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バグではなく仕様です

札幌の自転車用レーンを走っていたら、ある区画だけ路肩の凸凹加工(ランブルストリップ)が走り難い事に気づきました。
今春の追加工事の時に、中央分離帯用の規格のものを路肩に掘ってしまったようです。
自転車が多く走る箇所なので、溝が細くて浅いものをとガイドラインに書かれているのですが、発注側か施工側のどちらかが間違えたのでしょうね。
それ以前にここは左折不可なので、左折方向にランブルストリップを彫って何がしたいの?という気もしますが。

以前から自転車レーンの扱いの適当さに疑問を持っていましたが、ここまで堂々とした工事ミスに誰も気づいていなかったとは驚きました(T_T)
開発局に指摘しておきましたが、直すのかどうか・・・


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富良野にGo!

IMG_2339.jpg今年もグレイトアース富良野に参加。
ライダー倶楽部の面々につられて参加するようになって早3回目。
富良野市内各所に設けられたチェックポイントで特産物を食べながら走りましょうというユルい自転車走行会。タイムや順位は競いません。

今年の札幌の梅雨は観測史上最長となったそうです。大会前の2週間は毎日のように雨が降っていて全く乗ることができず。当日も雨になったらどうしようかと心配していたのですが、狙い澄ましたようにこの日から快晴となりました。

IMG_2198.jpg参加者の車に乗せてもらって前日19時に富良野入り。夏至直前なのでまだまだ明るい。
大部屋に泊まって宴会して、翌朝早くから自転車。オッサンライダーの天国のようなイベントですね。

大会当日は午前5時起床。5時半に旅館を出発して6時に会場入り。最前列を確保することができました。みんな気合入ってるなぁ。
大会参加者は800名近くになっており、後ろの方だとスタートまで30分以上も待たされてしまうのです。早めに出発して、エイドでゆっくり楽しもうという作戦。

IMG_2321.jpg最初の難関は鳥沼公園から麓郷までの長い長い登り坂です。
今年はホイールを交換したので少し足取りが軽い。しかし僕の体力では先頭グループについて行く事はできず、かと言って第二グループよりは少し早いため、スタート直後だというのにソロ走行になってしまいました。
五朗の石の家で皆と合流し、今度こそはぐれないようにペースダウン。
日の出公園、拓真館、とみたメロンと楽しくグループ走行をしてきました。
前半の坂道で体力を削られたため、後半はちょっとバテバテ。
最後は追い風に助けられてちょっとだけペースアップ。午後2時半にゴールしました。

この後は、ハイランド富良野で入浴、知り合いの車に送ってもらって21時帰宅となりました。

IMG_2361.jpg楽しかったグレイトアースですが、同じ大会に何度も参加してきたので、ライダー倶楽部の参加者もやや減少気味。
北海道にはグルメな自転車走行会がたくさんあるので、7月は帯広のグルメフォンドにも参加する予定。
短い夏を楽しまなくては。

その他の写真はアルバムから。

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パシフィックリム

自転車のホイールを換えました。
「ホイール」と言っても何のことやらでしょうが、自転車のタイヤ部分のアレです。
大雑把に「タイヤ」と呼ばれているものは、本来は地面と接するゴム部品だけを指します。タイヤの内側には空気を入れるチューブがあり、それらを支えている金属部分が「ホイール」です(カーボン製もありますが)。
ホイールはさらに、ハブ、スポーク、リムというパーツに分かれています。

先日の小樽サイクリングでホイールの話題が出たとき、メンバーの一人から「交換してみる?」と持ちかけられました。
ロードバイクは持ち運びのために前後輪が簡単に取り外せるようになっているので交換も簡単。
その場で取り替えて試せるとは、今の今まで気づきませんでした。

いざ換えてみると確かに軽い。前輪だけなので違いは数百グラムですが、回転体のモーメントの関係でしょうか。登り坂でもスイスイ進みます。これは楽しい。
帰宅してからカタログを眺めてみると、ホイール前後輪で30万円とか驚くような値段が書いてあります。僕の自転車本体よりも高い。

まあ、そこまで高いものはカーボン製で、廉価版もあるとのこと。
個人ブログで調べると、僕でも買えそうな価格帯のホイールがいくつも出てきました。
というか、ホイールってこんな真剣に悩むほど大事なものだったんですね~

最終的に「シマノ WH-RS21」に決定。
サイクルショップに行くと在庫がありました。ホイール+タイヤ+チューブ+後輪スプロケット交換で締めて30000円也。予算内で収まりました。
計算上は約1100g軽くなっているはずです。効果は如何に?

