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7来たる

アップル社の世界開発者会議(WWDC2013)が開催されました。
今年はチケットが一分で売り切れたんだとか。
僕が行った年(2009)は2〜3日は余裕があったような気がします。あの頃に比べて、ますますiPhoneの存在感が高まってきたということでしょうか。

キーノート中継は日本時間の午前2時なので、例によって早寝早起きで挑んでみました。
今回はなんと、アップル社がビデオストリーミングを用意してくれています。
つまり、サンフランシスコまで行かなくてもリアルタイムでティム・クックの話が聞けてしまうのです。

これだけ注目が集まってるとストリーミングも遅いよなぁ、と心配していたのですが、たまにカクッとなるぐらいでブロックノイズも殆どないという高品質。
30万円の旅費と30時間の移動がなくても、自宅の布団の中で世界最先端の発表をリアルタイムで見られるとは、時代は進んでますね。

肝心の発表ですが、これが実に面白い。
ティム・クックCEOになってからしばらくは堅実路線が続いていて、正直あまり面白くないな〜などと思っていました。
今年の発表はアップデートが中心ですが、OSX Marvericksのファインダ刷新やメモリ圧縮機能、新型Mac Proの発表などギーク心をくすぐるアイテムが登場。
説明も「俺はマックがこんなに好きなんだぜ」「どうだい、俺の作ったコレ凄いだろ!」という遊び心が溢れています。
これぞWWDCの醍醐味。やっぱり、また行ってみたいなあ。

今回の目玉はiPhoneの新OSであるところのiOS7でしょうか。初代iPhoneより5年以上も続いていたスキュアモーフィック(現実世界のノートや電卓を模倣したデザイン)を廃止して、純粋に「iPhoneの画面の中での見やすさとは何か?」を追求したフラットデザインになりました。

iOS7のリリースは秋ですが、開発者登録をしているので早速入れてみました・・・
NDAに引っかかったら恐いのであまり細かい事は言えませんが、これはリリースされたら賛否両論あるだろうなあ、という印象。
これまで5年間慣れ親しんだ「文法」が根底から覆されるので、「ログインする」「前のページに戻る」という目をつぶってもできるはずの動作が、いちいち考え込まないと出来なくなってしまいました。

もちろん、新しい文法に慣れてしまえば良いのでしょうが、本質的にフラットデザインは使いにくいのでは? という懸念が拭えません。
リリースまで時間がある事ですし、アップルも何らかの対策を打ってくるのではと想像します。
まだまだ楽しませて下さいよ!

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呪いの花

北大のクロユリ群生地。ようやく満開になりました。
梅や桜と同じく、クロユリも開花が遅れていました。例年なら5月15日前後に咲くところが、今年は5月28日開花。
ここに群生地を作ってからの8年で最遅です。6月16日頃までは見ごろだと思うので、お近くの方はぜひお立ち寄りください。

今年は北海道新聞から取材の打診が来ていたのですが、「まだ咲きません・・・」「そうですか・・・」という悲しい連絡になってしまいました。
ようやく満開になったので6月6日に現地取材を受けてきました。いつ載るのかは聞いてません。

さて、クロユリを管理している黒百合会のホームページにここしばらくアクセスが微増しています。
(激増、でないのが残念ですが)
「群生地の開花シーズンだからかな?」と思っていましたが、検索ワードを見てみると少し様子が違うようです。
クロユリ団地」というアイドル主演のホラー映画が上映中なので、その検索の余波が来たようです。

クロユリの花言葉は「恋」「呪い」だから、まあ合っていると言えば合ってるんだけど。
これに便乗して群生地の知名度が上がったり・・・は無いか。

(6月16日追記)
道新の紙面に載らない事になってしまいました。よさこいの記事等でなかなか掲載タイミングが来ず、ようやく都合が付いたら花が終りかけてしまったからとの事。色々難しいですね。

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ひらけ、山!

例によって藻岩山の山開きに行ってきました。
今年は土曜日なので夜更かし(というか早起き?)も怖くない。
午前2:00出発、2:50登山開始、3:40山頂、4:00御来光という最適化の極みのようなスケジュール。

今年は雲一つない快晴なので期待していたら、地平線付近はうっすらと雲がかかっていた様です。
日の出時刻をすぎても太陽がなかなか顔を出さず、しばらくしてから綿にくるまれたようにボンヤリした光がさしてきました。

贅沢言ってはいけませんが、あまり写真映えのしない来光でした。

教育大の学生たちは相変わらず「太陽コール」を続けている様です。
北大はサークルがチラホラ。ストームをやって、「♫札幌農学校は蝦夷が島!」と歌っていたので間違いない。

札幌の知られざる奇祭は健在でした。

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怒涛の春

今年はずいぶんと寒い日が続き、なかなか桜が咲きません。ようやく開花したのが5月13日。
例年より2週間近くの遅れでした。ちなみに、観測史上2番目に遅く、ここ30年で最遅だとか。

仕事帰りに桜の木を見て「週末は花見ができるかな」と観察していたのですが、今年はどうも様子が違います。
例年だと桜の花が一斉に咲き、花が散ってから葉が出てくるというパターンです。
今年は花が「そろそろ開くかな」という頃に葉も同時に伸びてきました。その結果、花が満開のときに葉も元気いっぱいで、ちょっと風情の足りない花見となってしまいました。
開花時期も短かったような気がします。

開花が遅いのは桜だけではありません。
梅も同じぐらい遅れて、ようやく開花宣言が出たのが5月19日。(北海道は桜の後に梅が咲くのです、念のため)
開花日に見に行ったのですが、ツボミがチラホラで花見にはちょっと早すぎました。
翌週は私用で花見にいけず、開花2週間の6月1日に見に行ったところ9分散りでした。なんだかタイミングが悪い。

ライラックの開花も遅れたので、今年は桜・梅・ライラックが同時期に見られるという、嬉しいのか勿体無いのか良く分からない花見になってしまいました。

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ドクターストップ

ずいぶんと更新をサボってしまいました。
実は4月中旬に尿路結石になってしまい、闘病生活(というほどの事もないですが)を送っていたのです。
なんとか石は排出され、今は普通の生活に戻りました。

まるまる1ヶ月自転車に乗れなかったので、昨年に比べて走行距離が半分以下。6月末には「グレートアース富良野」の115Kmロングライドが控えているので、遅れを取り戻すべく猛トレーニング中です。