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賛成の反対なのだ!

IMG_2825.jpg札幌にオスプレイがやってきました。
オスプレイはティルト・ローターという特殊なプロペラを備えた航空機。
ローターの回転軸を垂直にするとヘリコプターの様に、軸を水平にするとプロペラ飛行機の様に飛ぶことができます。
昭和の特撮番組に登場しても違和感がないほどの格好良さ。

但し日本国内では、米軍基地へのオスプレイ配備に猛烈な反対運動があるようです。
「何度も事故を起こした機体に市民の頭の上を飛ばせるのか!」と、米軍基地の周りでデモが行われたり、果ては風船や凧で妨害した人もいるんだとか。
単なる事故率なら日本のマスコミ用ヘリの方が危険なんですが、そういう数字で納得してもらえる問題ではないようで…

IMG_2805.jpg札幌の丘珠空港では2年に1度「航空ページェント」というイベントが開かれています。飛行機の地上展示や航空ショーなどで根強い人気があるとか。
ここにオスプレイが地上展示されることが発表されたため、テレビ・新聞は大騒ぎ。
オスプレイが初めて沖縄以外の市街地を飛行するので、市民から「賛否両論」なんだそうです。
入場者数は増えるだろうしデモも予想される。物々しい雰囲気のなか、当日を迎えたのでした。

朝7時すぎに知り合いから「すごい行列です。入場制限くるかも」と連絡があり。慌てて自転車に乗って丘珠着8:00。
空港の広い敷地に溢れんばかりの人。列が全く動かないので心配していましたが、8:30に開場するとスイスイ。8:40にはオスプレイの前に辿り着きました。

IMG_2839.jpg展示されているオスプレイは2機。
ローターはそれぞれ垂直と水平。さらに水平状態のものはプロペラ折りたたまれています。
なんという心憎い演出。
写真を撮りまくって9:30に会場を後にしたのでした。
航空ページェントの目玉はジェット機の編隊飛行なのですが、そちらは特に興味なし。

帰宅してニュースを見ていると、11:00には入場制限になったようです。早起きして良かった。
続報によると来場者数は驚きの5万人超えだとか。
反対デモは…小さな横断幕を掲げた人が10人ほどいたようです。「賛否両論」って何だったんでしょうね(w

その他の写真はギャラリーに置きました。

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レプリカ時計台(にせ時計台)

札幌市内にある「レプリカ時計台」を巡ってきました。
詳細な写真はギャラリーからどうぞ。
札幌市内の各所には「時計台に似た建物」が幾つかあります。完成度は、雰囲気を真似してみましたから、かなり本気で再現したものまで様々。
市内の主なレプリカ時計台を結ぶ道のりは約40Km。丁度いい距離なので一日で回ってみました。
名前は区別のために適当に付けたものです。

東区役所時計台:場所
東区役所のエントランス上に時計部分だけを再現したもの。土台部分は4面ガラス張りになっており、東区の特産物であるタマネギのオブジェが置かれている。更に、1時間に1回タマネギが上下に割れて、回転する白馬が現れるというツッコミ所の多いギミックが隠されている。
時計は3面。開拓史の星マークなし。
北郷時計台:場所
JR平和駅の北側にあるレストラン。本物より横幅が狭いですが、2階建てで時計以外の再現度も中々。
時計は正面のみ、開拓史の星マークなし、
新札幌時計台:場所
JR新札幌駅近くにある建設会社の社屋。JRからも見えるため、本物の時計台と勘違いした観光客が下車して見に行ったという武勇伝もあるらしい。時計部分のみの再現だがディティールは最も精巧、3階建ての社屋外壁も板張り風となっており、努力の跡が偲ばれる。
時計は4面。開拓史の星マークなし。
円山時計台:場所
地下鉄東西線円山公園駅近くにあるケンタッキー・フライドチキン。これをレプリカ時計台に数えて良いのか微妙な出来だが、屋根の色と形は時計台を意識していると思われる。
時計、開拓史の星マークなし。
西野時計台:場所
札幌市西区の八木病院横にある薬局。平屋でエントランス屋根と時計部分が再現されている。景観に配慮したのか屋根が緑色に塗られている。壁も緑色っぽいが、実は本家の時計台の色に一番近い。
時計は1面。開拓史の星マークあり。
札幌市時計台:場所
本家の札幌時計台。
時計は4面。開拓史の星マークあり


