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はえばる来たぜ南幌

IMG_0858ライダー倶楽部の走行イベントにシーズン初参加。
休日出勤が続いていたので有給を取得したところ、平日なのに走行イベントがあるとの事。せっかくなので参加してみました。
夜勤明けとか自営業などで平日休のメンバーが居る事は聞いていましたが、平日の参加は初めて。
他の人が働いている時に遊ぶのは気が引けますが、サイクリングロードは空いてて良かったです。
あと、平日昼間の公園はお年寄りが沢山。日本の何かの縮図を見た気がしました。

IMG_0862午前10時に5名が集合。春風の中を颯爽と走り出したのでした。
走り始めて20分もした頃、自転車の前輪から異音が聞こえてきました。パンクです・・・
予備チューブを持っていたのでサクッと交換して10分で修理完了。しかし、パンクしたはずのチューブの何処にも穴が空いていない。
よくよく調べると、前回のパンク修理が不十分で、ゴムパッチが剥がれていたのでした。この前の修理は仕事帰りの22時ぐらいだったから焦ってたんですね。
昨日の夕張100Kmじゃなくて良かった。

IMG_0876IMG_0871気を取り直して走行再開。長沼の果てしない直線道路をひたすら走ります。
本日の目的地は南幌にあるレストラン南風原(はえばる)です。
どうでもいいけど、東風(こち)、西風(ならい)、南風(はえ)、北風(あなじ)って読めませんよね。

IMG_0879南風原はミシュランにも掲載されたという知る人ぞ知る名店。大平原の中にポツンと建っているので景色は抜群です。
ここの名物は店内を走るSLの模型。
客席にはそれぞれ駅名が付けられ、料理がSLで運ばれてくるという仕組みです。
オッサン4人組が「このリベット打ちが〜」「ここで通電して」と、子供のようにはしゃいでしまいました。

IMG_0882帰路はものすごい向かい風。遮るものの無い平原だから辛さもひとしお。
しかし、たまに防風林の横を通るとあっという間にスピードが上がります。
自転車って本当に風に弱いですね。そして、防風林の効果スゲー

Map2日間の走行距離は約150Km。なんだか去年より足が重い気がします、もっと鍛えないと。

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ヤリキレナイ

IMG_0805自転車で夕張へ。
3年前に見たシューパロ湖の三弦橋がついに水没するというので見納めに行ってきました。

シューパロ湖自体がダムによる人造湖なのですが、そのダムの下流に更に大きなダムを作るため湖面の水位が上昇し、橋が沈んでしまうというもの。

3月から水のせき止めが開始され、新聞にも取り上げられたようです。
まあ、アクセスが大変なので見に来る人も少ないですが。

そろそろ沈んでしまったかな?と思いつつダムのページを見ると、湖面の写真がアップされていました。
三弦橋はトラスの下端が水に浸かり、上部はまだ出ている状態。
これはこれで面白いかも。

余った有休を消化するため月曜に決行。
春の風が強くて挫けそうになりながら、午後1時にシューパロ湖着です。
IMG_0834IMG_0824IMG_0413

湖面は氷に覆われているものの、橋の付近だけ溶けています。
橋が日光を吸収したのかな? モーゼが紅海を割ったような景色が面白い。
青空に雪山、ダムに三弦橋と、なかなか楽しめました。

IMG_0848帰りは横着して輪行。
今日は歯医者の予約があるので、4時には札幌に戻る必要があったのです。
とはいえ、往路の100kmだけで足はバテバテ。
歯医者の件がなかったとしても、自走は厳しかったでしょうね。
半年のブランクを感じてしまったシーズン初ロングライドでした。

Map走行100Km、6時間(9:00-15:00)

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歯医者さん

歯が欠けてしまいました。

食事中に口の中でガキッと云う音がしたので「小石でも入っていたかな?」と見てみると、白いエナメル片でした。
そして口の中が妙にトゲトゲしている。舌で弄ると下の前歯の先端が3mmほど欠けています。

痛みはないし食事にも差し障りなさそうですが、歯先がノコギリのようになってるのでチョット怖い。
ネットで調べても「欠けた歯を放置するのは危険」と怖い報告が上がっていました。

