北海道に移住して今日で20年になります。
受験の時はフェリーでしたが、授業が一段落ついたあとはバイトに励み、何とか飛行機代を工面したのでした。
片道だけの航空券を買い、「少なくとも半年は帰らないぞ」と、あまり厳しくない誓いを立てて伊丹空港に向かったのが1994年3月28日(月)のこと。
大学の友人に見送られてANAで飛び立ったのでした。
この日の夜は札幌のユースホステルに泊まった記憶があります。
契約したアパートが翌々日にならないと完成しないため、札幌に住所がありながら市内ユースに泊まるという妙なことをしたのでした。
日程をアパートの完成に合わせれば良かった筈で、なぜ僕は2日も早く札幌に来たのか、このページを書きながら不思議に思いました。
当時の日記を開いてみて疑問が氷解。この日の夜に札幌で裕木奈江のコンサートがあったのです。そういえば当時はファンクラブに所属していて、優先的に入場券がもらえた気がします。
人生の一大事をアイドルのコンサートに合わせていたとは、20年ぶりに思い出す赤面の事実でした。(;^_^A
北海道は想像以上に広くて、まだまだ回りきれていません。
地平線に青い空、緑の丘と誰もいない峠道。
気力の続く限り「試される大地」を回ってみようと思います。