自宅のiPhone 3Gが壊れてしまいました。
今はiPhone 5を使っているので困りはしないのですが、寝食を共にした機械がご臨終してしまうのは物悲しさがありました。
iPhone 3GSが発表されたのは2009年6月のWWDCの事。ジョブズは療養中のため欠席し、上級副社長のフィル・シラーが発表を担当しました。
僕はこの時のWWDCに参加してキーノートも聴講しました。世界で最初にiPhone 3Gを目にした(5千人のうちの)一人です。何の自慢にもならんけど。
そんなわけで、他のiPhoneと比べても特に愛着が深かったのですが、先日久しぶりに起動した所「アクティベーションが必要です」とのメッセージ。
しかし、指示通りにMacに繋いでも「認証エラー」とかで先に進みません。
他のiPhone3や4Sは問題なく認証できているので変だなと思いつつアップルストアへ。
ジーニアスは自信たっぷりに「初期化したら直ります」とのこと。待つ事10分で再起動すると・・・エラーメッセージ。
ジーニアスの顔があからさまに「あちゃー」という感じでした。
どうやらフラッシュメモリ上に読み取りエラーが発生してOSのインストールが出来ない状態との事。
いわゆる脳死状態の宣告をされてしまいました(T^T)。
ジーニアスは「パーツ交換は出来ないので有償交換になりますが・・・」と申し訳なさそうな口ぶり。
僕としては、もう使っていない機体だし、オークションに出す気もないので、このままご臨終を受け入れる事にしました。って大げさだな。
WWDCの思い出と共に、棚の奥深くに閉まっておきます。