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ボブの英会話

英語試験のTOEICを受けてきた。もう4回受けてますが、未だに800点に届かず・・・今回はどうかな。

普段の勉強は「Live from London」と「Duo 3.0」を流し聞いてるぐらいです。
会話と語彙の本なのでTOEIC対策としては効率が悪いのですが、例文がとにかく楽しいのが良い。
最近特に気になっているのが「Duo3.0」に登場するボブ氏。
そもそもDuoは例文集なので、登場人物がキャラ付けされている訳ではありません。
しかし、各章のボブを見ていると、行動に一定の傾向を感じるのです。

例えば

(1)「『大切なのは肩書きなんかじゃない。絶対そうだ』とボブは語気を強めて言った」
 →お気に入りの女性を一流企業の男に持って行かれたんでしょうかね。

(2)「ボブは今夜、彼女とデートするつもりだったが、残業になってしまった」
 →ようやく彼女を見つけたらしいのですが、デートをキャンセル・・・

(3)「私の両親にボブを紹介したら、二人ともすぐに彼の事が好きになった」
 →それでも彼女との仲は進展したようです

(4)「ボブが働いている間、ジェニファーは家でくだらないメロドラマに夢中になっていた」
 →ようやく結婚(or同棲?)したようですが、夫婦仲が悪そう

(5)「ジェニファーにずっとだまされていたのがわかってきたよ」
 →ああ、うん。やっぱり・・・・

などなど。
ボブはこれからどうなるのでしょう、気になりますね。

Duoの初版は1994年、その後Duo2.0(1997), Duo3.0(2000)と発行されていますが、3.0は10年以上もバージョンアップしていないんですね。
かなり売れてる本なので、いつかきっとDuo4.0が発行されるはず。
ボブの幸せを願って止みませんd(^_^o)

話は飛びますが、かつて「ビックリマン」というアニメが流行ったことがありました。
元々はチョコのオマケのシールだったのですが、シールにはキャラクターの絵と簡単な設定が書いてあり、何枚か集まるとその向こうにストーリーが読み取れるという仕組み。
子供達は「この続きが知りたい」と購買につながり、遂にはアニメ化されたという珍しい経緯の作品です。

英会話教材も、この「ビックリマン方式」を取り入れたら面白いんじゃないでしょうか。一冊だけなら只の英会話集だけど、何冊か買うと一大群像劇になってる、みたいな。
どんな時代もモノが流行る為には、消費者の「見つけた感」が大事だと思うんですよね。
そんな訳で、Duo4.0早く出してください>中の人

(2/4追記TOEICの)結果が来ました。大台には15点届かず・・・

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ミクミクにしてやんよ

今年も市民雪像を作ることになりました。西6丁目11番「Owl love」。名前の通りフクロウを作ります。
近くの方、ぜひお立ち寄りください。遠くの方、LCCだと安いですよ。

そんな訳で市民雪像の講習会に参加してきました。
実際に雪を削る前に粘土模型を作り安全性をチェックするという、主催者開催のお硬い集まり。
皆さんはもう忘れていると思いますが、昨年は「初音ミク事件」が起きまして、今年から雪像作りのレギュレーションが変更されることになってしまいました。

初音ミク事件とは、初音ミクの雪像が会期中に倒壊し、落ちた雪の塊で通行人一名が怪我をしたというもの。
滑って転ぶ人は毎年いるものの、雪像が直接事故の原因となったのは雪まつり史上初めて。しかも全世界的バーチャルアイドル初音ミクの「首」が転がり落ちたという話題性から、「日本では雪だるまが壊れたらニュースになるらしいぞ」など、面白おかしく報道されてしまいました。

これを受けて実行委員会もかなり苦労したようです。
これまで雪像の事前講習会は任意参加だったのに、今年から参加義務に変わってしまいました。
市民雪像も通路から離して設置するようです。
きちんと責任を認めて、原因究明→対策という流れは理解しますが、「市民雪像を厳しくするのは筋違い」というのが僕の意見です。

そもそも雪まつりりの雪像には、「大雪像」(自衛隊が作る10m越えのもの)、市民雪像(市民が思い思いに作る2m立方のもの)、国際雪像(海外から招待した専門家が作る3m立方のもの)、企業雪像(企業が宣伝のために作るもの、大きさは任意)など、様々な種類があります。
事故を起こした初音ミクは「企業雪像」であり、市民雪像とは異なるレギュレーションで作られています。(大きさ、文字の使用可否、デザインの制約など)

倒壊したミクは僕のグループの3つ隣だったので、制作過程は近くで見ていました。
大きい頭部の割に首が細く、特徴的なツインテールも再現しており、見るからに危うげなデザイン。
当初はレリーフのように削っていたので変だとは思いませんでしたが、何時の間にか中刳りされて足で自立する構造になっていました。
しかも、心棒も入っていなかったとの事。まあ、壊れてアタリマエです。

