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国道最高地点へ

Route01自転車シーズンも終わりが近づいてきました。
今日は北海道の国道最高地点「三国峠」(1139m)へ日帰り輪行です。

IMG_0579本来なら8月の夏休みに行くつもりだったのですが、今年の夏は雨続きで断念。
これ以上延ばすと日が短くなる&寒いのでロングライドは無理。
そんな訳で、10月最初の三連休に決行となったのでした。

IMG_0632JR始発で札幌→上川まで輪行(7:21-9:41)。
層雲峡を抜けて三国峠から帯広まで150Kmを自走。
帯広→札幌を最終の特急(20:43-22:58)で帰ってくるという、実にあわただしい旅程。

IMG_0644三国峠を過ぎると帯広までの90Kmは緩やかな下り坂。30Kmアベレージで3時間かな?と甘い見通しを立てていたら、平均22Km/hほどしか出せず、4時間以上もかかってしまいました。
信号はほとんど無くて、巡航速度は30Km/hほど出ていたと思うのですが、休憩と観光で思いのほか時間をとってしまったようです。
日没(17:10)後に2時間近く走る羽目になったのは辛かった。

札幌には予定通り帰ってこられましたが、ロングライドは夏至付近に限りますね。
詳細はアルバムにアップしました。

ちなみに、本州の国道最高地点である麦草峠(2127m)にも行ったことがあります(クルマですが)。
ただし、ここが最高地点だったのは1992年まで。現在は群馬県の渋峠(2172m)が国道最高地点とのことです。こちらは行ったことがありません。

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To Loveる

夏休みはなぜかクルマ相手のトラブルが多発しました。
普段は夜に走っていても危険な目に遭わないのですが、ドライバーは昼間のほうが逆に不注意になるのかな?
それとも、お盆で観光客が多いからでしょうか。

長くなるので別ページにまとめました。

結論から言うと3件とも「クルマの前方不注意」です。
自転車がいくら注意しても防ぎようがありません。

警察庁やマスコミも「自転車は車道が原則」という的外れなキャンペーンをやるより先に、ドライバー相手に「正しい車道の走り方」を啓蒙するべきだと思うのですが。

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余市町

ライダー倶楽部の面々とサイクリング。
今週はニッカウィスキー工場で有名な余市町に行ってみました。
余談ですが、地図に「余市」と書いてあると「余市って市だっけ?」という気分になりますが、実際は「余市町」です。どうでもいいですね。

午前8時半にJR手稲駅集合。
ちょっと早いような気もしましたが、本日の目的地「ファミリーすし」は人気店なので早めに到着しようという計画です。
抜けるような青空の下、総勢5名でスタートです。

小樽までは慣れた道なので気楽に走行。
学生の頃は張碓の坂で苦労しましたが、ロードだとあっという間ですね。

小樽から先は海岸線を走ります。ここはトンネルが多く歩道も整備されていないため自転車の難所です。
今日は集団走行なので車道を一列で走行(合法です)。集団だと車から見えやすいので安心ですね。

出発から3時間で目的地に到着。
とんでもないボリュームの美味しい寿司をいただきました。
この後、近くの「燻製屋」へ。小さな店ですが、豆腐や卵などの食材を燻製にしたものが売っています。隠れ家的な雰囲気のある店なので、車で来た観光客にはお勧め。

帰りはダラダラと走行して4時間で手稲に到着。
まだ明るかったので「手稲山に登るか」などの冗談も飛び出しましたが、冗談で済んでよかった(w)。
帰宅すると18時。本日は120Kmの走行でした。

先週のグレートアースで150Km近く走っているので、2週続けて100Km超え。はりきりすぎだ。

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グレートアース富良野(Day 2)

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いよいよグレートアース富良野の当日。
午前5:30起床、6:00会場着という気合の入った行動です。

IMG0077我々の参加する115kmコースには足切りが設定されており、これに引っかからないため最前列に陣取って少しでも早くスタートしようという計画だったのです。
その甲斐あって最前列を確保。スタートに向けて徐々に人が増えて行きます。その数800名!