幸い職場のすぐ近くの歯医者さんで後輩くんが勤務しているので予約。
実に15年ぶりに歯医者を訪れたのでした。

因みに、15年前は上側の犬歯が欠けたのでした。
この時、人工の歯を付け足したのですが、経時変化で接合面に隙間が空いてしまいました。
ここだけ変色して嫌な感じだったので、ついでにこちらも修理、というか治療。

小学校の頃は歯科医なんて恐怖の大魔王レベルに怖かったものですが、最近は部屋も綺麗だし、ドリルの音も振動も小さい。
30分ほどの治療で、上下ともスッキリ治ったのでした。
ついでに見てもらった他の歯も問題ないとのことで、身も心も晴れやか。
これで治療費3000円とは。医学の進歩(だよね?)は素晴らしい!

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20周年

北海道に移住して今日で20年になります。

受験の時はフェリーでしたが、授業が一段落ついたあとはバイトに励み、何とか飛行機代を工面したのでした。
片道だけの航空券を買い、「少なくとも半年は帰らないぞ」と、あまり厳しくない誓いを立てて伊丹空港に向かったのが1994年3月28日(月)のこと。
大学の友人に見送られてANAで飛び立ったのでした。

この日の夜は札幌のユースホステルに泊まった記憶があります。
契約したアパートが翌々日にならないと完成しないため、札幌に住所がありながら市内ユースに泊まるという妙なことをしたのでした。
日程をアパートの完成に合わせれば良かった筈で、なぜ僕は2日も早く札幌に来たのか、このページを書きながら不思議に思いました。

当時の日記を開いてみて疑問が氷解。この日の夜に札幌で裕木奈江のコンサートがあったのです。そういえば当時はファンクラブに所属していて、優先的に入場券がもらえた気がします。
人生の一大事をアイドルのコンサートに合わせていたとは、20年ぶりに思い出す赤面の事実でした。(;^_^A

北海道は想像以上に広くて、まだまだ回りきれていません。
地平線に青い空、緑の丘と誰もいない峠道。
気力の続く限り「試される大地」を回ってみようと思います。

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豚丼の聖地

日帰りで帯広旅行。

美術部の先輩が個展を開くので帯広まで見に行きました。
「帯広」と言っても道外の人にはイメージしにくいかもしれませんが、札幌から東に約200Km、特急で2時間半と結構離れています。東京ー名古屋間ぐらいの感じでしょうか。
道内的にはまあ近い方ですが、これまで通過するばかりで一度も観光したことがなかったのです。

せっかくの三連休なので宿泊でも、と心が動きましたが、初日は道内に寒波が来るらしいとのこと。
ニュースを見ていると、道東では観測史上最大の豪雪になったとか。道路が雪に埋没して、なかなか大変なことになっていたようです。
連休2日目の土曜日、快晴の空の下を帯広に向けてGo。

予定通り10:40に到着して先ずは個展を観覧します。
小さな画廊で10品ぐらいかな、と勝手に思っていたら、2室を借りて90点近い油彩が展示されていました。
先輩の作画エピソードを聞きながら回っているとあっという間に一時間半が経過。
もうちょっと時間をとっておくんだった。

今日のお昼は帯広名物の豚丼。
駅前の老舗「ぱんちょう」に並びます。
噂通り行列ができていましたが、流れがスムーズで15分ほどで着席。
お味の方は…みなさん現地で確かめてください。

帯広の農業高校を舞台にした漫画「銀の匙」が映画化されたことで、帯広市内はずいぶんと盛り上がっているようです。
このポスターに写っている子豚の名前は「豚丼」。駅構内で「豚どん」を売っていたので記念撮影。

続けてバスで十勝川温泉へ。
第一ホテルの浴室は二階建ての珍しい構造。川側と山側に二つの露天風呂がある贅沢な造りです。
次は泊りに来たいなあ。

帯広に戻って六花亭の本店喫茶店へ。
オーダーストップ直前に入店したので割と空いてる。
お茶が安いしお菓子も美味しい。30分しか滞在できなかったのが悔やまれるほどのクオリティでした。