これが市民雪像だったら、設計段階で却下されていたと思うんですよね。
おそらく「造形のプロだから」「バランスも考えて」「凝結作業もする」という説明のもとに許可されたのでしょう。
結果として倒壊してしまったのだから、造形がどうのというより「レギュレーションは大事ですね」という話にしかならないと思います。

そして今年。蓋を開けると「市民雪像のレギュレーション強化」という話になっちゃってるんですよね。いくら何でもその理屈はおかしい。
どれぐらいおかしいかというと、F1でレースカーが事故を起こした事を理由に、日本の一般道の制限速度が厳しくなる、ぐらいの話なんですよ。

そのレギュレーションも、安全強化の為に意味がある内容なら受け入れます。
ところが、発表された変更は「台座の位置は変更せず、台座に乗った雪像を50cm後退させる」という不思議なもの。
雪像が転がり落ちるという事態に50cmのマージン増が有効とは思えません。
しかもこの変更で、雪像の背面のキャットウォークがなくなり、作るときに少し危険が増してしまったのです。
観光客の安全は大事だけど、作る人の事も考えようよ? という感じ。

まあ、これは誰が悪いという話ではなく、市民と実行委員会が意見を交換しながら落とし所を見つけて行くしかないのでしょうね。

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あばよ涙


去年は非常に忙しくて映画を見る時間が取れず、年間100本の記録が途切れてしまいました。
日経トレンディの記事によると、映画館で年間100本以上見る日本人は3%ほど居るそうです。
僕と同じぐらいの映画好きが札幌だけでも6万人いる計算。意外と多いですよね。

♫よしく勇気!映画を見る時はネットで事前購入しているのですが、一度だけ仕事がどうしても終らずに見られなかった事がありました。
キャンセルや振り替えはできないのでお金だけ取られました。
多くの「半券」に混じって一枚だけ「全券」があるのは物悲しい。戒めのために机の上に貼っておこうと思います。
作品が「宇宙刑事ギャバン」というのがアレですが・・・

晒しついでにもう一つ。僕は毎年「能率手帳エクセル4」を買っています。
1988年から使い始めたので、すでに4半世紀越えです。そろそろ日本能率協会から表彰されても良いんじゃないでしょうか。お待ちしています>中の人

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素数を数えろッ!

あけましておめでとうございます。
年賀状を出せなかった方、申し訳ありません。この画像で代えさせていただきます。

時に紀元2673年。昭和88年、大正102年、明治146年。西暦2013年となりました。
2013は素数っぽいけど素数ではありません。3×11×61=2013という立派な合成数です。
ほかにも、西暦の4桁が全て異なる数字というのは1987年以来26年ぶりだそうです。

去年は大きな出来事が沢山ありました。
政権交代があったり、金環日食・水星の太陽面通過・皆既月食と天文ショーが相次いだり。アップル社が充電ケーブルのコネクタを新しくしたり、我が家のタッチパネル機器が7台になったり(後半はツッコミ禁止)。

現代社会の1年は昭和時代の数年分の変化が起きているように思います。
人は年を取ると1年が短くなると言いますが、変化の早さと相殺して、結局は若い時より充実しているような。

最近はSNSの書き込みメインなので自分のサイトを放置しがちですが、正月休み中に過去ログを整理できたらいいな。

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最後のシ者

IMG_3040ニコニコ動画とエヴァンゲリオンのコラボイベントを見学。

Eva_taxi映画「ヱヴァンゲリヲン」の新作公開に合わせて各所でイベント真っ盛り。
よく知りませんでしたが、エヴァは邦画大作に匹敵するほどの興行収入があるんだとか。
本作は封切り1ヶ月で興行収入40億円を突破したようです。ちなみに「ハリー・ポッター7」で総興収97億円。「踊る大走査線3」73億円などですから、たかがアニメと侮れません。グッズや書籍を含めると信じられないほどのドル箱市場になっているようです。

IMG_3067ニコニコ生放送の当日14:30にサッポロファクトリーへ到着すると、既にキャラバンカーが停まっています。
初号機とエントリープラグを模したデザインに「逃げちゃダメだ」など文字がビッシリ書かれているという、清々しいほどのオタク仕様。
30分ほどブラブラしてから戻ると、エヴァタクシー5台が勢揃いしています。
綾波レイのマネキンがタクシーに乗っていたりして芸が細かい。

本日はニコニコ生放送が開催されているという話なのですが、ニコニコ動画を使っていないのでどうしたら良いか分からない・・・
SNSでヘルプを求めると、親切な人がリンクを教えてくれました。
TVと違ってネット中継は機材が簡単なので言われないと分かりませんね。

IMG_3077しばらくすると、黒いぬいぐるみが登場しました。これは・・・使徒?
第三使徒サキエルににているような気もしますが、「ぷちえゔぁ」のサキエルとは違うデザインです。
中の人がフレンドリーで、写真を撮っていると「おいでおいで」をしてツーショットを撮ってくれたり、あっというまに人だかり。

足の踏み場も無い・・・という程ではありませんでしたが、改めてエヴァの集客力に驚かされました。
その他の写真は僕のギャラリーに置きました。

さて、次回作はいつなんでしょうね・・・?