Type ホイール タイヤ
旧仕様 ALEX DC19(2500g) Panaracer Pasera(2x480g)
新仕様 シマノWH-RS21(1850g) Bridgestone Distanza*2x250g)

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環状通と環状線

オフシーズンに地図を眺めていたら、札幌には「環状線」と「環状通」という、似ているけど少しルートが違う通りがあることに気づいてしまいました。
両方とも一周20kmほど。せっかく「環状」なのだからグルッと回ってみることにしました。

まずは「環状通」から。
北海道大学の真横、北15条西4丁目がスタート。慣れ親しんだ道を東に5kmほど進むと豊平川です。
ここから先はあまり通ったことがない道。見知らぬ景色に「ここは何処だろう」と迷いかけますが、ところどころで12号線やサイクリングロードなどと交差すると、その瞬間に現在位置が分かるのが面白い。
信号が多いのでなかなか進まず、一周に2時間ほどかかってしまいました。
ゴールは北18条西1丁目…って、「環状」なのに出発地点と違う場所です。
実はこの道、環状通と言いながらも閉じていないという、なんだか不思議な構造になっているのでした。

翌日は「環状線」にトライ。
環状線と環状通はほぼ同一ルートになっていて、時計の針で言うと、0時から7時まで同一。7時から12時の部分が違う感じです。
道路には「起点」というものがありまして、環状線は環状通とほぼ同一でありながら起点が全く違う場所にあります。
まずは起点まで長い旅。これだけでルートの1/4ぐらい走る計算。
あとは、まあ昨日と同じ道をグルッと回ります。
ルート分岐後は円山に入るのでそれなりの勾配。
円山から坂を下ると出発地点に戻って来ました。

札幌の土地鑑はかなり鍛えられているつもりだったけど、いざ走ってみると「こんなに近/遠かったたっけ?」と思うことしばし。
距離が短くても面白いサイクリングができるものですね。

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はえばる来たぜ南幌

IMG_0858ライダー倶楽部の走行イベントにシーズン初参加。
休日出勤が続いていたので有給を取得したところ、平日なのに走行イベントがあるとの事。せっかくなので参加してみました。
夜勤明けとか自営業などで平日休のメンバーが居る事は聞いていましたが、平日の参加は初めて。
他の人が働いている時に遊ぶのは気が引けますが、サイクリングロードは空いてて良かったです。
あと、平日昼間の公園はお年寄りが沢山。日本の何かの縮図を見た気がしました。

IMG_0862午前10時に5名が集合。春風の中を颯爽と走り出したのでした。
走り始めて20分もした頃、自転車の前輪から異音が聞こえてきました。パンクです・・・
予備チューブを持っていたのでサクッと交換して10分で修理完了。しかし、パンクしたはずのチューブの何処にも穴が空いていない。
よくよく調べると、前回のパンク修理が不十分で、ゴムパッチが剥がれていたのでした。この前の修理は仕事帰りの22時ぐらいだったから焦ってたんですね。
昨日の夕張100Kmじゃなくて良かった。

IMG_0876IMG_0871気を取り直して走行再開。長沼の果てしない直線道路をひたすら走ります。
本日の目的地は南幌にあるレストラン南風原(はえばる)です。
どうでもいいけど、東風(こち)、西風(ならい)、南風(はえ)、北風(あなじ)って読めませんよね。

IMG_0879南風原はミシュランにも掲載されたという知る人ぞ知る名店。大平原の中にポツンと建っているので景色は抜群です。
ここの名物は店内を走るSLの模型。
客席にはそれぞれ駅名が付けられ、料理がSLで運ばれてくるという仕組みです。
オッサン4人組が「このリベット打ちが〜」「ここで通電して」と、子供のようにはしゃいでしまいました。

