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深夜の攻防戦

我が家には4年ほど前から毎月のように迷惑電話がかかってきます。
日付は23〜25日の何れか。時間は深夜2時頃。
受話器を取ると発信音もなく、すでに回線が切れているという状態です。

初めのうちは嫌がらせ電話の可能性も考えましたが、それにしては毎月毎月律儀に掛かりすぎる。
どこかの店の自動送信システムがエラーを起こしている可能性が高そうです。

あまりに続くのでナンバーディスプレイを契約しました。
非通知で掛かってくるので相手の番号は分かりませんが、電話機の設定で「非通知なら着信音を鳴らさない」としたので、とりあえす夜中に叩き起こされる事は無くなりました。

今月25日のこと。午前3時にベルが鳴りました。今回は何故か発信者が見えています。
「犯人の電話番号遂にゲット!」と、意気揚々と相手に掛けました…が、犯人ではなかった様子。

相手はススキノの居酒屋さん。酒の発注先が我が家の番号と一番違いだったようです。
相手の発信履歴も調べてもらいましたが、我が家に掛けたのは今回一度だけという事でした。

4年越しの怨みを晴らせるかと思ったのに肩透かし。実に残念。
真犯人は「酒問屋」の発注者の一人なのか、それとも全く関係ない誰かなのか。
深夜の攻防戦はまだまだ続きそうです。

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2年縛り

IMG_8543.jpgiPhone6sの値段は10万円を超えてしまいました。
ガラケーが数千円で買える時代にこんな高価なものが売れるとは、消費者心理というのはよく分からないものです。

アップルファンの僕ですら毎年の買い替えは流石に負担です。
これまでも4sと6は見送りました。
6シリーズの大画面と丸いエッジがどうも好きになれないので、手持ちの5sで良いのではないかと、見送り体制に入っていました。

ところが、機種変更の試算をしてみると意外なことに「5sを使い続けた方が高くつく」という結果になったのです。
その理由の大半は「月々割」と「下取割」が2年で消滅してしまうことにあります。

月々割とは、毎月の料金から2000円近くが引かれるという仕組み。
携帯を分割で購入していると、割賦代金から月々割が引かれるので「実質ゼロ円」になるというよく分からない料金体系の事です。
下取割は読んで字の如し、以前使っていた機種を下取に出すと、毎月の料金から1000円引かれるというものです。

これら2つは2年間限定なので、僕の割引は今月で切れてしまいます。
つまり、来月からは毎月の料金が3000円も増えてしまうのです。
これは結構痛い。

一方で、iPhoneを6sに買い換え、手持ちの5sを下取に出すと3000円の割引が復活し、月々の負担額は同程度です。

悩んでいたところに別の割引情報が入ってきました。
自宅のインターネット回線をフレッツからソフトバンクに変更すると、スマートフォン料金が引かれるというもの。
これが毎月1500円。2年経過すると少し減りますが、それでも1000円引かれます。

これらを考慮して、「5sで割引なしの場合」と「6sの新規購入代+割引あり」の支払いを比較したのが下記です。
iPhone6sを購入するといきなり10万円の負担ですが、徐々に差は縮まって19ヶ月目には「新規購入したほうが安い」という計算になりました。
numbers_graph.png

試算表は次の通り。
5sのために支払っている月額は(1)4260円。これが来月から(2)7490円になってしまいます。
しかし割引を駆使すると6sの月額が(3)1842円になるという計算。2年経過して割引額が減ると(4)6482円なので、何か手を打った方がいいですね。
読み違えが多少あるかもしれませんが、大きく外してはいないはずです。
numbers_amount.png

このことはもちろんキャリア側も承知していて「2年経つと買い換えないと損ですよ〜」という結論ありきで、いかに「買い換えたほうがわずかに得」な設定にするか知恵を絞っているのでしょうね。
「モノを大事に使い続けること」の美徳はどこへ行ったのかという気がしますが、アナログ家電と違って電子製品の寿命は短い。経済を回したほうがグローバルに見ればみんな幸せ、だと思うことにしましょう。

5sを解約して格安SIMでの運用も考えていたのですが、それはまた別の機会に。

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消えた行列

IMG_8533.jpgアップル社のiPhone6sを買いました。
例年なら徹夜行列が話題になるのですが、今年は少し様子が違います。

そもそも何故行列ができていたかというと、アップル製品は家電量販店への入荷数がわからないことが多いのです。

ユーザーが予約をしても、初日に入手できるかどうかは当日にならないと分かりません。
一方でアップルストアや一部のキャリア旗艦店では十分な入荷数を用意しているので、並びさえすれば初日に入手できる可能性が高いのです。
あとは、世界中の人が行列に並んでいるので、ネットを通じで情報交換する一体感というかお祭り感でしょうかね。