あとは札幌に帰るだけ…と思っていたら、特急券のトラブル。
帯広までの割引往復券は、往復10500円の得割(スーパーとかち使用可)と、往復12800のR切符(スーパーおおぞら、とかち使用可)の二種類があります。
安い得割はスーパーおおぞらには乗車できないとのこと。そして、帰りのスーパーとかちは午後4時の便が最終でした。
駅員さんに聞くと、手持ちの券をキャンセルして、新たに正規料金で札幌行きチケットを買うしかないとのこと。
仕方ないので払い戻して買い直し。最後の最後で大ポカでした。
帯広17:50発、札幌20:19着で全行程を無事に終了したのでした。ふぅ。

Event 時間 備考 料金
札幌駅→帯広駅 0802-1036 スーパーとかち1号 7020円
 画廊 10:40-12:00 帯広市民ギャラリー
 昼食 12:00-12:30 ぱんちょう 950円
 柳月 12:30-13:00 1Fイートイン利用
帯広駅→十勝川温泉 13:26-13:51 十勝バス(45番) 500円
 温泉 14:00-16:10 第一ホテル豆陽亭 1000円
十勝川温泉→帯広駅 16:19-16:45 十勝バス(45番) 500円
 六花亭 17:00-17:30 2Fカフェ利用
帯広駅→札幌駅 17:50-20:29 スーパーおおぞら10号 7020円

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水深2尋

古い「近状」にも書きましたが、僕は2061年まではこの世にいるつもりです。
そのときには92歳。現在45歳なので約半分。そう思うと感慨深いですね。

2061年はハレー彗星が次にやってくる年です。
最近まで小説「2061年宇宙の旅」を読んだ影響だろうと思っていたのですが、元ネタがもう一つあることを思い出しました。小説家マーク・トウェインの逸話です。

マーク・トウェインはハレー彗星がやってきた1835年に生まれています。
生前のトウェインは「自分はハレー彗星とともに地球にやってきたので、ハレー彗星と共に去っていくだろう」と話していたそうです。
そして、自身の予言どおり、次にハレーがやって来た1910年に亡くなっています。
予言なのか執念なのかわかりませんが、面白い話ですね。

前回のハレー彗星最接近(1986年)にこの話を聞いて、自分に当てはめると2061年はキリがいいなと思い、2061年までは生きると言い出したのでした。
その頃は冗談でしたが、最近は割と本気で目指しています。
健康で長生きしたいですね。

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45年後

映画「のび太の大魔境」が絶賛公開中ですが、ドラえもんの最終回はいくつあるかご存知ですか?
調べてみると(ほとんどWikipediaに載ってますが)、沢山ありますねえ。