IMG_0882帰路はものすごい向かい風。遮るものの無い平原だから辛さもひとしお。
しかし、たまに防風林の横を通るとあっという間にスピードが上がります。
自転車って本当に風に弱いですね。そして、防風林の効果スゲー

Map2日間の走行距離は約150Km。なんだか去年より足が重い気がします、もっと鍛えないと。

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ヤリキレナイ

IMG_0805自転車で夕張へ。
3年前に見たシューパロ湖の三弦橋がついに水没するというので見納めに行ってきました。

シューパロ湖自体がダムによる人造湖なのですが、そのダムの下流に更に大きなダムを作るため湖面の水位が上昇し、橋が沈んでしまうというもの。

3月から水のせき止めが開始され、新聞にも取り上げられたようです。
まあ、アクセスが大変なので見に来る人も少ないですが。

そろそろ沈んでしまったかな?と思いつつダムのページを見ると、湖面の写真がアップされていました。
三弦橋はトラスの下端が水に浸かり、上部はまだ出ている状態。
これはこれで面白いかも。

余った有休を消化するため月曜に決行。
春の風が強くて挫けそうになりながら、午後1時にシューパロ湖着です。
IMG_0834IMG_0824IMG_0413

湖面は氷に覆われているものの、橋の付近だけ溶けています。
橋が日光を吸収したのかな? モーゼが紅海を割ったような景色が面白い。
青空に雪山、ダムに三弦橋と、なかなか楽しめました。

IMG_0848帰りは横着して輪行。
今日は歯医者の予約があるので、4時には札幌に戻る必要があったのです。
とはいえ、往路の100kmだけで足はバテバテ。
歯医者の件がなかったとしても、自走は厳しかったでしょうね。
半年のブランクを感じてしまったシーズン初ロングライドでした。

Map走行100Km、6時間(9:00-15:00)

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Over the 3000

本年度の自転車走行の累計が3000Kmを越えました。
昨年は11月11日に達成したので、今年は約1週間遅れです。8月の長雨が悔やまれる。

本日のコースは東千歳までの往復100Km。
午前9時にサイクリングロード集合。北広島→長沼と勝手知ったる道を延々と進みます。
初めて長沼を走ったときは地平線まで続く道に距離感を失いかけましたが、何度か走ってランドマークが頭に入ると楽しい。無意識のうちにペース配分出来ているんでしょうね。
東千歳バーベキューマオイの丘と回って15:30に解散。

早めの解散のような気がしますが、本日の日没は16:10。すでに空は暗くなりかけています。高緯度地方の昼は短いですね。

といいつつ、真っ直ぐ家に帰らず苗穂温泉へ寄り道。
温泉なのに入浴料420円と格安。寒空の下酷使した筋肉をほぐしてきたのでした。
ロングラン+温泉のコンボは実に快適。来シーズンは定番にしようかな。

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そして沈黙

Image 1 いささか旧聞ですが、札幌市の自転車走行空間で死亡事故が起きたとの事。
被害者のご冥福をお祈りします。

事件が起きたのは2013年7月19日、札幌市中央区の自転車走行空間です。
60歳の男性が信号待ちで停止していたところ、後方から来た乗用車に轢かれたというもの。
この事件が特異なのは「停止中に後ろから轢かれた」「事故が自転車用レーンで起きた」という2点でしょう。

この自転車用レーンは昨年実験的に設置されたものです。
北1条通りの西4〜7丁目の4ブロックに渡って、路肩が青く塗られています。
現場を自転車で通ってみましたが、路上駐車の多さと、ランブルストリップ(細かい段差を連続的に設ける)と、無茶苦茶な誘導ラインの引き方で「とても走れたものではない。真面目に走ると死ぬ」と思いました

Fig.1今回の死亡事故が起きたのは、その中でも特に危険だった西6丁目の地下駐車場出口。
ここを通る自転車は、前方の駐車場出口を避けるため、外側線をまたいで第1車線に出るというアクロバティックな動きを要求されます。後続の車から見たら「自転車何やってんだ!」と怒られて当然の挙動を強制されるのです。

