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バグではなく仕様です

札幌の自転車用レーンを走っていたら、ある区画だけ路肩の凸凹加工(ランブルストリップ)が走り難い事に気づきました。
今春の追加工事の時に、中央分離帯用の規格のものを路肩に掘ってしまったようです。
自転車が多く走る箇所なので、溝が細くて浅いものをとガイドラインに書かれているのですが、発注側か施工側のどちらかが間違えたのでしょうね。
それ以前にここは左折不可なので、左折方向にランブルストリップを彫って何がしたいの?という気もしますが。

以前から自転車レーンの扱いの適当さに疑問を持っていましたが、ここまで堂々とした工事ミスに誰も気づいていなかったとは驚きました(T_T)
開発局に指摘しておきましたが、直すのかどうか・・・


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レプリカ時計台(にせ時計台)

札幌市内にある「レプリカ時計台」を巡ってきました。
詳細な写真はギャラリーからどうぞ。
札幌市内の各所には「時計台に似た建物」が幾つかあります。完成度は、雰囲気を真似してみましたから、かなり本気で再現したものまで様々。
市内の主なレプリカ時計台を結ぶ道のりは約40Km。丁度いい距離なので一日で回ってみました。
名前は区別のために適当に付けたものです。

東区役所時計台:場所
東区役所のエントランス上に時計部分だけを再現したもの。土台部分は4面ガラス張りになっており、東区の特産物であるタマネギのオブジェが置かれている。更に、1時間に1回タマネギが上下に割れて、回転する白馬が現れるというツッコミ所の多いギミックが隠されている。
時計は3面。開拓史の星マークなし。
北郷時計台:場所
JR平和駅の北側にあるレストラン。本物より横幅が狭いですが、2階建てで時計以外の再現度も中々。
時計は正面のみ、開拓史の星マークなし、
新札幌時計台:場所
JR新札幌駅近くにある建設会社の社屋。JRからも見えるため、本物の時計台と勘違いした観光客が下車して見に行ったという武勇伝もあるらしい。時計部分のみの再現だがディティールは最も精巧、3階建ての社屋外壁も板張り風となっており、努力の跡が偲ばれる。
時計は4面。開拓史の星マークなし。
円山時計台:場所
地下鉄東西線円山公園駅近くにあるケンタッキー・フライドチキン。これをレプリカ時計台に数えて良いのか微妙な出来だが、屋根の色と形は時計台を意識していると思われる。
時計、開拓史の星マークなし。
西野時計台:場所
札幌市西区の八木病院横にある薬局。平屋でエントランス屋根と時計部分が再現されている。景観に配慮したのか屋根が緑色に塗られている。壁も緑色っぽいが、実は本家の時計台の色に一番近い。
時計は1面。開拓史の星マークあり。
札幌市時計台:場所
本家の札幌時計台。
時計は4面。開拓史の星マークあり


(「にせ時計台」と呼ぶ人もいますが、このページでは「レプリカ時計台」とします)

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富良野にGo!

IMG_2339.jpg今年もグレイトアース富良野に参加。
ライダー倶楽部の面々につられて参加するようになって早3回目。
富良野市内各所に設けられたチェックポイントで特産物を食べながら走りましょうというユルい自転車走行会。タイムや順位は競いません。

今年の札幌の梅雨は観測史上最長となったそうです。大会前の2週間は毎日のように雨が降っていて全く乗ることができず。当日も雨になったらどうしようかと心配していたのですが、狙い澄ましたようにこの日から快晴となりました。

IMG_2198.jpg参加者の車に乗せてもらって前日19時に富良野入り。夏至直前なのでまだまだ明るい。
大部屋に泊まって宴会して、翌朝早くから自転車。オッサンライダーの天国のようなイベントですね。

大会当日は午前5時起床。5時半に旅館を出発して6時に会場入り。最前列を確保することができました。みんな気合入ってるなぁ。
大会参加者は800名近くになっており、後ろの方だとスタートまで30分以上も待たされてしまうのです。早めに出発して、エイドでゆっくり楽しもうという作戦。

