2025年と同じなので、のび太くんの気持ちをリアルに味わえると話題になりました。
とはいえ、曜日が一致するのはそれほどレアではなく、これまでは1980, 1986, 1997, 2003, 2008, 2014年の6月は1975年と同じ曜日になります。
今回、このカレンダーを確認しようとしたら、macOSでは6月が「4月」と表示されることに気づいてしまいました。
Unix系のOSには、その月のカレンダーをテキスト表示してくれる”cal”という便利なコマンドがあります。
しかし、6月分を表示してみると、曜日は合っているのにタイトルだけ「4月」になるという奇妙な現象が起きていたのです。

$ cal 6 2025
      4月 2025         
日 月 火 水 木 金 土  
 1  2  3  4  5  6  7  
 8  9 10 11 12 13 14  
15 16 17 18 19 20 21  
22 23 24 25 26 27 28  
29 30     

これだけ大きなバグだと他の人も気づいていて、解説ブログがいくつか見つかりました。
このバグが起きているのは日本だけで、macOS 15.4のリリース時に日本語向けのロケールファイルが変更されたことが原因でした。
日本語向けの日付・曜日設定は”/usr/share/locale/ja_JP/LC_TIME”に書かれているのですが、”午前/午後”と書かれるべき箇所が”午前/AM/午後/PM”と、冗長な2行が入り込んでしまったようです。
このため”6月”という文字列があるはずの行に”4月”が書かれていることになり、カレンダーが2ヶ月ずれるというオチでした。
環境変数を変更すれば直るようですが、アップデート待ちとします。

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電波時計

電波時計を強制的に同期させることに成功しました。
現代のクォーツ時計は機械式に比べて非常に正確ですが、それでも月に15秒ほどの誤差は出てしまいます。これに対し電波時計は標準電波を受信して自分で時刻を合わせるというもので、電波さえ受信できれば原理上はいつまでも誤差±0秒にできる優れもの。

しかし、日本には標準電波の送信局は2つしかありません。札幌から最寄りの福島県の送信局までは直線で625Km離れており、電波は相当弱くなっています。
北海道では室内での受信はかなり難しく、窓際に置くなど工夫してようやく時刻を合わせられます。新品の時は時刻合わせできても、経年変化で受信性能が落ちると全く受信できないなども発生します。

そこで、この標準電波を「偽装」してみることにしました(出力が非常に小さいので電波法には抵触しません、念の為)。
用意するものはiPhone、”AMループアンテナ“、iPhoneアプリの”JJYSimulator“の3つです。
ループアンテナをiPhoneのイヤホンジャックに差し、”JJY Simulator”を起動すると標準電波と同じ電波が出力されるという仕組みになっています。

ループアンテナでなく、只のイヤホンでも同じことができるという報告例もありますが、自宅で試したところ効果なし。
そこで念の為、ループアンテナを購入(980円)したという次第です。

ループアンテナを近づけると、電波時計の受信強度を示すアイコンが「最大」を表してくれました(5段階中の5)。ほんの2分で時刻合わせは終了し「同期済み」のアイコンが点灯してくれました。
誤差なし生活は快適。

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クローズアップ

cotactsheet.jpg「ミカンのヘタの白い筋から房の数がわかる」という定番ネタをデジタル顕微鏡で試してみました。
小さい房が混じっている場合はどれを1個に数えるか難しく、ネットの写真ほどは綺麗に数えられませんでした・・・

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レギオン襲来

札幌に新しい商業施設「ココノ ススキノ」がオープンしました。
北海道最大の歓楽街ススキノの中心に位置するシンボリックな建物になりそうです。

この場所にはかつて「札幌松坂屋」(1974年)がありました。ロビンソン(1994)、ラフィラ(2009)と経営母体が変わりながら50年近く営業していたのですが2021年にビルごと解体。
跡地に新たに作られたのが「ココノ ススキノ」になります。

札幌は「新幹線延伸(2030)」「札幌オリンピック(2030)」という長期計画に向けて商業施設の新造ラッシュの気配がありました。しかし、新幹線は1年遅れ、オリンピック誘致は立ち消えになりそうで、再開発計画も縮小するところが出てきそうです。
「ココノ」はそんな逆風が吹く直前にオープンしたので、なんだか煌びやかでイケイケな印象の建物になっています。

ココノにはシネコンのTOHOシネマズが入っています。
オープニング上映として「ガメラ2 レギオン襲来」と「探偵はバーにいる」という、札幌が舞台の映画が選ばれました。実に渋い。
特に「ガメラ2」は、旧ロビンソンに宇宙怪獣レギオンが寄生し、ガメラがそれを薙ぎ倒すという場面があります。
ガメラに壊されたまさにその場所で作品を見られるという実に貴重な機会です。

そんなわけで、オープン初日にガメラ2を見てきました。
古き良きミニチュア特撮がメインですが、それほど古さは感じない。
札幌ロケが多いので「この場面はあそこだな」「このビルはもう無くなった」「そこからススキノまで何時間かかるんだよ」など、ツッコミを入れながら見るのが醍醐味です。

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30年

僕の北海道初上陸から今日で30年です。
このブログ中で「20年目」「1万日目」と書いてきたので追加情報はなし。
上陸40年(2033年9月6日)には、札幌には新幹線が通ってオリンピック開催後でしょうかね。
さらにその先の記念日は上陸2万日(2048年6月9日)の予定です。乞うご期待(?)

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Lost&Found

羽田空港に折りたたみ傘を忘れてしまいました。
手荷物ゲートのX線を通過するときにタブレット・スマホ・傘などを取り出したのですが、傘だけカバンに入れ忘れていたようです。
離陸後に気づいたので取りに戻るわけにもいかない・・・

羽田空港には遺失物登録というページがあるのですが、手荷物ゲート通過後の忘れ物は登録対象外のようでした。
念のため羽田空港に電話してみると「国際線はそのとおりだが、国内線はそのような区分はない」とのこと。
紛失日時とゲート番号を伝えると、オペレータは「それらしいものがありました」とすぐに保管庫で見つけてくれたようです。
電話口で色や特徴などを伝え「おそらく紛失された品でしょう」ということになり、着払いで送ってもらいました。
高い品ではないのですが、送料1400円なら買い直すより安い。

あれだけ巨大な空港だから傘の忘れ物なんて山ほどあるはずで、見つかることは期待していませんでした。
電話口でスムーズに話が進み、2日後に自宅で受領すると間違いなく紛失した傘でした。

親切なオペレータさんに感謝。
日本のサービスすごいなと感心しました。