車道に出た直後に、今度は路肩へ戻るラインが引かれています。
ところが、この導線は地下駐車場出口の導線と交差します(写真1)。駐車場を出るクルマから自転車はブラインドで見えないし(写真2)、クルマは右折気味で自転車は左折気味に交差する(写真3)という、事故を起こすために設計したとしか思えない無茶苦茶な構造になっています。

Image 2あまりにバカバカしいので、北海道開発局に設計意図を問い合わせました。
担当者曰く「自転車は路肩、第1車線どちらの走行も認められているのだから、レーンの構造は正しい」の一点張りです。
挙げ句の果てに「この場所が少し通り難い事は知っているが、そこを自転車がどう通るかも含めて社会実験と考えている」との発言です。
それは他人の命を危険に晒してまで実験する必要がある事でしょうか? そのように尋ねてみたのですが、まともな答えは返ってきませんでした。

Image 3そこへ来て今回の事故です。
停止線で停車中に追突されたのですから、自転車には何の非もありません。
クルマの不注意も責められるべきですが、そもそもこんな危険な構造を作った者も何らかの責任を問われるべきでしょう。

Image 4しかし、責任者である札幌開発建設部も、担当者であるらしい札幌都心部自転車対策連絡協議会も、現時点では何も声明を出していません。
「社会実験」を名乗る場所で事故が起きたのだから、構造上の欠陥がなかったのか、事故はどうして起きたのか、市民に知らせるのが義務です。
それを放棄した組織が作ったブルーレーンは殺人装置と呼ぶ他ありません。

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メンズめん

そろそろシーズン終わり・・・と毎週言いながら、毎週自転車で出かけています。
本日の目的地は岩見沢にあるソーメンの専門店「めんめん」。ラーメンではなく、ソーメンです。

例によってmixiライダー倶楽部のツアー。しかし今回は募集開始がぎりぎりだったので、集合場所に現れたのはリーダーと僕の二人。
青空の中を40代のオッサン二人で楽しくツーリングです。

岩見沢までは片道40Km、2時間ほど。ロードを買う前ならよほど気合を入れないと行けない距離でしたが、今や「平地で片道40kmか、ちょっと物足りないけど良いか」と、一人前の口が利けるようになりました。

スタートから約2時間で「めんめん」に到着。
暖かいソーメンはカルチャーショックでしたが、香りが良いので美味しい。あと地味に唐揚げが美味しいです。

食事をしていると外に見慣れた自転車が。
他のライダー倶楽部の方が追いついてきたようです。
総勢4人になって、次の目的地の新篠津へGo!

合流した2人は道内の自転車イベントに参加するツワモノ。油断しているとあっというまに追い抜かれ、地平線の点になってしまいました。
40代の二人では漕いでも漕いでも追いつきません・・・・
まだまだ鍛えなくては。

新篠津では名物?の「どぶろくアイス」を購入。
この後は町村農場ミルクガーデンに寄って新鮮な牛乳。
午後2時過ぎにマッタリと解散したのでした。

新篠津路の駅、町村農場は両方とも初訪問でしたが、いずれも北海道らしさを堪能できる良い施設。
札幌近郊でもまだまだ探検が足りないなあと反省したのでした。

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ダブル紅葉

Route豊平峡ダム札幌国際スキー場の紅葉を見に行きました。もちろん自転車です。
札幌国際では数年前から紅葉ゴンドラを運行しています。スキー以外のスキー場はどんな感じかな、と思っていたところ、豊平峡と国際の2箇所対応の割引チケットがあるというので行ってみた次第です。

土曜日は雨、日曜は所用があったので、三連休の最後の本日決行です。
というか、ゴンドラ運行が今日までなので、今日行くしかないと言う…

午前8時に一条大橋出発。やや向かい風のコンディションの中、9:30定山渓温泉着。
皆さん考えることは同じなのか、大変な渋滞です。この時間ですでに駐車場が2時間待ちとは!
20131022-124411こちらは自転車なので渋滞を横目にスイスイ。温泉から30分で駐車場に到着です。
ダムまで自家用車で行くことはできなくて(自転車含)、ここから先は電気バスに乗り換え。

