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月の雫に濡れながら

TotalEclipse.jpg今日は皆既月食。
今回は午後7時〜午後9時頃という実に見頃な時間帯です。
「今日は月食なので早く上がります」と宣言して、午後7時にオフィスを出たのでした。

職場の駐輪場から空を見上げると、すでに上部が欠け始めています。
いつもより力を込めてペダルを回し、過去最速の45分で自宅に帰り着きました。
月は今にも消えそうなほど細くなっており、ほどなく皆既に突入です。

この間に撮影の準備。
ベランダに設置した望遠鏡を覗くと、素晴らしいシーイングで月がくっきりと見えています。
昼間の雨が大気中のチリを取り除いてくれたのでしょう。雨雲、グッジョブです。
皆既を抜けてから満月になるまでは1時間ほど。この間、5分おきにシャッターを押してみました。
上の写真はそれを編集して10分おきに並べたもの。
これだけコンディションがいいなら、もっとしっかり準備してインターバルも撮るんだった。

さて、月食になる度に人から聞かれるのが「月食は満月にしか起こらないの?」と「普段の満ち欠けと月食は何が違うの?」の2つ。
何とか上手く説明したいと思いつつサボっていたのですが、重い腰を上げて説明文を作ってみました。
ご参考まで。