優等生的な答え<ドラえもんはいつまでも続く>
ドラえもんはループ世界なので、雑誌連載が終わっても彼らは永遠にあの世界で暮らしている・・・のです。
便宜的な最終回1「ドラえもん未来へ帰る」
1971年掲載。藤子不二夫全集1巻収録
連載開始から1年後に描かれたもの。当時の連載が小学館の「小学四年生」のため、5年生に進級すると読めなくなるという特殊な事情から描かれた。
タイムトラベルの禁止によりドラえもんが現代に留まることができなくなる話。
便宜的な最終回2「ドラえもんがいなくなっちゃう?」
1972年掲載。藤子不二夫全集1巻収録
「ドラえもん未来へ帰る」と同様な理由により描かれた。
のび太の成長によりドラえもんが未来に帰る話。
この後は掲載紙が拡大されたため、年度末の最終回は描かれなくなった。
暫定的な最終回「さようならドラえもんの巻」(第1期テレビ版)
1973年放送。(ソフト未発売)
日本テレビのアニメ版ドラえもんの最終回として作られた。
ストーリーは「ドラえもんがいなくなっちゃう?」に準じる。
撤回された最終回「さようならドラえもん」
1974年掲載。てんとう虫コミックス6巻収録
諸事情から連載終了となり描かれたもの。ドラえもんが未来へ帰る話であり、ストーリー的にも最終回らしい決着が描かれている。
執筆後に諸事情から(作者が思い直した説。読者の反響説)「帰ってきたドラえもん」が描かれることなり、「最終回」として作られながらも撤回された。シャーロック・ホームズ譚の「最後の事件」的な扱い。
都市伝説の最終回<のび太が病気>
1986年ごろに流行した噂。出典や伝播経路は不詳。
ドラえもんの最終回が夢オチだったなど派生形が幾つか存在するが、作者が公式に否定している。
二次創作の最終回<電池切れ>
1990年代にファンによって作られた小説および漫画。
ネットや同人誌で広がったが、小説は二次作者の意向で公開停止。二次創作漫画版は著作権問題でお蔵入りとなった。
ドラえもんが電池切れで動作しなくなり、ある科学者によって復活するというもの。
映画「ジュブナイル」(2000年)はこの話がヒントとなったことを公表している。
気分は最終回「45年後・・・」
1985年掲載。てんとう虫コミックス ドラえもんプラス5巻収録
のび太のところに45年後の大人のび太がやってくる話。
ページ数も少なく、特に感動的な盛り上げも無いため読み飛ばしてしまいそうですが、「もしこれが最終回だったら?」と想像しながら読むと含蓄の深い作品です。
小学館の学習誌でのドラえもんの連載は1991年まで続いている。体調不良による執筆中断期(1987年)、コンビ解消(1988年)とも時期がずれており、最終回を意識して描かれたのかは不明。
掲載された最終回「ガラパ星から来た男」
1994年掲載。てんとう虫コミックス45巻収録
小学館の学習雑誌での連載が終了した後、連載25周年を記念して描かれたもの。
連載誌に載った最後のエピソードであり、単行本の最終巻の巻末に掲載されている。書誌学的にはこれが最終回であろう。
銀河中心にある「ガラパ星」の遺伝子操作で作られたアリと戦う話。タイムパラドクスが駆使されており読み応えはあるが、ドラえもんシリーズの終わりを匂わせるような内容は含まれない。
ひとまず最終回「ドラえもんに休日を?!」
2005年放送。(ソフト未発売?)
1979年から続いていたアニメ版のスタッフ総入れ替え(声優・制作)に伴う区切りの作品。
通常放送の最終回として「45年後・・・」、翌週の特番では「ドラえもんに休日を?!」が放送された。
「~休日を」の原作(てんとう虫コミックス35巻)は、のび太の自立をテーマにしているが、最終回らしさはないため、アニメ版ではエピソードを膨らませ「現スタッフで作る最終回」にふさわしい話となった。

などなど、多岐にわたります。
どれを最終回とみなすかは読み手に委ねられている、ということで良いでしょう。

僕は「45年後・・・」が最終話にふさわしいと思います。
大人のび太と少年のび太が年齢差からチグハグな会話を交わし、それでも最後はお互いに何かを得て日常に戻っていくという象徴的な構成であることがその理由ですね。
少年時代は永遠に終わってほしくない、けれど「成長」を避けて通ることはできないという葛藤を、タイムマシンで上手く回避しています。

ドラえもんの連載開始は1969年12月なので、今年で連載45年です。
ついでに、僕も今日で生誕45年になりました。
大人のび太の語る「遠い昔によんだ本をもう一度よみ返してみたい。そんな気もちかな」というセリフが、ようやく実感できるようになってきました。

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Over the 3000

本年度の自転車走行の累計が3000Kmを越えました。
昨年は11月11日に達成したので、今年は約1週間遅れです。8月の長雨が悔やまれる。

本日のコースは東千歳までの往復100Km。
午前9時にサイクリングロード集合。北広島→長沼と勝手知ったる道を延々と進みます。
初めて長沼を走ったときは地平線まで続く道に距離感を失いかけましたが、何度か走ってランドマークが頭に入ると楽しい。無意識のうちにペース配分出来ているんでしょうね。
東千歳バーベキューマオイの丘と回って15:30に解散。

早めの解散のような気がしますが、本日の日没は16:10。すでに空は暗くなりかけています。高緯度地方の昼は短いですね。

といいつつ、真っ直ぐ家に帰らず苗穂温泉へ寄り道。
温泉なのに入浴料420円と格安。寒空の下酷使した筋肉をほぐしてきたのでした。
ロングラン+温泉のコンボは実に快適。来シーズンは定番にしようかな。

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そして沈黙

Image 1 いささか旧聞ですが、札幌市の自転車走行空間で死亡事故が起きたとの事。
被害者のご冥福をお祈りします。

事件が起きたのは2013年7月19日、札幌市中央区の自転車走行空間です。
60歳の男性が信号待ちで停止していたところ、後方から来た乗用車に轢かれたというもの。
この事件が特異なのは「停止中に後ろから轢かれた」「事故が自転車用レーンで起きた」という2点でしょう。