(「にせ時計台」と呼ぶ人もいますが、このページでは「レプリカ時計台」とします)

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歯医者さん

歯が欠けてしまいました。

食事中に口の中でガキッと云う音がしたので「小石でも入っていたかな?」と見てみると、白いエナメル片でした。
そして口の中が妙にトゲトゲしている。舌で弄ると下の前歯の先端が3mmほど欠けています。

痛みはないし食事にも差し障りなさそうですが、歯先がノコギリのようになってるのでチョット怖い。
ネットで調べても「欠けた歯を放置するのは危険」と怖い報告が上がっていました。

幸い職場のすぐ近くの歯医者さんで後輩くんが勤務しているので予約。
実に15年ぶりに歯医者を訪れたのでした。

因みに、15年前は上側の犬歯が欠けたのでした。
この時、人工の歯を付け足したのですが、経時変化で接合面に隙間が空いてしまいました。
ここだけ変色して嫌な感じだったので、ついでにこちらも修理、というか治療。

小学校の頃は歯科医なんて恐怖の大魔王レベルに怖かったものですが、最近は部屋も綺麗だし、ドリルの音も振動も小さい。
30分ほどの治療で、上下ともスッキリ治ったのでした。
ついでに見てもらった他の歯も問題ないとのことで、身も心も晴れやか。
これで治療費3000円とは。医学の進歩(だよね?)は素晴らしい!

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20周年

北海道に移住して今日で20年になります。

受験の時はフェリーでしたが、授業が一段落ついたあとはバイトに励み、何とか飛行機代を工面したのでした。
片道だけの航空券を買い、「少なくとも半年は帰らないぞ」と、あまり厳しくない誓いを立てて伊丹空港に向かったのが1994年3月28日(月)のこと。
大学の友人に見送られてANAで飛び立ったのでした。

この日の夜は札幌のユースホステルに泊まった記憶があります。
契約したアパートが翌々日にならないと完成しないため、札幌に住所がありながら市内ユースに泊まるという妙なことをしたのでした。
日程をアパートの完成に合わせれば良かった筈で、なぜ僕は2日も早く札幌に来たのか、このページを書きながら不思議に思いました。

当時の日記を開いてみて疑問が氷解。この日の夜に札幌で裕木奈江のコンサートがあったのです。そういえば当時はファンクラブに所属していて、優先的に入場券がもらえた気がします。
人生の一大事をアイドルのコンサートに合わせていたとは、20年ぶりに思い出す赤面の事実でした。(;^_^A

北海道は想像以上に広くて、まだまだ回りきれていません。
地平線に青い空、緑の丘と誰もいない峠道。
気力の続く限り「試される大地」を回ってみようと思います。

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水深2尋

古い「近状」にも書きましたが、僕は2061年まではこの世にいるつもりです。
そのときには92歳。現在45歳なので約半分。そう思うと感慨深いですね。

2061年はハレー彗星が次にやってくる年です。
最近まで小説「2061年宇宙の旅」を読んだ影響だろうと思っていたのですが、元ネタがもう一つあることを思い出しました。小説家マーク・トウェインの逸話です。

マーク・トウェインはハレー彗星がやってきた1835年に生まれています。
生前のトウェインは「自分はハレー彗星とともに地球にやってきたので、ハレー彗星と共に去っていくだろう」と話していたそうです。
そして、自身の予言どおり、次にハレーがやって来た1910年に亡くなっています。
予言なのか執念なのかわかりませんが、面白い話ですね。

前回のハレー彗星最接近(1986年)にこの話を聞いて、自分に当てはめると2061年はキリがいいなと思い、2061年までは生きると言い出したのでした。
その頃は冗談でしたが、最近は割と本気で目指しています。
健康で長生きしたいですね。