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パシフィックリム

自転車のホイールを換えました。
「ホイール」と言っても何のことやらでしょうが、自転車のタイヤ部分のアレです。
大雑把に「タイヤ」と呼ばれているものは、本来は地面と接するゴム部品だけを指します。タイヤの内側には空気を入れるチューブがあり、それらを支えている金属部分が「ホイール」です(カーボン製もありますが)。
ホイールはさらに、ハブ、スポーク、リムというパーツに分かれています。

先日の小樽サイクリングでホイールの話題が出たとき、メンバーの一人から「交換してみる?」と持ちかけられました。
ロードバイクは持ち運びのために前後輪が簡単に取り外せるようになっているので交換も簡単。
その場で取り替えて試せるとは、今の今まで気づきませんでした。

いざ換えてみると確かに軽い。前輪だけなので違いは数百グラムですが、回転体のモーメントの関係でしょうか。登り坂でもスイスイ進みます。これは楽しい。
帰宅してからカタログを眺めてみると、ホイール前後輪で30万円とか驚くような値段が書いてあります。僕の自転車本体よりも高い。

まあ、そこまで高いものはカーボン製で、廉価版もあるとのこと。
個人ブログで調べると、僕でも買えそうな価格帯のホイールがいくつも出てきました。
というか、ホイールってこんな真剣に悩むほど大事なものだったんですね~

最終的に「シマノ WH-RS21」に決定。
サイクルショップに行くと在庫がありました。ホイール+タイヤ+チューブ+後輪スプロケット交換で締めて30000円也。予算内で収まりました。
計算上は約1100g軽くなっているはずです。効果は如何に?

Type ホイール タイヤ
旧仕様 ALEX DC19(2500g) Panaracer Pasera(2x480g)
新仕様 シマノWH-RS21(1850g) Bridgestone Distanza*2x250g)

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環状通と環状線

オフシーズンに地図を眺めていたら、札幌には「環状線」と「環状通」という、似ているけど少しルートが違う通りがあることに気づいてしまいました。
両方とも一周20kmほど。せっかく「環状」なのだからグルッと回ってみることにしました。

まずは「環状通」から。
北海道大学の真横、北15条西4丁目がスタート。慣れ親しんだ道を東に5kmほど進むと豊平川です。
ここから先はあまり通ったことがない道。見知らぬ景色に「ここは何処だろう」と迷いかけますが、ところどころで12号線やサイクリングロードなどと交差すると、その瞬間に現在位置が分かるのが面白い。
信号が多いのでなかなか進まず、一周に2時間ほどかかってしまいました。
ゴールは北18条西1丁目…って、「環状」なのに出発地点と違う場所です。
実はこの道、環状通と言いながらも閉じていないという、なんだか不思議な構造になっているのでした。

翌日は「環状線」にトライ。
環状線と環状通はほぼ同一ルートになっていて、時計の針で言うと、0時から7時まで同一。7時から12時の部分が違う感じです。
道路には「起点」というものがありまして、環状線は環状通とほぼ同一でありながら起点が全く違う場所にあります。
まずは起点まで長い旅。これだけでルートの1/4ぐらい走る計算。
あとは、まあ昨日と同じ道をグルッと回ります。
ルート分岐後は円山に入るのでそれなりの勾配。
円山から坂を下ると出発地点に戻って来ました。

札幌の土地鑑はかなり鍛えられているつもりだったけど、いざ走ってみると「こんなに近/遠かったたっけ?」と思うことしばし。
距離が短くても面白いサイクリングができるものですね。

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はえばる来たぜ南幌

IMG_0858ライダー倶楽部の走行イベントにシーズン初参加。
休日出勤が続いていたので有給を取得したところ、平日なのに走行イベントがあるとの事。せっかくなので参加してみました。
夜勤明けとか自営業などで平日休のメンバーが居る事は聞いていましたが、平日の参加は初めて。
他の人が働いている時に遊ぶのは気が引けますが、サイクリングロードは空いてて良かったです。
あと、平日昼間の公園はお年寄りが沢山。日本の何かの縮図を見た気がしました。