予定通り7:30にスタート。まずは10km先の「富田メロン」を目指します。先頭集団は35km/hという超ハイペース。
富良野の美しい景色と集団走行のお陰で何とかついて行けます。

IMG0082僕は今回、スポーツ用の心拍計をつけていました。予め設定した心拍数を上回ると「ペースダウンしなよ」とアラートを出してくれる優れものです。
普段なら150に設定しておけば大丈夫なのですが、ハイペース走行のお陰で心拍はどんどん上昇し、アラートが鳴りっぱなし。仕方ないので上限180に設定し直しました。

アラートが鳴らなくなったので走行に集中。
富田メロン、日の出公園、拓真館と順調にチェックポイントを通過します。

IMG0131上富良野から麓郷に向かう坂が厳しいのですが何とかクリア。
グループが多少バラけてきたので、最後のチェックポイントで時間待ち。
あと10Kmでゴールか、と皆さん感慨にふけっています。

IMG0165ほぼ予定通りに15:00ゴール。
16:35の特急で札幌に戻ってきました。
自転車は一人で黙々と走るストイックな趣味だと思っていましたが、こういう走行会はいいものですね。

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グレートアース富良野(Day 1)

グレートアース富良野」に参加。
富良野の大自然を自転車で走って、各チェックポイントで名産品を味わおうという走行イベントです。
コースは55Km, 85Km, 115Kmの3つ。僕は115Kmに参加しました。
レースではないのでタイムや順位は競いません。

イベントは日曜朝7:30スタートなので土曜に富良野入り。今回はmixiライダー倶楽部でコテージを借りました。
皆さんはそれぞれ車に便乗して来るようですが、協調性の無い僕は一人でJR輪行です(w)。

12:00札幌発→13:20旭川着/13:38旭川発→14:11美瑛着。

旭川行きのJRで2人掛けの席に1人で座っていると、発車直前に若いカップルが乗り込んできました。
2人掛けの席は空いていなかったので男性が僕の横に、女性は少し離れた席に座りました。
会話を聞いてると、東京の大学に通う中国人留学生が夏休みに北海道旅行に来た感じ。
旭川まで1時間半も離れ離れは可哀想なので座席を代わってあげました。

実はこの2人、目的地は旭川でなく美瑛でした。駅を出て自転車を組み立てていると「先ほどはどうも」と流暢な日本語で挨拶。
更に、翌日の富良野駅でもバッタリ出会ってしまいました。
観光地はコース選択が限られるから、こういうことが良くありますよね。

美瑛ではケンとメリーのポプラ、親子の木と定番コースを巡回。
どれも立派な駐車場と案内看板ができて、ウェルメイドな感じになってますね。

今回は「嵐の木」を探してみました。
JALのCMでアイドルグループ「嵐」がロケをした場所です。嵐が5人で木が5本、これが人気を呼んで新たな観光スポットになりつつあるのだとか。
美馬牛駅の近くだという他は情報がなかったのですが、あっけなく見つかりました。
山のような路駐とカメラを構えた観光客で、見逃しようがありません。

とくに思い入れはないので、とりあえずパチリ。

17:11美馬牛発、17:39富良野着。
大学時代の知り合いがたまたま富良野に遊びに来ているとのことで、富良野駅前で一緒に夕食。
彼はこれからバイクで釧路を目指すんだとか。ワイルドですね。

19:30にライダー倶楽部の面々と合流。
明日は早起きだというのに12時近くまで宴会をして就寝となったのでした。
さて、明日は晴れるかな?

