朝からスタバ。
何処にでもあって、確実に全席禁煙なのがありがたい。
「分煙です」と書いてあるのに煙ダダ漏れのカフェの何と多いことか。
会議続きの1日でしたが、スケジュールをよく見ると午後に3時間ほど空きがありました。
せっかくなので散策にGo。
北大路からバスに乗って四条河原町まで。
京都のバスルートは便利だけど、検索の難易度が高すぎると思う。
いまどきスマホ未対応なのも良くない。
会場→(バス)→六波羅蜜寺→(バス)→哲学の道→(徒歩)→北大路→(バス)→会場と、3時間でソツなく見て回りました。
紅葉は終わった感じなのが残念。
本日の宿は大徳寺の近くにあるゲストハウス。大部屋で寝て食事は台所で自炊という、民宿+ユースホステルのような感じです。
このゲストハウスは朝食付き1泊2000円と格安なのですが、いわゆるアメニティの類は一切なし。部屋は散らかり放題だし、家主の私物らしきものがあちこちに見えている。
ネットでは賛否両論の場所でした。
恐る恐る敷居をまたぐと、どうみても4人家族向けぐらいの玄関に20人分ぐらいの靴が溢れています。
チェックインしようと思ったら、お勝手のような場所でアジア系の観光客数名が何やら揉めている様子。
どうやら客の方が予約を1日間違えたらしく、部屋の用意がないとの事でした。
彼らのトラブルが収まるまでチェックインしてもらえず、延々と待たされる羽目に。
彼らは大部屋に無理矢理詰め込まれるということで何とか泊まれたようです。
僕が案内されたのは6畳に2段ベッド3つの6人部屋。私物と設備の区別が曖昧で、もう完全に「友人宅に来ました」状態です。
ネットの評判をちゃんと読んでいた人は「覚悟」が出来ているでしょうけれど、「京都の古民家に泊まる」というイメージで来た人は戸惑うでしょうね。
同室は海外の人ばかりで、カナダ・メキシコ・フランス・韓国・中国と多種多様。
何となく話が盛り上がって一緒に夕食に行くことになりました。
向かった先は「Coco壱番屋」。メニューに英語が併記されていて、全て写真付きなのでお気に入りとのこと。なるほど、国際化には地味な努力が大事ですね。
皆さん「日本の文化」に興味があるとのことで、日本文化について質問攻め。
曰く「日本の仏教徒として特徴的な活動は何か」とか「年末年始のハツモーデというのは一体何か?」などなど、日本語でも回答に困ることを散々聞かれてしまいました。
日本に住んで日本語を話していると、何となく「日本のことを分かっている」気分になりますが、いざ他者に「日本とは何か」を説明すると難しいものですね。
アイデンティティの根幹を揺さぶられる一夜でした。