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ゴーストバスターズ?

IMG_3021日本ハムの優勝パレードを見る。
前回は歩道から見ていたのですが、今回は某ビルの窓から見られる事になりました。

IMG_1480前日の大雪からうって変わって快晴のパレード日和。
午前9時に観覧場所に着くと、すでにバリケードが敷かれ、かなりの人が最前列に陣取っていました。

バリケードを尻目にビルの中へ。窓から札幌駅まで一直線に見通せます。これは絶景。
周囲のビルを見渡すと、屋上のカメラマンが長いレンズを通りに向けていました、ゴルゴ13か!

選手を乗せたバスが近づくと、人の波もワラワラと移動してきます。札幌の広い歩道が足の踏み場もない程の混雑。怪我しないでね。

IMG_1499今回注目していたのは、パレードの「撤収作業」です。

人通りが途切れると清掃の人がやってきます。背中に携帯掃除機を携え、ホースをライフル銃の様に構える姿はまるで映画「ゴースト・バスターズ」のよう。
道に散らばった紙吹雪は清掃車では取れないので、人力に頼るしかないのでしょう。

RIMG05811続けて黄色い清掃車が大挙してきました。
同じ型の特殊車両が一箇所に集まってるのは壮観。
撤収作業は一時間ほどで終了。交通規制が解かれて、町はいつもの姿へと戻って行ったのです。

誰が仕切ったのか知りませんが、10万人が参加する大規模イベントを滞りなく遂行した手腕に感心しました。

他の写真はギャラリー内に置きました。
また次は、あるよね?

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太陽のサーカス

映画「シルク・ドゥ・ソレイユ IMAX 3D」を見た。
世界最大の規模を誇るサーカス団をモチーフにしたファンタジー。
「アバター」のジェームズ・キャメロンがプロデュースしています。

シルクは複数の劇場を持っており、それぞれ異なる演目が上映されているそうです。
映画はこれをパラレルワールドに見たて、一人の少女が異世界を彷徨うストーリーになっています。
しかしこの辺は「味付け」でしかありません。本編はセリフが殆ど無く、ひたすら演目を見せてくれます。

カメラワークが凝ってるので本物を見た人でも「別の角度だとこう見えるのか」という驚きがあるのではないでしょうか。
回転シーソー(Wheel of death)だけは木下サーカスで見た事があるのですが、カメラが寄った状態だとさらに迫力がありました。

空中からロープで吊られたアクターが、垂直の壁を水平に見立ててアクションするなどまさに四次元アクション。
こういう舞台装置をよくぞ思いつくものです。

エンドロールでは物凄く大勢のアクターが挨拶してました。やっぱり世界市場が相手だと金持ってるなあ。
様々な仮装で濃いキャラが並んでいるのは少年漫画の表紙のよう。
トンでもない事を思いつく発想力と、それを実現してしまう実行力。見習いたいですね。

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FESの法則

ジングルベルサッポロファクトリーでクリスマスツリー点灯式を見学。今年で20年目になるんだとか。
これを見ると年の瀬を感じます。

今日の札幌は昼過ぎから大雨。せっかくのイベントなのに入場者数が伸びないかな、と思っていたら例年通りの超満員。
まあ、観客の殆どがカップルか親子連れですから、「パパ頑張っちゃうぞ〜」的に、数少ない見せ場で張り切ってしまったんでしょう。

昔のツリーは「電球何万個」などと数だけを誇っていましたが、最近は音楽とシンクロして明滅するなど仕掛けが凝っています。
今年のツリーは高さごとに7つの帯で光るようになっていて「♪ジングルベル」の音階に合わせて異なる高さの帯が光るなど、心憎い演出です。

それにしても、仏教国であるはずの我が国で、異教徒の教祖様の誕生日を祝うってのも変な風習ですね。
おそらくイベントという奴は「食べ物」「イベント性」「物語性」の3つが組み合わさらないと定着しないのだと思います。これを「FES(Food/ Event / Story)の法則」と呼びます(嘘です、いま勝手に作りました)。