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ドクターストップ

ずいぶんと更新をサボってしまいました。
実は4月中旬に尿路結石になってしまい、闘病生活(というほどの事もないですが)を送っていたのです。
なんとか石は排出され、今は普通の生活に戻りました。

まるまる1ヶ月自転車に乗れなかったので、昨年に比べて走行距離が半分以下。6月末には「グレートアース富良野」の115Kmロングライドが控えているので、遅れを取り戻すべく猛トレーニング中です。

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風に吹かれて

シーズン初のグループ走行。あいの里ー当別ー江別を回ってきました。
この時期の札幌は気候が不安定で、春のような陽気が続いたと思ったら雪が降ったり、そうでなくても風が厳しかったり。
本日のサイクリングも元々は先週予定されていたもので、雨のおかげで今週に順延となっていたのでした。

午前中10時にあいの里ローソン集合……の筈なのですが僕を含めて二人しかいません。mixiの掲示板をみると後続グループから「パンクしたよ~」と写真がアップされていました。
あいの里ローソンはイートイン併設なので暖かい室内でのんびり待機。待つこと40分でようやく全員集合しました。

豊平川を超えると自転車ごと飛ばされそうな強風です。9人でトレインを組んでいるのに時速20kmぐらいしか出ません。こういうときは地平線が見えそうな真っ直ぐな道はチト辛い。
1時間ほどで目的の当別バーガーに到着。かすかにコゲ味のついたバンズが実に美味でした。

雰囲気の良い店内なので長居したくなりますが、今日は午後から雨予報なので早めに出発します。
次の目的地は江別。ここでも猛烈な向かい風。
しかも、写真を撮っている間にトレインから外れてしまい、必死に漕いでも時速15kmという悪夢のソロランになってしまいました。

何とかメンバーに合流すると嘘のようにスイスイ進みます。改めてトレインすげーと思いました。
江別の目的地である「トンデンファーム」で集合写真を撮って流れ解散。

家まであと2km程に迫ったところでパラパラと小雨。本降りになる直前に帰ってくることができました。
本日の走行は60km足らずですが、向かい風のおかげで100kmぐらい走ったような疲労感。
風の洗礼は受けたものの、実に楽しいファーストライドとなったのでした。

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シーズンイン

20130402-102805.jpgシーズン初サイクリング。
今年は雪解けが遅くて、史上最遅のシーズンインとなりました(俺調べ)。

幹線道路はいちおう走れるものの、雪解け水が道路を覆っています。
これが夜になるとアイスバーンに変わるので、まだまだ通勤では乗れそうにありません。

今年も富良野アースライドに出るので、トレーニングは欠かせません。しばらくは朝練で頑張ります。

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オーンズ・オープン

小樽市のスキー場「オーンズ」のオープンイベントに行ってきました。
「オーンズ」はフランス語で「11」の意味。これにちなんでオーンズは毎年11月11日11時11分にオープンします。(さすがに人工雪ですが)

しかしそのオーンズは昨シーズン終了直後の2012年5月になって、閉鎖する事を発表してしまいました。
スキー場自体はコアなファンが付いて黒字だったという話ですが、道外から観光客を誘致できるような規模や立地になっていないなど、先行きは不透明だったのかもしれません。
「まさかオーンズが」とスキーファンが落胆していた中、8月になって運営に名乗りをあげる会社が現れました。例年通り11月11日オープンを目指すという事で、ほっと胸を撫で下ろしていた所です。
しかし、僕たちの戦いはこれから。ちゃんとスキー場に通ってお金を落とさないと、いつまた経営危機に見舞われるかも分かりません。

というわけで、オープニングイベントを見に行く事にしたのでした。
とはいってもスキーを滑りに行った訳ではなく、札幌ライダー倶楽部の面々とサイクリングです。
スキー場に自転車という一種異様な集団。お騒がせしました。

お目当ての花火大会も見られてご満悦。
走行中に今年の走行3000Kmを達成してお祝いしてもらいました。

札幌は明日からまた雨模様。そしてついに雪マークが点灯です。
たぶんこれが今年のラストラン。冬が始まります。

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無防備都市

札幌市内で「自転車走行空間」の社会実験が始まりました。
車道の両端を青くペイントして、自転車に車道を走ってもらおうという試み。
歩道上での自転車と歩行者の接触事故を減らすことが目的です。