IMG_0165.jpg事情が変わってきたのは昨年のiPhone 6発売時。
「並びさえすれば買える」を逆手にとって、某国の外国人団体が大挙した店があるようです。
しかも徹夜するのは数人で、開店直前に何十人も割り込むというマナーの悪さ。かなりのクレームが出ていたようです。

このため、6sは完全予約制にすることで、当日の飛び込み客は購入できないというシステムに変えてしまいました。
量販店で入荷数が確定すると、予約者には「何日の何時頃店に来られるか?」と連絡がきます。
これでは行列の出来ようがありません。

お祭り騒ぎがなくなったのは寂しいですが、iPhone人気が高まりすぎたので仕方ないですね。

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サロマ湖へ行く

IMG_8291.jpgここ数年JR北海道の経営合理化が進んでいます。
直接の原因としては2011年に発生した列車火災事故や、2013年に発生した脱線事故(それに続くレール幅異常放置の発覚)などでしょうか。
組合内の対立など社内の問題が表面化し、安全運行に対する要求と経営合理化の声が上がった模様。

しかし「安心・安全」をタダで実現できる訳もなく、一般乗客からすると「?」な状況が起きています。
「安全」に過敏になった結果、5〜10分程度の遅れが頻発。
車内販売が2014年4月から縮小され、ほとんどの特急の車内で何も買えなくなってしまいました。
そして、道内赤字路線の廃線や廃駅の噂が聞こえるようになり、いくつかは廃止が確定してしまいました。

今回訪れるのは、平成28年3月末に廃駅が確定した石北線の「白滝3駅」。
この路線の駅名は「上白滝/白滝/旧白滝/下白滝」と同じ名前が続くことから鉄道ファンの間では「白滝シリーズ」や「白滝4駅」として親しまれているようです。
今回廃止になるのはこのうち3つ「上白滝/旧白滝/下白滝」。いずれも通過本数が少なく、電車で訪れるのは至難の技。
今回は特急が停車する「白滝」まで行き、そこから自転車で白滝シリーズを見て、ついでにサロマ湖まで足を延ばすランです。これなら札幌圏から日帰りが可能。

夏休みの予定を立てた直後に豪雨で線路が流されてしまい、石北線はしばらく運行停止となっていました。
お盆中にはなんとか復活したのですが、急な運休や遅延が発生したらどうしようと、ドキドキしながらの輪行です。

旅行記はリンク先。石北線、白滝4駅

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グルメタウン

IMG_1593.jpgライダー倶楽部で栗山町サイクリング。
「札幌ライダー倶楽部」はmixiのコミュニティとして2008年に発足しました。
会員数は700名を超え活動も活発。
コミュとしては成功しているほうだと思うけど、ツイッターやフェイスブックが登場してからは移行の声もチラホラ上がっています。

FBは基本実名なので安心ですが、その代わり雰囲気が硬い気がしなくもない。
Mixiの様に「クローズドだけど匿名」というユルい感じで運営できないと、なかなか移行しにくいなと思っています。

今回の参加者はmixiのメンバーでありながら、FBのメッセージ機能で参加者を募るという不思議な経緯で集まったのでした。

朝9時に自転車の駅に集合すると豪脚メンバーが揃っています。「のんびり走る」というかけ声は何処へやら、長沼の平野に出た途端に30km/h巡行。
クロモリ+貧脚の僕は付いてくのに必死です。

スタートから2時間で栗山町の「廬山」に到着。
ただでさえ大盛りで有名なのに、ライダーにはサービス品が出てくるという大変なお店。
4人で一時間以上も粘って、なんとか平らげたのでした。ふぅ。

栗山町は特に名物がある訳でもなく(たぶん)、交通の便もそれほど良くないのですが、なぜか個性的な飲食店が軒を連ねていて、どれも客がたくさん。
グルメタウン栗山、まだまだ食べ尽くせません。

帰りは遠回りして丘めぐり。
この時期の北海道は実に美しい(*^^*)
走行は100km程度でしたが、ハイスピード走行のおかげで筋肉痛になってしまいました。