IMG_2321.jpg最初の難関は鳥沼公園から麓郷までの長い長い登り坂です。
今年はホイールを交換したので少し足取りが軽い。しかし僕の体力では先頭グループについて行く事はできず、かと言って第二グループよりは少し早いため、スタート直後だというのにソロ走行になってしまいました。
五朗の石の家で皆と合流し、今度こそはぐれないようにペースダウン。
日の出公園、拓真館、とみたメロンと楽しくグループ走行をしてきました。
前半の坂道で体力を削られたため、後半はちょっとバテバテ。
最後は追い風に助けられてちょっとだけペースアップ。午後2時半にゴールしました。

この後は、ハイランド富良野で入浴、知り合いの車に送ってもらって21時帰宅となりました。

IMG_2361.jpg楽しかったグレイトアースですが、同じ大会に何度も参加してきたので、ライダー倶楽部の参加者もやや減少気味。
北海道にはグルメな自転車走行会がたくさんあるので、7月は帯広のグルメフォンドにも参加する予定。
短い夏を楽しまなくては。

その他の写真はアルバムから。

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パシフィックリム

自転車のホイールを換えました。
「ホイール」と言っても何のことやらでしょうが、自転車のタイヤ部分のアレです。
大雑把に「タイヤ」と呼ばれているものは、本来は地面と接するゴム部品だけを指します。タイヤの内側には空気を入れるチューブがあり、それらを支えている金属部分が「ホイール」です(カーボン製もありますが)。
ホイールはさらに、ハブ、スポーク、リムというパーツに分かれています。

先日の小樽サイクリングでホイールの話題が出たとき、メンバーの一人から「交換してみる?」と持ちかけられました。
ロードバイクは持ち運びのために前後輪が簡単に取り外せるようになっているので交換も簡単。
その場で取り替えて試せるとは、今の今まで気づきませんでした。

いざ換えてみると確かに軽い。前輪だけなので違いは数百グラムですが、回転体のモーメントの関係でしょうか。登り坂でもスイスイ進みます。これは楽しい。
帰宅してからカタログを眺めてみると、ホイール前後輪で30万円とか驚くような値段が書いてあります。僕の自転車本体よりも高い。

まあ、そこまで高いものはカーボン製で、廉価版もあるとのこと。
個人ブログで調べると、僕でも買えそうな価格帯のホイールがいくつも出てきました。
というか、ホイールってこんな真剣に悩むほど大事なものだったんですね~

最終的に「シマノ WH-RS21」に決定。
サイクルショップに行くと在庫がありました。ホイール+タイヤ+チューブ+後輪スプロケット交換で締めて30000円也。予算内で収まりました。
計算上は約1100g軽くなっているはずです。効果は如何に?

Type ホイール タイヤ
旧仕様 ALEX DC19(2500g) Panaracer Pasera(2x480g)
新仕様 シマノWH-RS21(1850g) Bridgestone Distanza*2x250g)

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環状通と環状線

オフシーズンに地図を眺めていたら、札幌には「環状線」と「環状通」という、似ているけど少しルートが違う通りがあることに気づいてしまいました。
両方とも一周20kmほど。せっかく「環状」なのだからグルッと回ってみることにしました。

まずは「環状通」から。
北海道大学の真横、北15条西4丁目がスタート。慣れ親しんだ道を東に5kmほど進むと豊平川です。
ここから先はあまり通ったことがない道。見知らぬ景色に「ここは何処だろう」と迷いかけますが、ところどころで12号線やサイクリングロードなどと交差すると、その瞬間に現在位置が分かるのが面白い。
信号が多いのでなかなか進まず、一周に2時間ほどかかってしまいました。
ゴールは北18条西1丁目…って、「環状」なのに出発地点と違う場所です。
実はこの道、環状通と言いながらも閉じていないという、なんだか不思議な構造になっているのでした。

翌日は「環状線」にトライ。
環状線と環状通はほぼ同一ルートになっていて、時計の針で言うと、0時から7時まで同一。7時から12時の部分が違う感じです。
道路には「起点」というものがありまして、環状線は環状通とほぼ同一でありながら起点が全く違う場所にあります。
まずは起点まで長い旅。これだけでルートの1/4ぐらい走る計算。
あとは、まあ昨日と同じ道をグルッと回ります。
ルート分岐後は円山に入るのでそれなりの勾配。
円山から坂を下ると出発地点に戻って来ました。

札幌の土地鑑はかなり鍛えられているつもりだったけど、いざ走ってみると「こんなに近/遠かったたっけ?」と思うことしばし。
距離が短くても面白いサイクリングができるものですね。