警察庁から都道府県警に「自転車レーン設置の検討を開始するように」と通達が出たことが背景にあるようです。
通達を無視する自治体も多い中、札幌は一千万円をかけて1ヶ月間の実験を行うことにしました。
さすがは我らが札幌市。
自転車が車道を走ると違法行為のように睨まれる状況だったので、この軌道修正は歓迎します。
9月中旬から北一条通りのレーン塗装が始まり、ビラが配布されたりキャンペーン隊が街中に立ったりと、かなり本格的な様子がうかがえます。


さて、実験開始から1週間が経過したのですが、個人的には「ダメだコリャ」という印象です(あくまでも個人の感想ですよ~)。

第一に自転車用レーンの構造が危険極まりありません。

西6丁目の地下駐車場出口では
「自転車が路肩から外側線をまたいで車道に出る」
「車道に出た直後に地下駐車場の出口をふさぐように路肩に戻る」
という、木下サーカスもビックリのアクロバティックな誘導ラインが描かれています。

クルマから見ると前方の自転車が突然車道に飛び出してくる形になりますが、日本ではクルマ様は自転車より偉いらしいので、当たり前の様に幅寄せされたり無理な追い越し左折をされたり。
「どうしてこんな危険な構造にしたのか?」と札幌市の道路計画課に電話で聞いたところ「自転車は第1車線も路肩も通行区分である。通行区分間で移動することに問題はない」という返事でした。何を言ってるのか理解できません・・・
その後発行された「概要」では「道路のグレーチング(側溝)をよけるために車道に飛び出す自転車が危険」という報告でした。
悪いのは自分たちの描いた線なのに、あくまでも「グレーチングが原因」という姿勢。行政がこういう表現をするときは、まず表に出せない事情が隠れています。有識者がツッコミを入れたら関係者のクビが何個か飛ぶんだろうなあ。

更に、「左折車のブルーレーン侵入を防ぐため」という名目の「ランブルストリップ」が極悪です。
これは白線上にデコボコを作り、クルマが外側線を踏むと振動がくる加工のこと。
しかしクルマにはあまり効果が無いようで、白線を踏むクルマを多数目撃します。
一方の自転車にとって、このデコボコは致命的。下手に乗り上げると転倒します。
「白線を踏まなければ良いのでは?」と言われそうですが、路駐車を避けるために第1車線に出ると、ランブルストリップを交差しなければ戻れない場面がどうしても出てくるのです。

僕は普段から車道を走り慣れてるつもりなのですが、ここを走るのは全く無理。
事故が起きて当然という場面に何度も遭遇しました。実験概要に従って走ったら確実にあの世行きです。
意地悪でも皮肉でも何でもなく、本当に怖い。これを設計した人は一度でもこの道を走ったのでしょうか?

第二に、路上駐車を排除する意欲が全く見られません。
社会実験の期間中は信号ごとに4人の係員が待機しています。しかし彼らは自転車に対して「車道を走って」とは言うものの、路駐は全く無視しています。
停まらないでという身振りも、駐車車両に対する声掛けも一切ないのです。

ちなみにこの区間、道路の南側は駐車禁止、北側は駐停車禁止です。しかし北側には荷降ろしのトラックが絶えませんし、夜間の南側は客待ちタクシーが大挙しています。
この区間の真ん中に中央警察署があるのですが、タクシーは警察署の目の前で堂々と、ブルーレーンと横断歩道を跨ぐ様に路駐しています。この無法っぷりは何事?
他の自治体では自転車レーン+路駐取り締まりの強化で成果を上げているところもあるというのに、路駐を放置する理由がまったく理解できません。



路駐を放置した自転車用レーンは殺人マシーン以外の何物でもありません。
実験期間はまだ3週間ほど残っているので、関係者の善処を望みたいところです。