IMG_0862午前10時に5名が集合。春風の中を颯爽と走り出したのでした。
走り始めて20分もした頃、自転車の前輪から異音が聞こえてきました。パンクです・・・
予備チューブを持っていたのでサクッと交換して10分で修理完了。しかし、パンクしたはずのチューブの何処にも穴が空いていない。
よくよく調べると、前回のパンク修理が不十分で、ゴムパッチが剥がれていたのでした。この前の修理は仕事帰りの22時ぐらいだったから焦ってたんですね。
昨日の夕張100Kmじゃなくて良かった。

IMG_0876IMG_0871気を取り直して走行再開。長沼の果てしない直線道路をひたすら走ります。
本日の目的地は南幌にあるレストラン南風原(はえばる)です。
どうでもいいけど、東風(こち)、西風(ならい)、南風(はえ)、北風(あなじ)って読めませんよね。

IMG_0879南風原はミシュランにも掲載されたという知る人ぞ知る名店。大平原の中にポツンと建っているので景色は抜群です。
ここの名物は店内を走るSLの模型。
客席にはそれぞれ駅名が付けられ、料理がSLで運ばれてくるという仕組みです。
オッサン4人組が「このリベット打ちが〜」「ここで通電して」と、子供のようにはしゃいでしまいました。

IMG_0882帰路はものすごい向かい風。遮るものの無い平原だから辛さもひとしお。
しかし、たまに防風林の横を通るとあっという間にスピードが上がります。
自転車って本当に風に弱いですね。そして、防風林の効果スゲー

Map2日間の走行距離は約150Km。なんだか去年より足が重い気がします、もっと鍛えないと。

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ヤリキレナイ

IMG_0805自転車で夕張へ。
3年前に見たシューパロ湖の三弦橋がついに水没するというので見納めに行ってきました。

シューパロ湖自体がダムによる人造湖なのですが、そのダムの下流に更に大きなダムを作るため湖面の水位が上昇し、橋が沈んでしまうというもの。

3月から水のせき止めが開始され、新聞にも取り上げられたようです。
まあ、アクセスが大変なので見に来る人も少ないですが。

そろそろ沈んでしまったかな?と思いつつダムのページを見ると、湖面の写真がアップされていました。
三弦橋はトラスの下端が水に浸かり、上部はまだ出ている状態。
これはこれで面白いかも。

余った有休を消化するため月曜に決行。
春の風が強くて挫けそうになりながら、午後1時にシューパロ湖着です。
IMG_0834IMG_0824IMG_0413

湖面は氷に覆われているものの、橋の付近だけ溶けています。
橋が日光を吸収したのかな? モーゼが紅海を割ったような景色が面白い。
青空に雪山、ダムに三弦橋と、なかなか楽しめました。

IMG_0848帰りは横着して輪行。
今日は歯医者の予約があるので、4時には札幌に戻る必要があったのです。
とはいえ、往路の100kmだけで足はバテバテ。
歯医者の件がなかったとしても、自走は厳しかったでしょうね。
半年のブランクを感じてしまったシーズン初ロングライドでした。

Map走行100Km、6時間(9:00-15:00)

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Over the 3000

本年度の自転車走行の累計が3000Kmを越えました。
昨年は11月11日に達成したので、今年は約1週間遅れです。8月の長雨が悔やまれる。

本日のコースは東千歳までの往復100Km。
午前9時にサイクリングロード集合。北広島→長沼と勝手知ったる道を延々と進みます。
初めて長沼を走ったときは地平線まで続く道に距離感を失いかけましたが、何度か走ってランドマークが頭に入ると楽しい。無意識のうちにペース配分出来ているんでしょうね。
東千歳バーベキューマオイの丘と回って15:30に解散。

早めの解散のような気がしますが、本日の日没は16:10。すでに空は暗くなりかけています。高緯度地方の昼は短いですね。

といいつつ、真っ直ぐ家に帰らず苗穂温泉へ寄り道。
温泉なのに入浴料420円と格安。寒空の下酷使した筋肉をほぐしてきたのでした。
ロングラン+温泉のコンボは実に快適。来シーズンは定番にしようかな。