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ファースト・コンタクト

生まれて初めてコンタクトレンズを作りました。
普段は裸眼で過ごしていて、会議でたまに眼鏡をかける程度。コンタクトなんて痛くて面倒なだけだよね、と思っていました。

興味を持ったきっかけは東村アキコの漫画「海月姫」です。
主人公のオタク少女が押しの強い友人に勧められてコンタクトを入れて「ぜんぜん痛くない」「いまは技術が進んで~」というベタな話なのですが、なぜか猛烈に使ってみたくなりました。

眼科で検診+着け方講座で1時間ほど(初診料込1200円)。処方箋を持って近くのショップへGo! 使い捨てタイプ30枚1パックを購入(初回購入割引2480円)。今日から僕も立派なコンラーです(そんな言葉は無い)
まだ1日目ですが、装着感は良好。漫画の表現だから話半分に聞いていたけれど、本当に痛くないんですね。
というより、違和感ががなさすぎて「今、着けてるんだっけ?」という感じ。遠方を見てようやく確認できるほどです。

軽い運動なら外れる心配はないということなので、春からのサイクリングが楽しみ。
眼鏡で自転車に乗ると、すぐに汗ポタポタで見えなくなってしまうのです。

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地図にない村

東急ハンズでレーザー彫刻を頼んでみました。
その名の通りレーザー光線を使って物体の表面に刻印してくれるサービス
刻印できるのはハンズで売ってる商品に限定されますが、木板、ステンレス、ガラス、iPhoneケースなど、対象は広い様です。

これで作ってもらったのは「部屋番号」。我が家では表札とは別に番号だけのプレートをドアに掲げているのです。(元ネタはイギリスのSF「プリズナーNo.6」)
今まではプリンタ出力を小さな額に入れて飾っていたのですが、数年経つと日焼けして読めなくなってしまいます。
まあ、プリント費用なんて微々たるものですが、折角だから永続性のあるものをと思ってレーザー彫刻を選んだ次第。

データはAdobeのイラストレーターでアウトライン化する必要があります。普通の人にはハードル高いのですが、画像処理が仕事だから難なくクリア。
ハンズで木材を選び、データと共に持ち込めば、一時間ほどで出来上がりです。
お値段は7×7cmの2480円。

自宅に戻り、背面にゴム磁石を貼り付けて出来上がり。ヤッター!
と思いきや、翌朝になると板が激しく反っていました。屋外に置いたので水分を吸って変形してしまったのでしょう。
水分が均等にしみ込めば平らになるはず、と放置する事1週間。なんとか元の平らな状態に戻ってくれました。

(おまけ)
写真はイギリスにある本物の「No.6」の表札です(2004年栗野撮影)。
40年以上も経った今でも、ロケ地となったホテル・ポートメイリオンには「プリズナーの村」を求めて訪れる人が絶えないのだとか。

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風の便り

陶芸部のOB会で東京へ。
これまでずっとOB会は京都で開かれていたのですが、関東在住の人が多いので試しに東京で開催することになりました。
前回から実に4年ぶり。

古いメンバーと連絡を取ろうとすると、世の中は変わったなあと改めて思います。
僕が学部の頃から携帯電話というものは存在していましたが、会社役員とか芸能人とか、限られた人しか所有できないシロモノでした。
余程親しかった友人なら卒業後に電話することも無くはないという程度で、同級生の消息を知るには年賀状かOB会、あるいは風の便りしかなかったのです。

今は正にインターネット時代。
SNSに登録しておけばお互いの日常は(世界中どこにいても)筒抜け。
何年も会っていない人でも、近状が分かっていれば「来週京都に行くよ」と連絡が取りやすくなります。
つくづく便利ですね。

さて、肝心のOB会ですが、下は卒業したばかりの若手から上は僕まで・・・・
そう、僕の同期は誰も参加せず、3学年下の人たちから数名ずつ。
幹事に「ぶっちぎりで最年長ですよ」と言われてしまいました。

確かに、FacebookやTwitterでも同期は見かけませんけどね。
デジタルデバイドという目に見えない壁がこんなところに有ったとは。

そんな訳で、午後2時という健全な時間にスタートし、午後8時というこれまた健全な時間に三次会が終了したのでした。
家庭を持つと健全になるんだんあ。

次回は京都開催を目指すそうです。
古いOBを誘って「最年長」を返上しなくては。

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旧手宮線

小樽雪あかりの路のボランティアに参加しました。昨年に続き2回目。

今年は旧手宮線の会場に配属されました。当日の気温はマイナス6度でしたが、昨年ほどには寒くない。
小樽市内は運河付近の湿度が高いため体感気温がものすごく低くなり、丘の上の小樽駅に向かうに従って暖かくなるという構造のようです。
手宮線は周りを建物に囲まれていて、あまり風が無いのも幸いでした。

僕の作業はスノーキャンドルの作成・補修です。先ずは吹雪で劣化してしまったキャンドル3基を新しく作りました。
ソリに雪と水を入れてかき混ぜ、粘土状になったところで丸めます。雪と雪をくっつけるためには水浸しにした方が良いとの事でしたが、これがかなり冷たい。
途中から「雪玉製造機」が登場して、少し楽になりましたが。

4人で作業しているとあっという間に午後4時半、点火の時間です。
2人1組になって蝋燭にガスバーナーで点火していきます。
ガスバーナーよりもチャッカマンの方が安全では?という気がしましたが、主催者によると「寒過ぎてガスが気化しないので、チャッカマンは使えない」との事。ガスバーナーもボンベを常に覆っていないと冷え過ぎて使えなくなることもあるのだとか。さすがは雪国です。

バケツ一杯の蝋燭を次々と点火。
日が沈むと観光客が増えてくるので、時間との勝負です。
作業を終えて会場を振り返ると、キャンドルが美しく光っています。とても自分で作ったとは思えない神々しさ。
観光客の「すごい」「素敵」という歓声に癒されます。

運営によれば、雪あかりの予算は2000万円程だとか。この金額で50万人を呼ぶイベントが運営できてしまうのは驚きです。ぜひ来年も参加しようと思いました。

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さっぽろ雪まつり

さっぽろ雪まつりの市民雪像を製作中。

北大の学生や職員が中心のメンバーで、僕はその中の一人と知り合いだったので呼ばれました。
とはいっても、昨年も同じ顔ぶれで製作したので、アウェイ感は少なめ。

昨年の「すがもん」からの流れで僕が設計担当になってしまいました。雪像の講習会にも出席し、リーダーとデザインを打ち合わせてとなかなか大変。
そんなわけで、なんとか3Dモデルと平面図を作ってみました。詳細はこちら

今シーズンの札幌はとにかく雪が多く、「今年は作りやすそうだね〜」と話していたのですが、今週末になって急に暖かくなり、初日はプラス気温でした。
雪がサクサクと削れて楽しいのですが、会期中に溶けてしまうのではないかと心配。天気予報だと土曜は雨も降るそうです。
風邪を引かないように頑張ります。