バレンタインデーは「チョコ」「女子から告白」「聖バレンタインが云々」ですし、クリスマスは「クリスマスケーキ」「サンタさんがプレゼント」「ジーザスが馬小屋でベツレヘムの火が云々」など。
最近猛プッシュされているハロウィンは「食べ物=クッキー」「イベント性=仮装」と揃ってるのですが「物語性」がイマイチ不明。
御釈迦様の誕生日に至っては食べ物もイベント性もありません。物語性=「森じゅうの動物が祝って」は抜群なんですけど、まあ定着しないわけですよね。

そんな訳で、新しいイベントをでっち上げて庶民から搾り取ろうとしているお菓子・おもちゃ業界の皆様。
上記「FESの法則」を参考に知恵を絞ってみてください。顧問料は不要ですよ(w

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ニャンまげに飛びつこう!

登別に温泉旅行。
有名どころなのに行ったことなかったのです。

登別と言えば伊達時代村、時代村と言えば「ニャンまげ」・・・と
思っていたのですが。運営会社の撤退に伴って居なくなったんですね。飛びつきたかったな・・・

JR札幌駅から登別駅は特急で一時間。登別駅から温泉街まではバスで15分と実にお手軽。
バスで定山渓温泉に行くのと変わらないぐらいです。

まずは路線バス終点で降りて「足湯」へ。川全体に泉源からの熱湯が流れていて、川べりに座ればどこでも足湯というワイルドな場所です。
黄葉を眺めながら川のせせらぎ。いいじゃないですか。

続けて徒歩で大正地獄、大湯沼などを散策。地図だと標高差が大変そうに見えましたが、あちこちに観光スポットがあるので苦になりません。

しかし、事前に調べたところでは散策路の様子がよく分からなかったんですよね。すごくいいルートなのでウェブサイトはもうちっとわかりやすく作って欲しい。

散策路のラストは「登別 地獄谷」。爆裂火口の跡地です。硫黄の臭いが漂い、草も生えない死の世界。十勝岳の大正火口もすごかったけど、地獄谷も負けず劣らずの奇観。
こんなところに公共交通機関だけで来られるとは、さすがは北海道。

ビジターセンターの展示もコンパクトながら分かりやすく、すっかり登別LOVEになってしまいました。

翌日は残念ながら朝から雨。
クマ牧場は諦めて、登別駅前の「マリンパーク ニクス」に行くことにしました。

JR函館本線からお城のような建物が見えていて気になっていたのですが、水族館だったとは。

マリンパークはバブル真っ只中の1989年に開業しました。
水槽の中のドーム通路とかペンギンパレードなどが評判を呼び、初年度は60万人も入ったんだとか。
「旭山動物園のパクリ?」とか言われそうですが、こっちの方が先です。

バブル崩壊後は観客が伸び悩み、1999年に経営破綻。
ルスツリゾートで有名な加森観光が再建の名乗りを上げ、大改修の末に持ち直したようです。

入場料が2500円とお高いのですが、それだけの価値はあると思います。
ここのメインは「ペンギンパレード」「アシカショー」「イルカショー」「銀河水槽」「ニクス城」ですが、どれも非常にレベルが高い。

狭い園内で次々とショーが行われて息をつく暇もないほど。
動物の飼育はお金がかかるだろうから、入場料がお高いのは仕方ないですね。
札幌から日帰り圏で温泉も入れるというロケーションの良さ、ぜひとも頑張って欲しいなと思いました。

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デカルチャー

20121024-083942.jpg札幌PARCOで「マクロス30周年エキシビション」を見た。巡回展なので、次は君の町かもしれないぞ。

「超時空要塞マクロス」(1982)はガンダムブーム真っ只中に作られたロボットアニメ。
雨後の筍の如く量産された同種アニメ中ではガンダムに次ぐ大成功を収めた作品です。
主役メカ・バルキリーの三段変形が話題となり、世に「変形」ブームを巻き起こしました。
これが本家ガンダムに逆輸入されて、Zガンダム(1985)では主要メカのほとんどが変形メカニズムを備えていたほどです。

展示会場はセル画、メカのラフスケッチなど。まあ、一度は見たことがあるものばかりですが、生の線は迫力あります。
20分ほど見学して出口に向かうと、1冊のアルバムが置かれ、マクロスのエンディング曲「ランナー」が流れていました。
そう言えばマクロスのエンディングは実写になっていて、キャラクターの「写真」が貼られたアルバムをめくる演出でした。懐かしい。

あの頃はテレビの向こう側だったアルバムを、自分の手でめくる日が来ようとは。心憎い演出ですね。

「♫遥か彼方の光に向けて 僕はいまも走り続ける」
ランナーの歌詞を聞きながら、30年経ったんだなあと、しみじみ当時を振り返ったのでした。
オッサンを泣かすなよ〜(;´Д`A