この自転車用レーンは昨年実験的に設置されたものです。
北1条通りの西4〜7丁目の4ブロックに渡って、路肩が青く塗られています。
現場を自転車で通ってみましたが、路上駐車の多さと、ランブルストリップ(細かい段差を連続的に設ける)と、無茶苦茶な誘導ラインの引き方で「とても走れたものではない。真面目に走ると死ぬ」と思いました

Fig.1今回の死亡事故が起きたのは、その中でも特に危険だった西6丁目の地下駐車場出口。
ここを通る自転車は、前方の駐車場出口を避けるため、外側線をまたいで第1車線に出るというアクロバティックな動きを要求されます。後続の車から見たら「自転車何やってんだ!」と怒られて当然の挙動を強制されるのです。

車道に出た直後に、今度は路肩へ戻るラインが引かれています。
ところが、この導線は地下駐車場出口の導線と交差します(写真1)。駐車場を出るクルマから自転車はブラインドで見えないし(写真2)、クルマは右折気味で自転車は左折気味に交差する(写真3)という、事故を起こすために設計したとしか思えない無茶苦茶な構造になっています。

Image 2あまりにバカバカしいので、北海道開発局に設計意図を問い合わせました。
担当者曰く「自転車は路肩、第1車線どちらの走行も認められているのだから、レーンの構造は正しい」の一点張りです。
挙げ句の果てに「この場所が少し通り難い事は知っているが、そこを自転車がどう通るかも含めて社会実験と考えている」との発言です。
それは他人の命を危険に晒してまで実験する必要がある事でしょうか? そのように尋ねてみたのですが、まともな答えは返ってきませんでした。

Image 3そこへ来て今回の事故です。
停止線で停車中に追突されたのですから、自転車には何の非もありません。
クルマの不注意も責められるべきですが、そもそもこんな危険な構造を作った者も何らかの責任を問われるべきでしょう。

Image 4しかし、責任者である札幌開発建設部も、担当者であるらしい札幌都心部自転車対策連絡協議会も、現時点では何も声明を出していません。
「社会実験」を名乗る場所で事故が起きたのだから、構造上の欠陥がなかったのか、事故はどうして起きたのか、市民に知らせるのが義務です。
それを放棄した組織が作ったブルーレーンは殺人装置と呼ぶ他ありません。

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運河の町

1泊2日で小樽旅行。
小樽は年に1・2度は訪れますが、市街に宿泊するのは初めて。

IMG_0398.jpg先ずは祝津にある「おたる水族館」へ。実は一度も行ったことが無かったのです。
水族館では時間を決めてショーが開催されています。
アシカ・ペンギン・イルカなどなど、いずれもよく訓練されていて面白い。
旭山動物園などでペンギンパレードを見たことがありますが、ペンギンは基本的に芸を覚えないと聞いていました。あくまでも道に沿って歩くだけ。
しかし、おたる水族館ではペンギンが飼育員さんの言うことをそれなりに聞いています。
かなり苦労したんでしょうね。

IMG_0415.jpg水族館の後は小樽に戻り、「花ごころ」で昼食。ここは旧安田銀行の建物を改造した施設。
中央ホールには造花の桜の木が一本丸々置いてあります。この贅沢な空間の使い方は見事。個室から広いホールが見渡せて、なかなか楽しめました。
2階席もあるそうで、自由に上がって写真が撮れるようです。
お値段はそれなりで、お味は・・・? 味に拘らないリッチな人と行くには良いと思います。

IMG_0434.jpg本日の宿泊は「小樽ゲストハウス」。
昭和初期に建てられた個人宅を改造したレストラン兼ホテルです。
本館に3室しかないというアットホームな感じ。

ここの目玉(だと勝手に思っている)は屋上テラスです。
高台から小樽湾が一望できます。
デジカメで拡大しながら、「あそこがウィングベイで、これが観覧車で」と、夜景散歩を楽しめました。

翌日はメルヘン交差点をベースにベタな小樽観光。
群雄割拠のお店がそれぞれ工夫を凝らしている様は見ものです。

小樽が運河を観光資源にしたのは昭和60年代に入ってから。
それから30年弱で「小樽といえば運河観光」と全国的に認識してもらえるようになったのですから、地元の努力はたいしたものですね。