チケット売り場で「ダブルチケット」のことを尋ねると「国際は混んでいて乗れないかもしれないと連絡があったんですよ。もし購入して国際で乗れなくても返金はできないのですが」という返事。
仕方ないので普通の乗車券(600円)を購入。

20131022-124401ダムの紅葉はピーク寸前という感じでしょうか。見ごろまであと一歩だけど、青空とのコントラストが写真映えします。滞在30分でそそくさと移動。

20131022-124422次の目的地は「カフェ崖の上」です。ライダー倶楽部の人に見せてもらった写真がカッコ良かったので行くことにしました。

外見はどこにでもある国道沿いのカフェ。
しかし、一歩足を踏み入れると、目の前は10mほどの崖になっています。崖下には川が流れ、対岸の山は黄葉という絶好のロケーション。これは素晴らしい。

20131022-124431お次はいよいよ本日の難所・札幌国際に向かいます。
定山渓から距離20km、比高400m。
崖の上からジャスト一時間で国際に到着。流石に寒いですね。

ゴンドラの混み具合はどんなものかと恐る恐る覗くと…すごく普通です。
よく考えたら国際ゴンドラは、冬場のピーク時でも20分待たされることがないほどの輸送力を誇っているのです。
豊平峡の「乗れないかもしれない」アナウンスは何だったのでしよう?

20131022-124443気を取り直して紅葉見学。
肉眼で見ると一面の紅葉なのですが、写真だと色の褪せた山なみにしか見えません。
写真って難しいですね。

20131022-124453次の目的地は(まだあります)小樽。
先日のNHKニュースで取り上げられた「励ましの坂」が目当てです。
距離1Km弱、標高差80mという短い坂ですが、最大勾配が24%もあります。
勾配24%というのは、水平方向に4m進むと垂直方向に1m上がります。
自転車の全長は1.8mぐらいですから、前輪と後輪で50cmの高低差がある計算。もはや壁です。

札幌の盤渓峠や幌見峠の勾配も似たようなものなので1Kmなら登れるかなと思いきや、山を二つ登って疲れきった足では全く歯が立ちませんでした。
恐るべし励ましの坂。そのうちリベンジします。

これで今日の目的はクリア。日が暮れかかっているので輪行で帰ります。
電車の中に自転車を固定。あとは待っていれば札幌へ・・・と思っていたけど、なんだか電車の様子が変です。
札幌行きなのに2両編成、トイレも併設。車内には「*△方面●は□□ので~ご注意ください」と聞き取りにくいアナウンスが流れています。
そう、この車両は札幌行きではなく反対方面の長万部行きだったのです。
あわてて電車から降りようとしましたが時すでに遅し、無常にもドアは閉まるのでした。

さて、長万部方面は超ローカル線で列車は1時間に1本ぐらいしか運行していません。
iPhoneで時刻表を確認すると、隣の塩谷駅には17:02到着のようです。そして塩谷発の電車を調べると17:02という表示が。単線だから駅ですれ違うんですね。

続けてWikipediaでホームの構造を調べると、塩谷駅は対岸式、つまり乗り換えは階段を昇降する必要があるのです。
輪行装備の自転車を抱えて、階段を昇降して、乗り換え時間60秒以下。
更に、塩谷は無人駅だから車両前方のドアしか開かず、僕が居るのは2両編成の後部。
うーん、なんというミッション・インポッシブル!

塩谷駅に到着すると、遠方から上り列車が近づいてくるのが見えます。
全力ダッシュで階段を昇り終えると、上り列車がホームに停車するところでした。
階段を降りながら乗客が下車していくのが見えます。運転手さん、こっちに気づいて~と祈りながら乗車口に到着。
この寒いのに、汗だくで電車に乗り込むことに成功したのでした。

後は問題なく17:12小樽着、17:34小樽発、18:07札幌着。18:30には帰宅できたのでした。
疲れていると思いもよらないミスをするものですね、気をつけないと。